ひとり旅への憧憬

気ままに、憧れを自由に。
そしてあるがままに旅の思い出を書いてみたい。
愛する山、そしてちょっとだけサッカーも♪

続・旅への憧憬

2009年05月08日 20時03分55秒 | Weblog
このブログを始めて間もない頃、「下灘駅」へのひとり旅の思い出を綴った。
下灘駅への旅も、「最長片道切符の旅」を見て決めた。

番組の中で関口さんが印象的だった言葉を言っていた。

『人との出会いは、今の自分にとってとても大切な意味があるような気がして・・・。
遠回りの旅をしながら、ある意味無駄な旅をしているはずなのに、なんて有意義なんだろうと。
直線的に進むことが有意義だと思い込んでいる部分があるけど、じゃぁ真っ直ぐ進んでみろよ。そんな生き方できるわけないから。そんなことを教えてもらっている気がする。この旅に。この線路に。
自分の人生も、進もうとしているつもりでも、進んでいないなんてことの山積みのような人生だしね。』

『人と出会って話ができる時点で、お互い親近感をもっているのに、すぐに別れなければならない。それが毎日のように淋しい。
日常の景色には別れはそう連続してはやってこない。でも、人生全体を見てみれば、以外と別ればかりかも知れない。この旅と同じだ。
今はまだしばらく一緒にいられると思っている人のことを空気のように感じているけれど、本当はこういう別れの瞬間が来るんだぞということを強制的に見せられている感じがする。
この旅が終わった後、日常の過ごし方っていうものも少しは変わるのかな・・・。』

『今まで出会った人や見てきたものは、すべてが素晴らしいものであるけれど、すべてがさわりだけで、かじったに過ぎない。その街のすべてを知ってきたわけじゃない。
まだおまえの知らないことがこれほどあるんだぞっていうことを知らされた旅であって、この旅が終わってから、この旅の、この切符の中に詰まっているものが出始める気がする。』


旅なんて楽しむことが一番。自己満足でOK。
こんなに大袈裟に考える必要なんてない。
かえって疲れるだけだしね。

・・・・・そう思う自分がいて、それでも旅に憧れる自分がいる。