北大ボートblog

北大ボート部部員によるほぼ定期更新ブログ。

遅れましたが新人戦の振り返りします。

2022-10-31 18:11:30 | 大会

皆さんお久しぶりです。二年目漕手の井上です。割とみんな書いているので、それに乗じて私も新人戦の反省を何となく書きたいと思います。

エイトの4番として乗り、漕手としては私と西井君除き6名が1年生のクルー構成でした。正直乗る前はおめーらまともに漕げんのかよって感じでしたが、いざ漕いでみるとあらびっくり想像以上に上手いじゃないの。ってか俺一番下手じゃね?って感じでかなり1年生にビビりましたね。先輩としての背中見せつけたろかなーと思っていましたがそうもいきませんでした。7人目の1年生という感じだった気がします。

ほんで練習に入ったらきついのなんのって。シングルで漕いでいたときはきつくなっときはレートを下げるという感じでしたが、エイトはもちろんそうもいかないので、めちゃくちゃ長い距離をほとんど休憩取らず漕いでいたので負けてらんねーなぁなんて思ってました。

大会前の話はこんなところで終わりにして、大会のことについて

予選時のタイムでは8位でこのままだと入賞できるのでは?とクルーみんなで話していましたが、結果としては準決落ちでした。クルーの目標は準決進出だったので目標は果たせたのですが、個人的には悔しさの方が大きかったです。準決に進出した時点で他のクルーが皆実力では上で、実際そうだと思うのですが、自分でそう試合前から認識していたことが負けたことよりも悔しかったです。そんなわけでこれから頑張ります。

大会での話はここで終わり。一緒に漕いだクルーへ一言。

小方 もうちょっと態度でかくなっても良いと思うよ。

西井 技術的にも性格的にも抜きんでていたと思う。一緒に漕いでくれてありがとう。

池田 生意気なとこも嫌いじゃない。

瑞岩 お前はよくわからん。

山田 一番元気でしたね。意識飛びそうなときに何度起こされたことか。

金谷 太りなさい。

高森 練習初めの時にいろいろ指摘してくれてありがとう。迷走せずにすんだ。

coxの納谷ちゃん 引き続きよろしく。

上野さん 無理言ってコーチを引き受けてくださりありがとうございました。かなり心の支えになりました。結果で恩返しします。

最後にクルーの写真。後ろから3番目が俺。高森君見切れてるごめん。

 

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スタッフ

2022-10-31 00:15:29 | 日記

 こんにちは、または こんばんは。2年副務の ジャガーこと、吉川です。新人戦期間は結果の報告だけをしていたので、ちゃんと自分で考えた記事を書くのは3か月振りです。

 最近は新人戦とか大会関連の記事が多いので、普段は日の目を浴びることの少ないスタッフの話でもしようかと思います。

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 今のスタッフの現状を一言でお伝えします。

 

もう・・・

 

 

 

圧倒的人手不足!!

 

 

 

まじで人手が足りません。1人でも欠けると、いつも通りに部を支えることができなくなります。

具体的に、今の全学スタッフのメンバー配置をお話しします。

ひなたさん(3) ・・・陸監 or モーターボート

納谷(2)    ・・・男子付きフォアCOX

ぼく(2)    ・・・陸監 or モーターボート

ゆり(1)    ・・・エッセン

ヤナギ(1)   ・・・エッセン

涼子(1)    ・・・男子エイトCOX

陸とモーターは 数少ないボート免許持ちの現役部員である、ひなっちゃんと僕で持ち回りで担当してます。他(COXとエッセン調理)の子たちは 完全に仕事が固定されちゃってます。ちなみに平日も、補食としておにぎりを作って提供し始めました。なので、平日・休日問わず ずーっと配置は変わりません。

 

 毎日同じことしかやってなくて、刺激が全然無いんです。夏休みまでは、モーターボートの運転や陸監も、基本的には他のスタッフやコーチ陣と一緒にやってたので時折雑談を挟んでいましたし、他にも みんなに喜んでもらえるようなエッセンのメニューを考えたり、味付けにちょっとこだわってみたり、ドローンで空から漕手のみんなの様子を撮影したり、、いろんな仕事をしていたのに。

 今はモーターは運転手1人しか乗らなくなってしまい、運転もビデオ撮影も安全確保も1人で全部やらないといけません。陸監も当然、漕手が水上にいる間は孤独ですし、みんなペケレットへ行くので、ビデオを撮ろうにも被写体が無い(それはまったく悪いことでは無いからいいけど)のでとにかく暇です。他人に気を遣う必要がないぶん楽ではあるけど、退屈だし孤独です。

