ひとり旅への憧憬

気ままに、憧れを自由に。
そしてあるがままに旅の思い出を書いてみたい。
愛する山、そしてちょっとだけサッカーも♪

嗚呼! ジャンダルム・・・「海から・・・」

2014年01月17日 01時03分07秒 | Weblog
日が落ちるその前に海へと向かった。
富山湾を見るのはこれで三度目になるが、実際に海辺まで足を運んだのは初めてのことだった。

道路から海岸までは距離にして10mほどだろうか。
その僅かな距離の間を氷見線が通っていた。
海岸線に沿って線路が通っているだなんて、なんと贅沢な風景なんだろう。

自分は鉄道マニアではないが、この風景はたまらく好きで、嘗て愛媛県の「下灘駅」まで写真を撮りに行ったことがある。
地元の方々にしてみれば何でもないような風景でも、海無し県育ちの性分か、こんな穏やかな風景は見ていて飽きが来ない。

ここは「雨晴駅」近くの「義経岩」と呼ばれている場所だ。
ここから海岸へと降りると、今まで見たことのない光景に息を呑んだ。
いや、映像や写真では知ってはいた。
だが、実際にこの目で見たのは初めてだった。


初めは雲の色の違いかと思ったのだが、ROOKIEさんの説明を聞きよ~く見てみると・・・。
まるで海の上に浮かんでいるかのような立山連峰、そしてあれは間違いなく「劔岳」だ。
ガスがかかりシルエットの様にはなっているが、劔岳だけは見間違うはずはない。
言葉の出ない感動的風景だった。
新穂高温泉からわざわざここまで連れてきてくれたROOKIEさんに心から感謝したい。
今、こうして思い出として綴っているだけでも、あの時の感動は新鮮そのものだ。
かぁ~っ! また今年も劔岳に登りたくなってしまった!!!
どうしよう、この衝動を・・・(笑)

興奮冷めやらぬままROOKIEさんの自宅まで行き、奥様にご挨拶。
これから富山市内で飲むため、近くの駅まで送っていただいた。
いろいろとありがとうございました。 m(_ _)m

一端駅前のビジネスホテルにチェックインし、近くの居酒屋へと向かった。
店の名前は「きときと屋」。
この店も、ROOKIEさんが美味い酒肴の店として予め探しておいてくれた店だった。
何から何まで本当にありがとうございます。


さて、酒肴として食べたかったのがこの時季限定、もちろん富山湾限定の一品である「しろえび」だ。

生で良し、揚げて良し。
このしろえびのかき揚げは特に美味かった!
なにせ初めて食べた訳であり、熱々が冷えたビールに合うね♪


刺身の盛り合わせもたまらなかった。
ちなみに店の名前の「きときと」とは、富山県の方言で「新鮮」という意味。
(だったような記憶が・・・)
あ~あのしろえびのかき揚げは、もう一度食べたいなぁ(しみじみ・・・)。