島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

普賢岳登山下見

2017-01-21 13:15:49 | 雲仙
昨日降った雪であまり参考にはならないと思うが、一昨日普賢岳に登って来たので登山道の状況を記録しておく。
観察会ではないが、頼まれ仕事でこの月末に普賢岳に登らなければならなくなった。
寒い時期と暑い時期は極力山登りはしたくないのだが、仕事だから致し方ない。
仁田峠循環道路が通れれば仁田峠から出発なのだが、当日通行止めだった場合は池の原からの出発になるため、下見も万一を考え池の原から登る。

特に池の原ー仁田峠間で気になる所はなかった。
仁田峠に着いたが車が全然いない。
所詮、正月休み明けの平日なんてこんなものだろう。
普段は避けるのだが、依頼を受けたルートは仁田峠からあざみ谷経由で新ルートを通って普賢岳なので、そのルート通りに歩く。
普段避ける理由は、あざみ谷から鬼人谷までの登りが大変きついからだ。
かなりへばったが、なんとか鬼人谷まで登り上がった。

鬼人谷から新ルートへ入って行くのだが、すぐに残雪が見られるようになった。
新ルートは普賢岳の北側斜面を通るため、雪も残りやすいのだ。

氷柱もあった。
おそらく何度も下の地面と繋がっては折れているのだろう、氷柱の残骸が地面に散らばっている。
2つの風穴を通り過ぎ、鳩穴わかれからの直登を登る。

ここにも氷柱が。
さっき見たものよりも太くてデカい。

立岩の峰からは、平成新山の水蒸気がよく見える。
とりあえず霧氷沢には立ち寄らずに普賢岳山頂に向う。

山頂到着前に振り返って平成新山を撮影。
見ての通りほとんど雪も残っていないので、霧氷沢に立ち寄ったところで霧氷は見れなかっただろう。

普賢岳山頂より。
本当は山頂下の広場で十分なのだが、念のための証拠写真。w
下りは紅葉茶屋で簡単な昼食を摂る、ここまで誰とも会っていない。
昼食後、体が冷えてはマズいので早々に下山を再開する。
あざみ谷で鳥見の方がいらしたが、邪魔しては悪いので、水分補給だけして通過した。

仁田峠に帰って来たが、ご覧の通り開店休業状態だ。
さらに池の原まで下って下見を終了した。
念のために軽アイゼンも準備していたが、必要はなかった。(一昨日までの話)
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昨日の降雪

2017-01-21 10:48:01 | 気象
昨日は館のテラスの雪状況をアップしましたが、あの後地獄まで降雪状況を撮影しに行きましたので掲載します。
お昼前から雪が断続的に降り始め、温泉街はあっという間に真っ白に染められてしましました。

中国のお客さんでしょうか、雪の中傘をさして観光しています。

路面はまだ大丈夫な状況で、スタッドレスタイヤならば普通に走行できていました。

地獄内の歩道です。
やっぱり観光のお客様は多いようで、降った雪がすぐに踏み固められていました。
それも多くの足跡で。
ネコとイヌの足跡も見つけました。w

雲仙地獄。
地獄から立ちのぼる湯気で何も見えません。
地熱で暖かい場所には積雪は見られません。

満明寺から商店街を撮影。
こちらも雪で真っ白です。
車も恐る恐る徐行運転していました。
今日の雲仙は昨日とは一転、快晴です。
雪が残り、道路はスノータイヤ・チェーン規制が出ているものの、アスファルト路面は溶け始めています。
仁田峠循環道路は積雪のため通行止めになっており、霧氷は着氷していますが池の原から登るしかありません。
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