ひとり旅への憧憬

気ままに、憧れを自由に。
そしてあるがままに旅の思い出を書いてみたい。
愛する山、そしてちょっとだけサッカーも♪

劔岳へ・・・:男体山表ルート

2011年06月27日 21時58分12秒 | Weblog
初めてこの山を目指したのが去年の11月初旬。
裏ルートからの登攀は、思っていたよりも楽だった。

今回初めての表ルートは、見上げるような急勾配の連続で、TOTOさんも驚いていた。
本格的な登山で、これだけの急勾配はTOTOさんにとって初めてではないだろうか。
「いやぁ、けっこうきついっすね。」
「8合目まで頑張れば、少し緩やかになってくるから、そこまではカンバだね。」
そんな会話をしながらも天候に恵まれたことに感謝し、振り返れば見える絶景に感動していた。

樹林帯の中ではあったが、岩場が多く目立ってきた。
汗もしたたり落ちる。
この急勾配のせいか、お互い口数も少なくなってきた。
更には、左膝に違和感が・・・。
「ちょっとやばいかな。なんとかたのむぜ。」そう願いながらの登攀だったが、今になってザックの重量を重くしたことを後悔した。
「くっそぉ~。なんで俺はこんなバカなことをしたんだ。やっぱり今の主流はUL(ウルトラライト)だよなぁ・・・あぁ重い。」
口にこそ出さなかったが、後悔先に立たずだ。

標高2000メートルを越えれば、TOTOさんにとって自己記録の更新となる。
ピークに立てば一気に500㍍近くの更新だ。
「これでビビリにでかい顔はさせませんよ!わっはっは!」
そう、その意気!(笑)
今はつらいけれど、この先に待っているのはでっかい感動。
時間は気にせず頑張ろう。(でもちょっとは気になる)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