北大ボートblog

北大ボート部部員によるほぼ定期更新ブログ。

COX冬練論入門

2023-02-25 23:14:35 | 日記

 

 

 

2年目COXの納谷です。

 

 

シフトは27日なのですが、原稿を考えていたら完成してしまったので早めに投稿させてください笑

 

スタッフ通信も下書きは溜まってるので更新したいのですが、もう少し落ち着いたらにします!

 

 

 

近況としては食が疎かになり、女子艇にも乗れない体重になってしまって焦りまくりです。

増量期を思い出すとさらに食欲がなくなりますが、頑張らなきゃです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近他大のブログを読めていなかったことを思い出して、久々に読んでみました。

ひそかに尊敬してる東北大COXさんがオフシーズンのCOXについて書いていて、共感の嵐でした。

 

 

 

 

 

乗艇しない時期のCOXは何をしたらいいのでしょうか?

 

エルゴを見るというのは満場一致だと思いますが、スタッフとしての業務をどこまでするのか問題はいろいろ意見が分かれるでしょう。

そんなことせずにボートの研究だけしとけ!という人と、スタッフ業もやったほうがいいんじゃないのという人がいますね。

いろんな方向の考えを言われたり、自分でもずっと考えていたポイントでした。

 

 

 

私の中で徐々に形ができ始めているCOX論では、乗艇しない期間で1番大事なことは漕手を強くするために動くことです。

 

ちょっと悲しいことを言ってしまえば、COXの能力よりも漕手の能力のほうが直接的に勝敗に影響しそうだからです。

 

「能力0COXと漕手強め」vs「能力60COXと漕手弱め」だったら分かりませんが、「能力60COXと漕手強め」vs「能力63COXと漕手弱め」だと前者のクルーが勝ちそうじゃないですか?

 

 

 

COXが能力を1あげるより漕手がエルゴを1秒速くするほうが勝ちに繋がりそうと考えてたので、冬練での優先順位は「エルゴのサポート(+漕手とのコミュニケーション)>自分の感覚を養う」でした。

同じ時間なら、自分の能力向上に使うよりも部全体や漕手を見る方が部の勝利や組織力向上に繋がると思ったのです。

実際、自分の行動は少しは今年の冬練に影響を与えられたのではないかと感じています。

 

 

もちろん両方できるのが1番の理想ですが、実際はエルゴ見るのと授業とバイトと部の仕事と実習準備の両立でいっぱいだったので、春休みが始まったら授業の代わりに勉強するぞと意気込んでいました。

 

 

しかし歓送迎会の準備や新歓や諸々の仕事で手一杯になり、体調も崩して勉強どころかエルゴを見る時間も減ってしまったまま2月が終わろうとしています。

 

1番大事なCOX業ができてないとは何度も思いましたが、いろいろ見過ごせない性格なのはどう頑張っても治せそうにありません。

 

 

 

 

 

 

 

乗艇以外でのCOXとスタッフの線引きに唯一の正解はないと思います。

団体ごと、クルーごと、漕手ごとに求めるCOX像も違うでしょう。もちろんCOXごとに理想像も異なります。誰のCOX像に焦点を合わせるかによって動きも変わります。

 

周りの環境や意見と自分の考えをいい感じに調和させて、自分なりの正解を模索するしかないのかなと思います。

 

 

COXにしても部の運営にしても、もちろんエルゴのタイムの伸ばし方にしても、簡単に答えが見つからないことばっかりですね

 

 

 

 

 

 

 

でもCOXとしての能力が冬練で全く上がっていないかといえば、実はそうとも思っていません。

 

大熊コーチの動画もローイングの志も皆のエルゴ動画も自分の理想よりは全然研究できてないけど、エルゴをたくさん見ていろいろ考えて声をかけ続けることで上がった能力も絶対にあると思ってます。

増田(2)の存在も大きいです、増田の師匠・阿部(3)1年生のフォームについて一緒に話してくれたり、メニューの前に狙いや目標をLINEで共有してくれてます。

この共有が貴重な勉強材料になるので、とってもありがたいのです。

 

 

この前の高森(1)TTも自分的にはかなり激アツでした。上手く言葉にはできないですが、反省とか自信とかいろんなものを得れました。高森にとっても意味のあるTTになっていたら嬉しいです。

激アツといえば久我さん(3)の年末追い込みTTもアツかったです。

 

 

 

 

 

まあこんなこと言ってても、戸田で乗艇したら自分のだめっぷりに凹む自信しかないですが

 

 

 

 

 

 

 

