こんにちは、こんばんは。3年目漕手の青木真太郎でございます。おかげさまで、元気に札幌の冬を過ごせています。テストもレポートも峠を越え、春休みへと秒読みに入っています。
更新が遅れてしまいました、すみません。来週は早めに更新します。
さて、先日、今シーズン初のクロスカントリースキーに行きました。行ったのは、ボート部御用達、滝野スノーワールドです。車を借りて行ったのですが、久々の雪道で少し緊張しました。
何とか無事に到着し、久々のクロスカントリースキーに挑みました。天気も良く、風も少なく、クロスカントリースキー日和でした。
最初はあまり起伏のないオーバルコース(トラック)でグルグルしながら体を温めて体の調子を確認しました。久々でしたが体は動きを覚えてくれていたようで、何とかそれらしく滑ることが出来ました。前日のワックスがけも功を奏したようです。
今回はシーズン初回、ということもあるので3㎞コースを回しました。懐かしいなーと思いながら最初の上り坂を登り切り、坂を下り始めると、「あー、滝野に来たなー」という感じで楽しさをかみしめていました。
(3kmコースからの景色。トレーニングに集中しすぎて映える写真を撮り損ねました。本当はもっといい景色の場所がいっぱいあります。)
初心者には苦しい上り坂も、曲がり切れずに雪山に吸い込まれていく部員も多い、カーブのある下り坂も楽しく滑ることが出来ました。上り坂はまだ体が慣れていないのか、ストック使いや足に力をかけるタイミングがあやふやだったからなのか、結構きついように感じましたが、下り坂でスピードを感じながら体をコントロールして下っていくのは結構うまくできました。
スピードを感じながら運動できるのは最高ですね。
ご存じの方も多いかと思いますが、滝野は札幌からほど近く、それでいて1㎞コースから16㎞コースまで様々な難易度と景色のコースが楽しめます。
山だけでなく、氷瀑も見られるので個人的に非常に好きなクロスカントリースキーコースの一つです。まあ、札幌近郊の何か所かしか行ったことはありませんが……
とにかく、こんな環境がすぐ近くにあるのは非常にありがたいと思っています。UTトレーニングとしての幅を持たせるのにはうってつけで、しかも様々な景色も楽しめる。エルゴは景色が変わりませんからね。さすがに2カ月も続けていると、ボートのように変わる景色が恋しくなります。
さて、クロスカントリースキーといえば毎年行われているマラソン大会ですが、今年は新型コロナウイルスの影響で、バーチャルでの開催となりました。
GPSをつけて自分が設定した距離を滑り、その時間を測って記録とするそうです。今回僕が測定した距離は50㎞(!)です。この距離は1年目の時に初めてスキーマラソンに参加した時と同じ距離です。
今から考えれば、人生で初めてクロスカントリースキーをしたシーズンで、3,4回練習しただけでこの距離のマラソンに挑んだ、という事実はかなり「ヤバい」と思います。おかげで順位はほぼビリでしたが、このマラソンで技術も精神も鍛えられたのは事実です。
計測に充てられる期間は1カ月で距離を合算してもよい、ということなので、こまめに滝野に通って練習を重ねてTT感覚で挑みたいと思います。今は16㎞x3+2㎞のプランで考えています。16㎞なら何とか頑張れるのではないかという希望込みです。
マラソンには応援が付き物、というか不可欠です。しかし、マラソンがバーチャルになってしまったので、コース途中の給食所の応援などがなくなってしまいました。「ボート部?頑張ってね!」と言ってもらえると本当に力が湧いてきます。「あと少し頑張ろう」と思えます。
応援なしでどこまで頑張れるか、あるいは頭の中で(それこそバーチャルで)応援を想像しながら滑るかもしれません。
1年目の記録(2年目の時は雪不足で開催されず)6時間半を更新することはできるのか。板を外して坂を上るという行為に出ることなく無事、滑り切ることができるのか、乞うご期待。
今回は、冬しかできないトレーニング、クロスカントリースキーについてでした。最後までお読みいただきありがとうございました。