喜♪きりん

人が苦手なのに何故か販売員をしてる人の日々あれこれ

初めてのリーライ現地観劇感想

2022-04-18 03:23:02 | ドラマ・演劇感想
キラミューンリーディングライブに行って来ました。
「幻視探偵~」以来だから二年ぶりで、今回は初めての現地参戦でした。

やっぱ生はいいですねー。ライビュだと画面は大きくても伝わるものって違うんですよ。席は遠かったけど、生声って直接響くし、演者の生きざまが直に立ち向かってくるので歌でも演技でも覚悟がいるんです。役者の技量も影響するとはいえ、いい加減にやってる人なんていないからその真剣さと臨場感に心を揺さぶられる。やはり生で見てこその舞台だと実感させられました。今までライビュで満足してたけど、生に勝るものなし!とはいえこのコンテンツはもっとたくさんの人に見てもらいたいから配信は必要だしう~ん複雑

さて、今回の「BELIEVE」は2017年の再演、台風でライビュに行けなかった作品だったので今回観られて良かったです。

元ネタはあの作品だろうなと分かりつつも舞台装置や複数の役者が演じることで独自の世界を構築しておりました。とはいえ、繊細に捉えすぎると賛否が分かれる題材なので‥特に今の時代はいろいろ主張が大きいからやりにくいですよね。感想も書きにくいので(というかしっかりかみ砕いていない)役者の感想をちょっとしておきます。

推しさんはもう安定で私は信頼しきっているので言うことはないです。ただ前半は某古〇さんかい?って思わせる台詞回しで、「おっ遊びに走ったのか?」ってちょっと不安になりました。
あれは彼らに自分の正体を悟られないためだったのかなーだって教師は監視者だし、特に前半で教師をまず混乱させたのは管理人の心理作戦だと予想。ここでつまずくと何もかもが水の泡、そう考えると早々と消えていった乱暴者は彼にとってコントロールしやすい素直さがあったし、エリートは知識がある分理解が早いと踏んだんでしょう。

世話焼きと泣き虫は何か管理者にとってのウイークポイントというか、これは想像に過ぎないけど、おそらく彼自身の妻や子供を重ねてしまって辛くなったのかも、キャラクターのバックボーンを考えてしまうのもこの作品のすごいところですね。

今回よちさんは受けの演技に徹していたというか、彼ら全員を受け止めながらも彼らの意志に任せるそんな包容力がありましたね。台本があっても暴走する時は半端ないので管理人は精神科医らしく「聞く」ことに徹していたのかな?

全て聞いて受け止めて最後は導く、でもその判断は本人にゆだねる。
何か普段のよちさんもこうなんじゃないかなって思わせる自然さでした。対峙する教師役の江口君も上手かったなー。演技のキャッチボールが見事でした。

後はスパークルの皆さんだけど、私はやっぱ吉永君の演技が好きだなあって見るたびに思う、保住君は「らしい」というか、上村君と同じ得意分野でこれはこれで個性が際立っていて良かった。堀江君は素と逆の役柄でこれが嵌っていた、この子は憑依型っぽいし、どんどん違う役をやってほしい。惜しかったのは上村君かな、上手いし嵌っているけど正統派で止まっている、もっと違う役も出来そうなのにね。この作品が再演を重ねて行ったら「管理人」を演りそうなのは上村君だと思っているので、もっといろんな役にチャレンジしてほしいし、キャスティング側もチャンスを与えて欲しい。とはいえまだまだ皆発展途上だしこれからが楽しみです。

アーカイブで夜公演を買ったので休みにもう一度楽しむ予定。
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