結局乗艇でも冬練でも大事なことは変わらなくて、漕手のモチベが下がりやすい冬練期のほうがなんならCOXの腕の見せどころなのかな?という気さえしてきました。

水上では納谷のコールだから踏ん張ろうと思ってもらえるCOXになりたいし、冬練では来シーズンこいつの船に乗りたい、とかこいつも頑張ってるから頑張ろう、とかモチベになれるCOXでいたいです。

 

人のモチベになるには素晴らしい人間力が必要ですが、目標は高く

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鉄人の教え

2023-02-25 17:02:05 | 日記

こんにちは、2年目漕手の福田です。

 

冬ももう終わりに近づいていますね。チームとしては来月には春遠征も控えており、シーズンインに向けて冬練のラストスパートに入る段階だと思いますが、自分はこれまでずっと怪我で離脱していたため、最近エルゴなどを再開してようやく冬練が始まったという感覚でいます。

 

怪我を経験して、以前より動きの効率性についてよく考えるようになったので、今回は、身体の使い方に纏わる、ある興味深い話を紹介しようと思います。

(有名なYouTubeチャンネルの動画を見て知ったので、特に野球ファンの方はご存じかもしれません。)

その話というのは、元プロ野球選手の五十嵐亮太氏が現役時代、室伏広治氏に「腕を上げる」という単純動作から身体の使い方を教わった、というエピソードなんですが、

 

 

まず、立った状態で、腕が水平になるように右手を前に出したとします。

その状態で「右腕を上げてください」と言われたら、大抵の人は胴体を固定して肩を軸に腕だけを動かしますよね。

でも室伏氏曰はく、「右手の高さを維持したまま、しゃがみ込むようにして胴体を下げても右腕は上がることになる。アスリートとしてはこの考え方でなければならない。」ということです。

 

 

少しわかりにくいかもしれませんが、五十嵐氏は、「アスリートは、ある部分を動かそうとしたときに、別の部分も同時にうまく使いながらその動きをするべき」と解説していました。

 

初めてこの話を知ったのは1年以上前なんですが、そのときはあまりこの事の重要性を理解できていなくて、とにかくトレーニングでの負荷を上げることばかりを考えていました。要は、体の強度の向上によってパフォーマンスを上げようという考え方です。

もちろんこの考えも大事だと思います。ただ、稼働させる箇所を増やして、負荷をうまく分散させるという視点も同時に持ち続けないといけない、と今は考えています。筋量がそこまで多くないのにエルゴが速い人や、ハードトレーニングを大量にこなしてもケガしない人は多分これができているんだと思います。

 

また、個人的にこの話は、

「体の末端より、大きな力を生み出せる中心で運動を処理すること」、

そして

「重力を有効に利用すること」

の重要性も意味しているように思えて、ボートの競技動作に有効な考えをいくつも教えてくれているような気がしています。

 

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わりい おれ死んだ

2023-02-24 23:33:21 | 大会

こんにちは、1年目漕手の山田です。昨日から冬練第3期がスタートしました。しんどい冬練もいつのまにか3期に突入し、春三月がもうすぐやってくると思うと何か込み上げてくるものがあります。11月に冬練が始まってから4ヶ月近く経過してると知ってびっくりしました。時の流れって早いっすね〜


先日、エルゴ2000TTがありました。前回のブログでは7:20切ってベストを出す!と言いましたが、結果は……7:33.4。残念ながらベストを出すことができませんでした。コンスタントでタイムを落とさないことを目標にしましたが、2Q中盤から徐々にタイムが落ち始め、耐えることができませんでした。あまり良い内容ではなかったです。

2Qで死にました。わりい。


練習の成果が数字として表れないのはなかなか苦しいですが、自分の弱点が見えてきて今後の指針が明確になりました。今回の反省を活かして第3期を有意義に過ごし、冬練ラストのTTこそはベストを叩き出してやります。燃えてきたぜ

 

さて来週から春合宿が始まりますが、僕は選考漏れしてしまったので札幌でお留守番です。居残り組は僕含めわずか6人、スタッフも全員合宿について行ってしまうので寂しくなります。モチベーションを保てるか不安です。ですがここは踏ん張り時、合宿メンバーに追いついてやる!という気持ちで乗り切りたいと思います。


来シーズンが始まるまであと1ヶ月ほどでしょうか?もうず〜っとエルゴ、バイク、ウェイトをこなし続けてきて、正直もう飽きてきました。早くボート漕ぎたいです。新歓もありますし、ワクワクが止まりません!
来シーズン良いスタートを切るためにも、残りの冬練期間全力で頑張ります!さ、しまっていこう!

