埼玉のおじいちゃん社長不動産コンサル奮闘記

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TV南極大陸

2011-11-15 10:15:13 | Weblog

 

 

去る11/06の日曜の晩、TBSTVで南極大陸というのがあり、見ていたら、TVドラマですから歴史を忠実に再現しているのかどうかは分かりませんが、最初は国際観測隊の中に名乗りをあげて、南極大陸観測に行く事さえ大変だったのに、「宗谷」を改装してやっと南極まで行けたのは良かったが、氷がわれて、3ヶ月分の食料等を流氷と共に流されたり、第一次越冬隊を残したのちも、初めてのことでかっても分からず、観測小屋一戸を隊員の居眠りの火災事故で無くしたり、大変な苦労話が詰まっていて、とても面白く続きを楽しみに見る様に成ってしまいました。

そして11/7の朝日でも「宗谷」存亡の危機というタイトルで、今年は南極への初出航から8日で55年になり、今は「船の科学館」として利用されている「宗谷」の見学者がTVドラマが始まってからは前年の土日に比べて約10倍の3153人が(10/23)訪れたそうですが、皮肉にも一方ではこの船は老巧化により、修理費がかさみ一時は処分も検討されほどで、今年10月からは本館の展示が休止され、一緒に展示されてきた「羊蹄丸」は譲渡が決まり、とりあえず宗谷の処分は免れたものの、陸揚げしても8億円くらいかかるそうで、関係者には頭の痛い問題のようです。

私も「宗谷」のことは何も知りませんでしたが、完成は1938年でソビエと連邦からの発注で耐氷型貨物船として造られたが、戦争の影響で引き渡しされる事無く戦時中は特務艦として使用され、戦後は引き揚げ船としても使われたのち、海上保安庁の灯台補給船なり、大改造されて南極観測船となったのだそうです。去る11/11の日経夕刊では、今年の南極観測船「しらせ」が第53次南極越冬観測隊と夏隊で計64人を乗せ東京晴海埠頭を出港したと報道されました。最近は昭和基地とも無線連絡が出来るし、インターネーットでも南極のニュースが即見られる便利な世の中になって隔世の感があるのには感慨深いものがあります。

 

(株)市川不動産