 ゆりとヤナギサンは もうここ1か月エッセン調理しかしてない気がします。この2人こそ、毎日同じことの繰り返しに飽き飽きしてるはず、、。涼子もモーターボートには久しく乗っていない。納谷もそう。モーターの運転の仕方 忘れちゃってないかな。せっかく免許取ったのに。

 今年の新歓の個人的目標はもうとっくに決めました。とにかく、スタッフをたくさん入部させる。マネージャー志望も、コックスに興味がある子も。来年度は、ぼく自身が実習や授業だけでもそうだし、大学祭の運営にも関わる(獣医学部は3年生が主体となって企画・運営を行い出店します)ので今よりはるかに忙しくなり、茨戸へ行けない日がかなり出てきてしまう気がします。そうなるともっと人手が足りない(今の1年生が新たにボート免許を取得するとは思うけど)です。とにかく、人数がいればなんとかなるので、従来の方法に加え、マネージャー志望・コックス志望を狙い撃ちするような企画も積極的に行いたいと思います。

 個人的要望として、男子のスタッフも欲しいな。現状、男子のスタッフは僕と長坂さんしかいない(しかも長坂さんは函館にお住まい)のです。他はみんな女子だしほとんどが文系という、対極の存在なので、仲間がいないことに実は結構悩んでいるところです。ぼくが、男子マネージャーという世間一般の基準だと異端な存在になることを決めたのは、門野さん(2017入)、岡崎さん(2017入)、和田さん(2018入)、船山さん(2019入)といった、先輩の男子スタッフがいらっしゃったからなので、、

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 ずいぶん砕けた書き方になりすみません。実習のレポートと期末試験(秋ターム前半の科目。11月の初めにある)の勉強に追われていて、疲労と眠気に襲われているもので、、。

 冬練期間に入れば、授業もそこまで忙しくなくなり、茨戸に行くことも無くなって時間ができると思うので、その時はもっとまともで面白味のあるブログを書きます。

 それでは失礼いたします。

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あと!重要なことです!

エッセンにかかる費用への寄付をくださった方々、本当にありがとうございます!!少なくともお名前が分かっている限り、杉木さま、壽啓一朗さま、本田こうじさま、高橋修さまより頂いております。


※(追記)壽さまのお名前の漢字を間違いがありましたので修正しました。失礼いたしました。

 

(見出し画像は、純大(左,3)の服の汚れをホースの水で落とす あべたい(真ん中,3)と、それを見てニヤニヤする まさすけ(右,2)です。適当に画像選んできました)

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心からのenjoy rowing

2022-10-29 21:47:30 | 大会

こんばんは。2年目漕手の安永匠です。時差ですが、投稿させて頂きます。

 

最後の力を振り絞って、負けました。あの日のこと。微かな明かりが僕らの手の届くところまで来ていました。掴もうとしました。逆風の中、何度も脚蹴りを入れて、死に物狂いでスパートを掛け…。しかし希望の光はゴールラインで消えました。勝負は尽き、レースが終わった後の自分は涙が抜けて枯れ葉そのものでした。目標に向かって本気でレースをしたはずなのに、ただ辛くて、苦しいだけで終わりました。全てを出し切ったなら少しは満足できるだろう。そんな風に思っていましたが、それでも満足できませんでした。悔しさだけが残りました。

 

嵐は過ぎ去り、気持ちは晴れるどころか曇り始め、悩むことが増えました。新人戦を経て気付いた「運営する」ことの難しさ。2年目代表という名ばかりの職を得て満足していた自分に重くのしかかってきました。特に責任感もない自分は、全部他人任せでした。不甲斐なさを感じました。リーダーシップって何なんだろう。考え出したらどんどん自信が無くなっていく様な気がして、でもプライドがそれを認めませんでした。

 

色々一段落して、ボーッとしていたときふと、「ボートにとって最高の瞬間とは何なんだろう」と思いました。レースを見てワクワクするのは分かるけれど、それだけがボートの本質なんだろうか?そんな時思い浮かんだのが、最終日に見た表彰台に呼ばれる大阪大学のM4+(今回の新人戦で優勝)の姿でした。彼らはとても疲れていました。しかしその疲れた顔に浮かぶ表情には、何か僕が感じたことのないような、絶対的な達成感、そして喜びが現れていました。そんな彼らは教えてくれました。ボートにとって最高の瞬間、それは「勝利したときだ」と。