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ちょこ美味しいといいな!

2023-02-18 19:22:36 | 大会

こんにちは、2年目漕手のますだゆきです。



今村さん経由で、依田さんからボートの服をたくさんもらいました!!

左から大向(2)、柳(1)、住田(1)、倉内(1)

 

練習着ひとつでも、新しいの着るとなんだか嬉しい気持ちになり、モチベアップにつながるのは私だけですかね??

新人戦でもインカレでもあんまり買えなかったので、来年は戸田にいったら何か買おうと思っています。




そして今村さんからinゼリーももらっちゃいました✌️ ごっつぁんです!!!

玉川(2)、増田(2)、大向(2)

 

この日は2年目女子ミートの日で、座談会になっていました。新歓や遠征のこと色々話せて良かったです。ココアを買いに行ったけど炭酸を買ってきた玉川と、玉川が好きなコーラを買ってきた大向です。

ちなみに納谷(2)もココアで温まってました。

 





最後に薬学部紹介〜!

④分析化学

個人的につまらなかったので割愛。

 

⑤薬理学

私の行きたい研究室も薬理なので、楽しかったです。アドレナリン(Ad)の生合成から始まり、Ad受容体に‪α‬とβがあって、しかも‪β1からβ3まであって…。それぞれの受容体への作用薬、拮抗薬…。みたいな?

Ad以外にも、アセチルコリンとかヒスタミンとかドパミンとかーーーって頭ごちゃごちゃになりました。

 

 

以上です!

 

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春休み入ります

2023-02-18 13:05:15 | 日記

こんにちは!2年目漕手の阿部です。

 

昨日やっと研究室での発表が終わり、ついに春休みに突入しました!今はご褒美として、暖房のきいた医学部の図書館で、右手にはポテトチップス、左手にはiPadでクロちゃんのyoutubeチャンネルを見ながら優雅なひと時を過ごしています。試験前にはたくさんの医学生で埋め佃れていたこの図書館も、今では国試の過去問を来る日も来る日も解き続けている謎の勢力の女の子と、ポテチを食べている僕だけになってしまいました。寂しいですね。

 

さて、今日のメニューはB4でした。月曜日の2000TTを見越したメニューです。直前で1年目の小方が7分カットしてたらしく、目標は7分カットでした。最後頑張ったらいけるんじゃないかと思いましたが、甘かったです。結果は7分ジャストでした。悔しい。佐々木さん(4年目)にも言われましたが、これがずっと僕の伸び代なんですよね。僕は高いレートで引き続けるのは得意なのですが、中レートくらいで一本強く引くことが苦手です。疲れちゃうんですよね。これを克服するために、冬連初期から低レート、中レートの強化に取り組んできました。

 

ただ、一本の強さを求めて闇雲に足で押すっていうのはナンセンスだと思っていて、最初から最後まで足の力で押すっていうのはスクワットと同じだと思うんです。スクワットって、イメージしたらわかると思うんですけど、50kgで50回もやったら十分疲れて、挙上スピードが遅くなるじゃないですか。つまり、エルゴを純粋に足の筋力だけで押そうとすると、ドライブスピードは必然的に落ちやすくなるわけです。でも例えば50kgの重りを投げられたらものすごいエネルギーを感じますよね?これと同じで体重が50kgの人が思い切り後ろに体重を飛ばすだけでものすごいエネルギー量を発揮することができるんです。これにハンドルを上体につなげて、体幹で上体と足をつなげて、足で支えてやれば、スクワット50kgと同じ重さで引くことができる上に、体重を飛ばしているだけなので、疲れにくくドライブスピードが落ちにくい、つまりエネルギー量を高く維持したままドライブできると思うんです。ただ実際にはこの体重それが今までの僕の漕ぎでした。しかし、この漕ぎでエルゴを続けていてもは筋力的な強化が得にくいなと思っていました。

最近はそこで、この体重移動を早くするために、股関節の伸展動作の動きを重点的に練習しています。それがルーマニアンデッドリフトやハイプルです。これらの種目は股関節の進展でついた勢いを、バーの動きに落とし込み、さらにそれらの動作の間、足で地面を支え続けるという、ボートのドライブ局面と似ていると思ったのです。これらの種目のおかげか、徐々に股関節で力を出すという感覚が育ってきているような気がします。ただ、気がする程度で、まだエルゴでは再現出来ていません。ウェイトの後、毎回エルゴで動作を確認してるのですが、エルゴでの股関節進展の幅との違いもあり、なかなか良い感覚には出会えてません。もう少し続けてみようと思います。

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