ひとり旅への憧憬

気ままに、憧れを自由に。
そしてあるがままに旅の思い出を書いてみたい。
愛する山、そしてちょっとだけサッカーも♪

加害者(1)

2009年12月16日 22時04分17秒 | Weblog
「ひょっとしたら自分かも知れません」と言って、自分から警察に出頭してきた男がいた。
65歳の男だった。
警察による現場検証が、事故当日とほぼ同じ時刻に行われた。
加害者かも知れない男の供述。状況証拠。物的証拠等々を総合的に照らし合わせ、その男が加害者であると判明した。
やられた方としては「何をいまさら・・・。何をいまさら『自分かも知れません』だ。とぼけているんじゃないよ。」という思いだ。
警察からは「ひき逃げ」には相当しないとのこと。
いくら加害者が判明したからといっても、本音を言えば「この野郎!!!」だ。

本人から連絡があった。「後でお見舞いに行かせてもらいます。」
「後でだと?! 今すぐに来い、この野郎!」と言ってやりたかった。
その連絡があったのが火曜日。水、木、金曜日と来なかった。
まぁ休日になれば来るだろうと思ったのが甘かった。
土日と来なかった。
いい加減頭に来て自分から電話を入れた。
「母は肉体的苦痛を嫌と言うほど味わっています。連絡をもらってから休日にさえ来ないとはどういうことなのか。母はもちろん、家族みんなが苛立ち、怒りで一杯です。この精神的苦痛に対しての賠償金を請求するために裁判を起こすことにしましたので。、そのつもりでいて下さい。」
もちろん本気ではない。つまりは、「私たちはあなたのあまりの誠意の無さに怒り心頭だ」と言うことを伝えたかったのだ。

続く・・・