 

よく、レース前にこんなことを言う人がいます。「自分のベストを尽くせば結果オーライ」。よくそんな簡単な言葉で片付けられるなと僕は思います。否定はしません。ですが、ボートは「勝つからこそ楽しい」んです。もっと言うと、ボートを最高に楽しめる瞬間は、「勝利」したときだけなんです。(僕はまだ、大きな大会で勝利を手にしたことは無いので偉そうなことを言えないのは重々承知しています。)ボートは自分の有酸素能力を最大限発揮して2000mを漕破するクレイジーなスポーツです。苦しくて、苦しくて、それでも漕ぎ進めます。なので楽しくなきゃ絶対面白くないし、だからこそ「楽しい」を求めることに価値があると思います。(どんなスポーツであっても、スポーツなら楽しむべきです。)

 

僕は心からボートを楽みたい。だからこそ絶対に勝ちたい。

 

初めてそんな気持ちになれました。誰よりもボートを楽しみたい。大学生活をもっとボートで充実させたい。もっとボートを好きになりたい。

 

そのためには、この北大ボート部を勝てるチームにしたい。

 

一人で頑張ることなんて出来ない。誰かと競い合える、お互い励まし合える仲間が居るからこそ強くなれる。チームは絶対に必要です。そしてチームの一人一人が「勝ちたい」と思えば思うほど、勝利は近きます。当たり前のことですが、本気でそんなチーム作りをしたいと僕は思っています。この新人戦を通して、誰も「負けていいや」なんて思った奴は一人も居ないと思います。みんな悔しい思いをして、絶対に上位に行くんだと思えたはず。だとしたら、僕たちは今、想いを一つにした強いチームになっているはずです。

悩みは尽きないけれども、答えが出ていないわけじゃ無いと思っています。僕は誰よりもボートを楽しみたい。そして誰よりも勝ちたい。だったらその誰にも負けない想いをもってこのチームを「勝利」に導けば良いじゃないか。その熱い想いをみんなで共有すればいいじゃないか!僕は仕事が出来るわけじゃないし、責任感で物事を進めるのは苦手だけれど、熱い想いでは負けない。負けたくない。久我さんのように熱い想いで皆を引っ張っていける、そんな存在を目指したいと思います。

 

ここからインカレまで、辛くて、苦しいと思う。けど、皆で勝つんだったら、本気でボートを楽しむんだったら、諦める訳にはいかないよね。

 

来シーズンも是非応援の程宜しくお願いします。

 

最後までお読み頂き有り難うございました。

 

 

 

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5番

2022-10-28 20:47:03 | 大会

こんばんは、1年目漕手の瑞岩です。

前回の自己紹介ブログでは事実を羅列しただけになってしまったので、しっかり考えて(?)ブログを書くのは今回が初めてですね。

新人戦までの振り返りを書きたいと思います。

私はオッ盾のクルーを組んだ頃からほぼずっとエイトに5番として乗ってきましたが、最初のうちはペケが長い、終わらない、とネガティブなことも考えたりしながら練習していた覚えがあります。それがいつからかは分かりませんが、そういうことをほとんど感じずに練習をこなせるようになりました。

また短期間ではあったものの7番に乗った経験からして、5番はかなり安定していて漕ぎやすいポジションであると思っています。そして前3人がいいリズムをつくってくれるから、それに合わせればいい(by上野さん)という安心感があり、おかげで乗艇技術も向上したんじゃないかと思っています。上野さんにはアドバイス(技術面、リギングなど)を沢山いただきました。本当にありがとうございました。

最後に新人戦について。やはり戸田でベストを出したかった(6:30カットしたかった)です。準決勝進出は達成できたものの、少し悔しさが残りました。冬練で強くなって春を迎えたいですね。


〈おまけ〉

ここからは新人戦の帰りについて。(ボート関係ないです)私は18時発の便をとっていたため15時半くらいに早退しました。しかし戸田駅での人身事故(1524分頃)により埼京線が運休に。仕方なく振替バスで蕨駅まで向かうも、空港への到着予定時刻が1741分、チェックインカウンターまでさらに徒歩15分と絶望的な状況であることが判明し18時の便は諦めました。(バイバイJetstar)そこでANAの当日便を予約することに。25歳以下の会員が当日便を予約すると格安になるシステム(スマートU25)があり、それを利用しました。毎回そうすればいいのでは?と一瞬思いましたが、やはり余裕をもった時間の便を早めに予約するのがベストに違いない。反省しています、、、

 

