あなたの本の世界を変えましょう!

板宿の書店主から見た、本・まち・環境を語ります!

GWの前は大変

2011-04-28 16:56:23 | Weblog

4月28日ですが、本日入荷の雑誌は毎月30日、1日、2日発売のものも入荷しました。女性誌では家庭画報、STORY、婦人画報、すてきな奥さん、サンキュー、オレンジページ、女の子のコミック誌ではちゃお、なかよし、りぼんなどなど。平台を空けるのにも苦労します。

入荷が多いと配達も多く、嬉しい悲鳴です。

この時間でお疲れモード。さっさと帰ります。

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おつかれさま

2011-04-26 10:05:28 | 兵庫県中小企業家同友会

昨日、兵庫県中小企業家同友会・西神戸支部長のお疲れ様会が三宮でありました。

主賓は

ワタクシ

出席者の皆さん方の、

「森さん、お疲れさまでした。」から始まる、お褒めの言葉の嵐を聴くにつけ、お尻がムズムズするほどの心境になりました。

支部長の2年間は時間的には拘束されることもありましたが、100人規模の長はやろうと思ってもなかなかできないし、その意味でも非常に良き経験になりました。今後は少しでもこれを活かしていける人生にしていく所存です。

参加していただいた方々には深く感謝申し上げます。

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二人に幸あれ!

2011-04-24 08:02:21 | 出会い

昨日は、いたやにすとの冨永隊長の次女の結婚式・披露宴に出席させてもらいました。場所は垂水のSETREという名の、ウエディングに特化したホテルでした。明石海峡大橋のふもとにあり、海と橋を借景にできるいい感じのロケーションです。

昨日の天候は雨。しかも風も強く、新郎・新婦の後ろの景色は波頭が白く、雨も横殴り。天気がよく、青一色ならば・・・。それは次に取っておきましょう。

披露宴はとても楽しいものでした。同じテーブルに座る、娘を持つオヤジが冨永隊長の気持ちに置き換わったのか、泣きまくっていました。おぃおぃ、誰の結婚式や!

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里山の春

2011-04-11 18:35:31 | 里山

昨日、桜見物を兼ねて、里山へ登りました。

今年もいたやにすとの植樹した桜は開花しました。板宿八幡神社の参道からその雄姿は見えます。

今回の植樹には結婚を前に、愛の植樹が行われました。このネームプレートは特注です。

今年の苗木も含めて、これまでに植樹した苗木は芽吹いていました。

里山から勝福寺さんへ参拝しました。勝福寺さんの参道の桜はお見事で、その下を歩ける幸せを味わいました。境内にも立派な桜が満開で、春のひと時を憩いました。

桜の多い妙法寺川公園は人出で一杯ですし、バーベQのにおいが襲ってきますので、人のいないところで桜を愛でるのは格別です。

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『変わりゆく「支援本の棚』

2011-04-10 10:51:59 | 書店

  16年前の被災経験を、東北各県の被災書店へメッセージとしたいという原稿依頼を新文化通信社丸島社長から受けました。

  3月23日付新文化の一面に、「阪神大震災の“体験〟を活かして!」として、「神戸の地から被災書店へメッセージ」が記されています。トップに私の文章が掲載されています。 

『変わりゆく「支援本の棚』 

と題されております。文面は以下の通りです。

 

 予想だにしないとてつもない自然災害が到来しました。阪神淡路よりも規模も被災 範囲も広く、本にとって難敵の水(津波)のパワーに驚きました。大震災に遭遇された書店さんの無事を祈るばかりです。

 テレビの映像が16年前の記憶を蘇らせ、見ているだけで滂沱の涙です。当時の私も目の前に広がる現実としての、甚大な惨状と火災の嵐に茫然としたものです。店は辛うじて無事でしたが、通路には本がテンコ盛り状態で、配管がずれて、書籍は水浸し。停電が続き、シャッターを開けて、昼間だけ復興作業に携わり、幸いにも1週間で再開にこぎ着けました。

 あの時はデジタルがほぼない時代、テレビ、ラジオ、新聞とともに、雑誌の存在は大きかった。あらゆる情報の総括の意味も込め、震災関連の週刊誌や月刊誌も飛ぶように売れました。 

  再開店からすぐの時期、交通インフラが寸断している中、六甲の山を北から越えて、昭文社の牧野さんが来られました。背のリックには神戸市の地図が満載していました。「これを積んでください」こんな感動の営業はなかったですね。原形を留ず、 焦土と化した街並みに地図が不可欠でした。すぐ完売し、追加のフォローも迅速対応でした。

  次に注目したのは原付バイクの問題集でした。交通手段が皆無の中、小回りが効き、低コストな乗り物に被災された方は集中しました。通常なら平積商材ではあり
ませんが、衰えぬニーズがありました。
 

 

  ここで冷静に考えました。当店に来店されているお客様は全て被災者という属性を持った方々。避難所で被災者の欲しいものが時系列で変化したように書店でも変わるはず。お客様が復興するまでにどういった情報を欲するかを想定して注文しよう。そして、「被災されたお客さまの棚」を作り、そこには法律関連本、住宅再建への書籍、支援していただいた方々へのお礼の手紙の書き方などの実用書等々、様々な書籍を並べました。そして、総仕上げは震災写真集や震災ドキュメントビデオの販売でした。この2点は支援へのお礼にされた方が多く、「私たちが受けた震災の記憶を忘れないで欲しい」という思いが一杯詰まっていたに違いありません。

  

  16年の時を経て、デジタルの浸透や地域的な差もあり、当時の経験が活かせるかは定かではありませんが、震災から復興した書店員の実体験を頭の片隅に置いて仕事に従事していただけたら、少しは余裕を持って接客できると確信します。 

 

  店の復興以前に自らも被災者ですから、生活復興に歩を進めてください。お身体には十二分に気を付けて、慌てず着実に再開店に結び付けてください。神戸の地からエールを送ります!

 

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