こんばんは、2年目COXの納谷です。
明日から新体制ということで、ちょっと間が空きましたがOX盾の振り返りをします。
COXの成長過程がもっとブログで読めたらいいのにとずっと思っていたので、自分でのこしてみようと思います。
私はこのOX盾が初めてのクルー作りの経験でした。
①クルーマネジメント
②COXとしての技術
の二つの点について、
①は、これまでほぼ関わりがなかった後輩男子に話しかけるところからでした。
まずは仲良くなろう!と意気込んでましたが、初めの頃は練習後にびくびく話しかけて微妙な笑顔を返されてへこむ、をくり返していました笑
1年目が多いということで、個人的には毎回質の高い練習を作ることを特に意識していました。上手くいかない時や何か伝えたい時には、何を話すべきか、どんなふうに話したら自分の気持ちが届くのかを悩みながら話していて、これがめちゃくちゃ難しかったです。
私なりに今の自分の最善は尽くせたと思うので、これからもっと最善のレベルを上げていきたいところです。
初めに新トレ陣に「COXだから反応する、じゃなくて納谷のコールだから反応する、みたいなCOXになってほしい」って言われてからずっとこの言葉が頭にあって、どうすればそんなすごいことが実現できるんだ?ってずっと意識していました。
だから上野さんに達成できてたんじゃないって言われたときは心臓飛び出そうなぐらい嬉しかったです。
この言葉は今後も私のクルー作りの目標であり続けると思います。
一方②はやっぱり、成長はしてるけどまだまだレベルが低いです。
艇を感じることは、先は遠いけど少しは上達できたと思います。
漕手が上手くなるにつれて艇の感覚も変化して、「この感じはこういうことか!」っていう発見がたくさんありました。まだまだわからないことも多いですが、漕手や上野さんの感じたことと自分の感覚がかなり合うようになって嬉しかったです。
初戸田でのアップや練習の回しも、心配してたより上手くできました。初出艇は戸田に圧倒されてもたついてしまいましたが、思い切ったとっさの判断が上手くいったり、他の人の助けがあってこそですが事故なく終われたのも自信になりました。
でも風への対応やラダー、予想外の出来事への対応などが上手くできずへこむこともたくさんありました。コールも思うところはたくさんあって、考えたら悲しくなります。
レースの大きな反省点はふたつでした。
一つは予選のスタートでの蛇行で、スタート時に若干バウサイに曲がっててストサイに切ったら、切りすぎてなかなか修正できなかった点です。
二つめは敗復の発艇台への艇付けで、急なレーン訂正に上手く対応できずに落ち着いて付けられなかった結果、時間もかかったし私の焦りや動揺をクルーに伝えてしまいました。
2レース終わったあと、上手くできなかったところがめちゃくちゃ悔しかったし申し訳なくなりました。
いきなり熟練COXみたいに上手くはなれないけど、積ませてもらう経験をひとつも無駄にしないように、へこんで頑張るをくり返すしかないなと思います。
反省はこんなもんです。初めて戸田で相手を感じるレースができて、楽しかったです!
あとは長くなるけどどうしても書きたいのが、COXの先輩方にたくさん助けてもらった話です。
毎日息をするようにお世話してくれた船山さんと奥田さん、函館から練習報告を見守ってくれたりたくさん連絡をくれた地崎さんと長坂さんには感謝しきれないぐらい助けてもらってしまいました。
私が船山さんと奥田さんのお世話になりまくりなのは皆知ってるので地崎さんと長坂さんの話をすると、地崎さんは相談するたびにとんでもなく丁寧でわかりやすい回答をくれて、とんでもなく上手に励ましてくれます。地崎さんの言葉にはいつも救われてますが、レース勘についてのノートに書いてくださった言葉にはとくに何度も励まされました。
長坂さんもとんでもなく心配して気にかけてくれて、何かあるたびにフォローしてくれたり私の弱音を永遠に聞いてくれるうえに、いつもさらっとすごいアドバイスをくれます。COX頑張ろうと思えたのも長坂さんのおかげです。
私がCOXできているのはこの4人のおかげです!!
これからもっと成長できるように頑張るので、見守っていてください〜