①2月2日12時の天気図 気象庁HPより引用
②2月3日9時の予想天気図 気象庁HPより引用
③2月2日9時のFXFE5782図（2日21時と3日9時の上空1500メートル付近の風向風速と気温分布図と上空5500メートル付近の気温と上空3000メートル付近の気流の鉛直分布の予想図） 日本気象予報士会HPより引用
④2月2日9時のFXFE5784図（3日21時と4日9時の上空1500メートル付近の風向風速と気温分布図と上空5500メートル付近の気温と上空3000メートル付近の気流の鉛直分布の予想図） 日本気象予報士会HPより引用
本年の冬は、本州の南海上を頻繁に低気圧が進むことが多いですね。
こうなると、普段あまり雪の降らない本州の太平洋側でも降雪となることも多くなりますが、またまた、これからあす2月3日にかけて、関東以西の太平洋側の広範囲と、東北南部の太平洋側では広範囲で降雪となりそうです。
すでに、2日15時現在、中国地方の広範囲と、四国や九州の山間部では雪となっています。
引用図①②より、2日12時現在、沖縄近海にある前線を伴なった低気圧は、これから、発達しながら本州の南海上を東北東へ進んで、明日2月3日9時には伊豆諸島の南西へ進んできそうです。
引用図③④の下側より、北日本周辺では寒気移流となっており、関東地方でも、3日9時以降次第に寒気移流となる見込みです。また、1500メートル上空の－3℃のの等温線（これがかかると、関東平野部、および、関東平野部以外の地域の内陸部でも降雪となる目安となります。）は、これから2日21時、3日9時、3日21時と、関東平野では、ほぼ、東京付近より北側にかかり、少しずつ南下してくる予想ですね。
前記のことを踏まえて、これから3日にかけて、関東以西の太平洋側では広範囲に降雪となり、大雪となる箇所もなりそうですね。そして雪の範囲は、次第に東北南部の太平洋側へも広がりそうです。
私自身の見解ですが、関東地方でも、今夜半から雪が降り出す所が出始め、海沿いの一部を除き雪となり、積雪となる箇所も多くなるのでは？と見ています。
これからの情報には充分注意しましょう。！これから3日にかけて、交通機関などは混乱が予想されます。