こんにちは。2年目漕手の金谷です。
17日間にも及ぶ長い春遠征が終わって、戸田で受けた刺激を忘れないうちに札幌に帰ってきてまた頑張ろうと思っていた矢先に風邪をひいてしまい、数日間ダウンしていました。そのせいでブログの更新も遅れてしまいました。すみませんでした。
自分が今回の3日間の連盟合宿を通して、技術的なことを学べたのはもちろんのこと、ローイングの楽しさを改めて感じることができたのがよかったです。競技にのめりこんでいって勝ち負けにこだわりすぎるようになってからいつしか競技を楽しむことを忘れていましたが、クルーの動きがあってきてうまく艇を進めることができるようになったら楽しい、並べで勝てたら嬉しい、負けたら悔しいなどの単純な競技としての楽しさを改めて感じることができた、そんな合宿でした。
そして、もちろん楽しさを感じることができたうえで、ローイングをもっと上手になってレースで勝ちたいという気持ちも強くなりました。そこで、今シーズンの個人の目標として、「ローイングを究める過程を楽しんで、そのうえでレースに勝利する」を掲げました。もちろん、辛いことも多いでしょうが、そんな時はこの合宿で得た競技の楽しさを思い出して頑張ろうと思います。
担当したクルー
上から金谷、松井、小方
こんばんは、新3年目漕手の小方です。
北大ボート部としての春遠征は昨日(3/14)で終わりました。が、今日から大学連盟主催の合宿に自分含め4人参加しています。
艇種はエイトで男女計8艇72人、スタッフ含め総勢100人弱が集まる規模の大きいものとなっています。
14日間の合宿の後なのでもちろんハードではありますが、貴重な機会なので、別腹、デザート、3時のおやつ、といった心持ちで頑張ります。
初日のスケジュールは
ミーティング、顔合わせ
リグ出艇
懇親会
でした。
僕のクルーは国公立大中心のクルーで共通項が多い人が集まっているかなという印象です。
貸していただくエイトは一橋大学さんのエイトで、なんとバックウィングです。人生初のバックウィング、翼を授けてくれおれに。3日間で十分堪能させていただこうと思います。
リグ出艇では他クルーが一周で切り上げる中、僕のクルーはコースを3周しました。初日から気合い十分で、明日からが楽しみです。
懇親会は企業さん等の協賛の元、開催していただきました。
他大の漕手との交流が主たる目的ではありますが、同時に行われた卒部生懇親会に参加していた卒部生のお話も聞くことができ、とても充実した会だったと思います。
今日からの3日間で、少しでも多くのことを吸収して、部に還元できたらと思います。といって肩肘張りすぎず、1番は楽しむことを目的にオールをブンブンしてきます!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
3年目漕手の川崎千里です。
春遠征はついに最終日となり、全行程を終えました。
私は今回エイトに乗っていましたが、考えてみれば一年生とちゃんとクルーを組むのはほとんど初めてだったんじゃないかと思います。一年生を勝手に評価すると、”素質大いにあり、でも粗削り”という印象でした。
いや、私に比べて一年生の成長度はかなり高いです。むしろ、漕歴一年未満の漕手には当然に難解である”漕ぎの解像度”を高める機会として春遠征が上手く機能すればいいなぁという考えでした。
しかし遠征が終わった今では、一年生一人一人にもっと注力したかったという感想です。乗艇時間が決められている中、8人という大人数でコミュニケーションをとることはかなり難しかった。技術的な課題より、クルーづくりの課題の方が今は大きい気がします。
よく聞く話として、クルーを編成した時点で大会で残せる結果はある程度予想がつくというものがあります。クルーはより完成度の高いユニフォーミティを確立させることが最優先事項であり、個人の課題に時間を割いている暇はない。だからクルーを組む前に癖のないいい漕ぎをできるようにならなければいけない。だいたいこんな意図でしょうか。
特に8+なんてクルーボートの極みたいな艇種なので、ユニフォーミティを目指すのは当然ではありましたが、一人一人ともっと漕ぎの話をしたいなぁと感じていました。
とはいえ陸トレ続きで鈍った乗艇感覚を戻すことは出来ているはずなので、シーズンが始まれば後輩捕まえて小艇をぶん回したいと思います。
個人的には、久しぶりに漕げて本当に楽しかったです。蹴り出したあとはボートのことを考えるしかないあの時間は、やるべき事が明白になって心が軽くなったような感覚があります。艇の進みがたまに良くなるときのあの気持ちを得られるなら、あと半年は頑張れるかなと思います。
でもラストイヤーの身となった今では、もっとピリピリしていきたいですね。私の若さという名のエネルギーが、人生という名のアリーナに吸収されてしまう前に。