こんにちは。4年目の門野です。
北大ボート部では、約1週間前から活動を再開しております。
北大当局からの発表に準じ、シングルスカルでの個人練習となっています。1度に練習出来る人数に制限があるため、1週間で乗艇できる回数は一人当たり1~3回程度となっています。ほとんどの部員が昨年の11月上旬以来乗艇練習をできていなかったため、皆いきいきと漕いでいます。
活動を再開した一方で、艇庫を宿泊目的で使用できず日帰りでの練習となっているため、自宅が札幌市内から遠い距離にある部員にとって、練習に参加しづらいという問題もあります。これまで宿泊の重要性について深く考えたことがありませんでしたが、ボート部のような市内中心部から離れたところで練習している団体にとって、合宿所があるというのは非常に重要なことなのですね。(小樽市で活動しているヨット部も同様だと思います。)
写真は今日(23日)夕方の茨戸。風がやや強かったですが、北西の風で波が立ちにくい状態であったため、シングルスカルを漕ぐことが出来ました。
ボートを漕げない期間、他の部員と顔を合わせることが出来ない期間で、部員それぞれ気が付いたことがあると思います。
(自分の周りにエルゴが無いとすごい不安になるなぁ~)(オンラインって便利だな。部員には会えないけれど、寂しくなくなったぁ)
自分は、自粛期間中にオンラインでの会議が増えたことで、オンラインがもつ便利さに気が付いた一方で、対面のメリットも再認識しました。オンラインツールの便利な点は、距離的な問題を解決してしまうということです。20日ほど前に、学習院大学さんとサーキットトレーニングをすることが出来たのは、まさにそのメリットを十分に活用しました。一方で対面でのメリットは、当たり前のことですが、相手の顔を見られることです。全体ミーティングでは、部員の顔を映すモニターとPowerPointの画面を同時に映すのが難しく、見えない誰かに話しかけている、という状態になることもあります。その点、対面では部員の顔と反応を見ながら話せるので、気持ち的に余裕があります。
今週の月曜日(20日)の早朝の茨戸。ここまで最初から乗艇不可だった日はありません。天候に恵まれています。
そして、茨戸に来るようになってから気が付いたこともあるのではないでしょうか。
(あれ、艇庫ってこんなに遠かったっけ???)(茨戸って意外に水草が少ないなぁ)、(昨年よりもキャッチが巧くなっている!)
個人的には、エッセンの重要性をひしひしと感じる毎日となっています。漕手はもちろんだと思いますが、マネージャーもまた同じくです。
練習が終わってから、1時間弱自転車を漕いで自宅に帰り、そこから食事の用意になります。前日の残り物のおかずや味噌汁が残っていると楽なのですが、まだ慣れていない部分も多く、一から作るという日もあります。調理、食事、洗い物を挟んでから研究室に向かうと、かなり慌ただしくなります。(研究室に行かない学部2,3年生は自宅でオンライン授業のため、少し余裕があるかもしれません)
エッセンは栄養をすぐに摂取するという目的以外にも、時間を効率よく活用するという面でも大事な要素だと思います。
元々艇庫を持たない水産学部などは、毎日このような生活を送っていたのかと気づかされます。大学と異なり、エッセンが提供されない社会人選手などはどのように食事を摂っているのでしょうか?
現在工事中の茨戸耕北橋。艇庫から2㎞程の場所にあります。橋の位置をずらそうという工事です。
これによって、これまでT字路とT字路が組み合わさっていた交差点は、十字路になります。
この期間中にブログを書くことは、コロナ禍で何を考えているかを整理するうえではとても重要なことだと思うので、今後も引き続き投稿をしていきたいと思います。