途中に腰を下ろしてくつろげそうなポイントがあり、そこで昼食を摂った。
コンビニで買ったいつものおにぎりではあるが、たまには変化球で行ってもいいかなと最近思うようになっている。
ついつい便利で楽だからと、マンネリ化してしまっている昼食だ。
昼食は夕食時と違ってそれほど長時間ゆっくりとはできない。
だからこそいつもと違った何かをと考えてはいる。
いい加減なんとかしないといけないなぁ・・・。
ザックの重さが嫌になるほどの急登攀が始まった。
ほとんど日の差し込むことのない鬱蒼とした樹林帯だった。
トレッキングポール無しではちょっときつかったし、膝への影響も不安でならなかった。
そして、記録としての写真を撮っておく気持ちのゆとりがなくなっていた。
こんな時ほど「小屋泊にすればよかったなぁ」と、ついつい逃げ腰の思いに駆られてしまう。
高度計で標高を確認しながらひたすら登る。
「もう少し頑張ればトラバースっぽいところが待っている・・・はず」
やせ我慢をし、Hさんには言えなかった言葉だ(笑)。
やっと急登攀が終わり、緩やかな登りとなってくれた。
だが、樹林帯の中であることには違いはなかった。
「あぁもう飽きたなぁ・・・」
とは言えない。
こんなおじさんでもプライドはあった。
事前にネットなどで調べた限りでは、小屋まではほぼ樹林帯のようである。
分かっていたことだが、いざ現実となると辟易してくる。
少し開けてくれないものかと半ば嫌気がさしてきた。
自分で決めてこのルートを歩いているにも関わらず少々情け無い。
この時思った。
「やはり俺は岩山の縦走が好きだ!」
そう勝手に思い込んでいると、左手に山肌が見えてきた。
やっと紅葉らしき光景にお目にかかれた。
何となくではあるが、クリスマスカラーっぽい山肌だった。
と同時に、ここはまだ針葉樹林帯であることを再認識させられた。
「明日に期待しよう」
するとだった。
進行方面の山頂あたり、やけに目立った突起物が目に入ってきた。
「ねぇHさん、あれってひょっとしてオベリスクかなぁ」
確信はなかったので、地図で方角を確認。
間違いない、地蔵岳だ。
こうなるとついさっきまで樹林帯に辟易していた自分など何処へやら・・・。
オベリスクのおかげで一気にテンションが上がってくれた。
「ということは、あの山の麓に小屋があるってことだ。」
自分にそう言い聞かせた途端、急に足取りも軽くなったような気がした。
お恥ずかしい事ではあるが、現実はこんな感じだった。
そして15時40分。
やっと樹林帯を抜け・・・いや、まだ抜けてはいなかった。
樹林帯の中にある「鳳凰小屋」に到着した。
休憩時間を抜かせば、なんと5時間近くも要してしまったことになる。
やはりザックの重量とルートタイムはほぼ比例しているなぁと思った
はいHさん、お疲れ様でした!
何はともあれこれからテント設営だ。
いや、その前にゆっくりと一服しよう♪
コンビニで買ったいつものおにぎりではあるが、たまには変化球で行ってもいいかなと最近思うようになっている。
ついつい便利で楽だからと、マンネリ化してしまっている昼食だ。
昼食は夕食時と違ってそれほど長時間ゆっくりとはできない。
だからこそいつもと違った何かをと考えてはいる。
いい加減なんとかしないといけないなぁ・・・。
ザックの重さが嫌になるほどの急登攀が始まった。
ほとんど日の差し込むことのない鬱蒼とした樹林帯だった。
トレッキングポール無しではちょっときつかったし、膝への影響も不安でならなかった。
そして、記録としての写真を撮っておく気持ちのゆとりがなくなっていた。
こんな時ほど「小屋泊にすればよかったなぁ」と、ついつい逃げ腰の思いに駆られてしまう。
高度計で標高を確認しながらひたすら登る。
「もう少し頑張ればトラバースっぽいところが待っている・・・はず」
やせ我慢をし、Hさんには言えなかった言葉だ(笑)。
やっと急登攀が終わり、緩やかな登りとなってくれた。
だが、樹林帯の中であることには違いはなかった。
「あぁもう飽きたなぁ・・・」
とは言えない。
こんなおじさんでもプライドはあった。
事前にネットなどで調べた限りでは、小屋まではほぼ樹林帯のようである。
分かっていたことだが、いざ現実となると辟易してくる。
少し開けてくれないものかと半ば嫌気がさしてきた。
自分で決めてこのルートを歩いているにも関わらず少々情け無い。
この時思った。
「やはり俺は岩山の縦走が好きだ!」
そう勝手に思い込んでいると、左手に山肌が見えてきた。
やっと紅葉らしき光景にお目にかかれた。
何となくではあるが、クリスマスカラーっぽい山肌だった。
と同時に、ここはまだ針葉樹林帯であることを再認識させられた。
「明日に期待しよう」
するとだった。
進行方面の山頂あたり、やけに目立った突起物が目に入ってきた。
「ねぇHさん、あれってひょっとしてオベリスクかなぁ」
確信はなかったので、地図で方角を確認。
間違いない、地蔵岳だ。
こうなるとついさっきまで樹林帯に辟易していた自分など何処へやら・・・。
オベリスクのおかげで一気にテンションが上がってくれた。
「ということは、あの山の麓に小屋があるってことだ。」
自分にそう言い聞かせた途端、急に足取りも軽くなったような気がした。
お恥ずかしい事ではあるが、現実はこんな感じだった。
そして15時40分。
やっと樹林帯を抜け・・・いや、まだ抜けてはいなかった。
樹林帯の中にある「鳳凰小屋」に到着した。
休憩時間を抜かせば、なんと5時間近くも要してしまったことになる。
やはりザックの重量とルートタイムはほぼ比例しているなぁと思った
はいHさん、お疲れ様でした!
何はともあれこれからテント設営だ。
いや、その前にゆっくりと一服しよう♪
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