陸上が大好きなのでマラソンの話題を。
今日は大阪国際女子マラソンがありました。リオ五輪の選考会です。
このマラソンはコースがフラットで好記録が出やすい世界屈指の好コースと言われています。また今日の大阪は気温も湿度もマラソンに理想的なコンディションでした。
結果は2013年のモスクワ世界陸上で銅メダルを獲得した福士加代子選手が優勝しました。ゴールタイムは2°22'17でした。これは日本歴代7位相当の好記録です。おそらくリオデジャネイロオリンピックは内定です。福士選手は給水のときにスペシャルドリンクを相手選手に渡したりしていたので勝ってくれてとてもうれしいです。
福士選手が好記録を出せたのは一体なぜでしょうか?
もちろん福士選手が五輪選考会で勝つだけの勝負強さと練習を積んできたことがほとんどでしょう。それに加えて挙げておきたいのはペースメーカーです。
日本陸連がリオ五輪派遣の基準記録として2°22'30を設定しました。このタイムは5kmを16'40-16'50(100m→20秒くらい)という女子マラソンではかなりのハイペースです。
ペースメーカーの人はこれを正確に刻んでいました。かなり優秀なペースメーカーだと思います。大阪国際女子マラソンではここ2年間ペースメーカーをつけていませんでした。オリンピックにかける日本の陸上界の熱い思いが伝わります。
今回のレースは福士選手を引っ張ったペースメーカーはかなりの実力者です。うまい人や速い人に引っ張ってもらうとうまいこと実力(やそれ以上の力)を出せるということはよくあります。福士選手のような文字通り日本を代表する選手でもきっとあります。
私たちアマチュアスポーツ選手でもきっと当てはまりますよね。
例えばエルゴを漕ぐ時。隣の先輩がいいリズムで刻んでくれたり元気な声を聞かせてくれたら元気がでるし早くエルゴを回せるのでは。
実力のない選手は勇気を出して強い選手についていこう。もっともっと高いレベルを目指して。
そんな集団を目指して北大ボート部は更なる切磋琢磨をします。