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まだまだここからですぞ

2022-10-27 19:02:09 | 大会

こんにちは、2年目漕手の阿部です。

全国新人の後での報告になってしまいましたが、今年のインカレで、M4+の3番に乗らせてもらっており、8位入賞いたしました。しかし、これが私自身初めての勝利で、それまで一度も勝てたレースはなかったです。

 

遡ること2年前、1年生の10月に私は北大医学部ボート部に入りました。入って2週間で最初のレース、ヘッドオブバラトがあり、私は JOYフォアで出場しました。入って2週間ですから、フェザーを返すのもままならない私は、2年生の先輩に引っ張られて奇跡のレート24を出して喜んでいたのを覚えています。この時野田賞をもらいました。そして冬練に突入しました。と同時に医学部部活の集団練習、および室内練習が禁止されました。一体どうなっちゃうんだーっと思ってましたが、結局一人で屋外エルゴをすることになりました。雪をかき分けてエルゴを外に出し、一人でずっとUTしてました。終わるとそばに置いていたシェイカーが凍っていたのを覚えています。結局、春先までこの禁止令が続きました。

 

2年生になり、医学部の対校フォアに乗せてもらえることになりましたが、東医体の中止が決まり、「このままだと大会でれずに終わるかも」という焦りから、全学に入れてもらいました。当時主将の都雲さん(5)や、上野さん(5)に暖かく受け入れてもらったのを覚えています。

全学で新人として1から学びつつ、7月に国体予選に出場しました。医学部の同期と2xを組んで出場しました。並べ相手は当時イケイケだった大西さん (4)豊枝さん(4)2x。勝てる気はしませんでした。レースはスタートから大差をつけられたおかげで、私たちはコースを広く使い、全レーンを漕破してゴールしました。

そして8月には商大戦がありました。こちらもエルゴ1000mTTで3分13秒7を出して新人対校として選んでいただきました。練習タイムでは圧勝しており、絶対に勝つ自信がありました。本番もスタートから一艇身以上の差をつけて出ましたが、最後に差されて負けました。そして、また部活動の自粛により1ヶ月おやすみになります。

休み明けの2000TTで6分51秒を出し、水上選考も行なった結果、インカレの2ndエイトに乗せてもらいました。UT15kmもやるのか!!と、新人の練習とのギャップに驚いたのを覚えています。この時はむしろ少し漕げるようになってきたせいで、かなり自由に漕いでいて、今思えば相当船のバランスを崩していたんじゃないかなと思ってます。当時のエイトメンの皆さん、すみません。出場したインカレでは下から2番目でした。こうして2年生のシーズンが終わります。

 

冬練のエルゴで、20min低レートフルパドルと500mx6 rest1'30という短期決戦型の練習がハマり、2000TTを6分44秒まで伸ばし、迎えた全日本選手権。ここで一度ストサイになります。エルゴ値だけ見たら、他のチームと遜色ないし、絶対に勝てるという自信がありました。しかしM4-の難しさもあり、全く勝てませんでした。どうしたら勝てるのかわからなくなってきました。

全日本選手権の期間の練習でエルゴは伸びて6分38秒を出し、東北戦の対校エイトに選ばれました。全日本選手権で学生コーチの野田さんが他大学やOBさんに教えてもらったことを練習に昇華させ、今までただロングUTをやるだけあった練習が、タームごとに狙いを明確にした効率的な練習になりました。さらに今まで課題だったスタートを大きく成長させました。結果負けてしまいましたが、つい2ヶ月前に全日本選手権で8位入賞した東北大学に10秒以内に迫る善戦をし、どうやったら勝てるかわかってきました。この時、「ボートは練習通りにやること」「合わせる大切さ」を痛感しました。当たり前のことのように感じますが、ボートで一番大切なことだと思います。今まで、どこか「自分主体」で「レース本番は練習の時より頑張ればいいタイム出るんじゃね」とかって思ってました。でもボートはチームスポーツである特性上、「みんなが練習でやってきた通りにやらないとダメなんだ」ということにようやくこの時気が付きました。

 

これだけの負けを重ねて、ようやくインカレでは花開いて、一気に入賞まで行くことができました。今までの私に陰を落としていたこれらの黒星が、今ではかけがえのない輝く星のように感じます。不思議なもので、一度勝つ経験をすると、一気に見える世界が変わって、「あのレベルに勝つにはこうしなきゃいけない」とかっていうのが一気にわかるような感覚になり、つまり勝てない敵はいないんじゃないかって思うようになるんです。

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