喜♪きりん

人が苦手なのに何故か販売員をしてる人の日々あれこれ

癒し

2007-02-28 02:45:25 | フジッキー
今、ライブの再放送を見てます。

やっぱいいなあ。

年末の一件から徐々に冷めつつあったのに

見ると聞くとほっとしてしまう。


【僕の音楽を必要としている人がいるのも事実なんだし・・】


・・・ここにいます


この気負いのなさは地なのか作ってるのか・・


一言ずつ長い間を取って話しているけど、うまく言葉に出来ない部分にどんな想いが隠されているんだろう。

私はこの間が好き


しかし締めが【ひとりかくし芸】ってどーよ







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がんばってもがんばっても

2007-02-27 23:30:55 | weblog 2007~2008
私はけっこういい年です。

なのに【正社員】として働いた経験がありません。

なんとなく自由そうなのと大変そうなのでず~っと【長期パート】で販売の仕事を渡り歩いてきました。

おまけにペーパードライバー(ダメダメ星人だな)

若いときはこれでもやりたい事を探して資格を取ったり、落ちたり、講座を受けたり・・・今よりは覇気があったなあ


今の職場は今年で六年目、新人研修で入った社員はすでにチーフか店長クラス
現在はその中の一人の部下になってる私です。

それでもね少しでも自分の部門で足を引っ張らないように頑張りましたよ。

残業は当たり前だし、いろいろアイディアを出して売り場を作ったり
そのかいあって担当部門は徐々に上がっていったんです。
支店のベスト5に入ったときは本当に嬉しかったなあ。
初めて褒められてますます頑張ろうという気になりましたよ。

この店がある商品の売り上げ全国№1になるまでは・・・


2004年8月
このときを境に変わってしまいました。

【とにかく利益のあるものを売ればいいんだ】と

店全体がそういう空気になって行きました。

事務所には成績表が貼られ
社員販売(自分で買う分も成績に入る)を強要される

中には強引にお客様に売りつける人もいました。見てて嫌だった。

でもねクレームがこなければいいんです。
売れば上から褒められるんです。

社員にはパート以上のプレッシャーがかかるし仕方ないと諦めていました。

皆いい人達だし売り上げコンテストの時期が終われば少しは楽になるだろう。
考えは甘かった・・

毎月何かしら目標を立てられ同じように強要される日々は終わらない。

私の部門は100個売ったって目標の製品の一個分の利益にしかならない。
ほんと空しいですよ。

売ってる人は担当分野がおろそかになっても全く注意されません。
私はちょっと商品の山がおろそかになっただけで言われます。

倉庫はゴミだらけ
店の床は汚い
山もエンドもがたがた。

店長いわく「コンクールが終わったら片づける」だそう

【ずっとこのまんまだよ!!!

社員には社員の苦労がある
でもね

パートだってあんたたちの【補佐】してんだよ!っていいたい。

かごの中のゴミを捨てようともしない奴らに誰がついていけるもんか!!

辞めたくてたまらない

明日がみえてこないです・・・

何のキャリアも無い

いまになって後悔しても遅すぎるよな。
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1920年代からのメッセージ

2007-02-24 22:22:34 | ドラマ・演劇感想
ミュージカル「シカゴ」を観にいってきました。

映画は見たんですが、ブロードウェイから来るってんで大枚はたいて行っちゃいました。

生演奏とダンスはホントに【凄い!!】の一言


特に看守のママの歌声は迫力があって際立ってましたねー。
もちろん主役の3人(ロキシー、ビリー ヴァルマ)も良かったです。

以下は内容に触れてますので知りたくない方は注意して下さいね。






さて、内容なんですが、1920年代のシカゴが舞台です。


この時代は殺人すらエンターティメントにしてしまう。

ある一人の主婦(ロキシー)が愛人に別れを持ちかけられ彼を殺します。
彼女は夫を使い罪を逃れようしますが、嘘がばれ刑務所に収監されます。
物語はこうして始まります。

そこにいる六人の女囚(一人は無実?)は皆、罪の意識がなく自分は悪くないと主張するばかり

ー悪いのは相手のほう殺されたって当たり前ー

理由は浮気がほとんどですが、中には【ガムをふくらませてパチッ!】が嫌だったなんてのも

彼女達はここから出たい。そのためには嘘だってつくし、高いお金で敏腕弁護士を雇い、看守に賄賂も渡します。

愛人を殺害したロキシーも鈍い夫にお金を工面させ弁護士を雇います。
彼の助言で実に滑稽な証言をマスコミの前でするのですが、これが滅茶苦茶

ー寂しくてつい家具屋の男と関係を持ってしまったー
ー夫への罪悪感から別れを持ち出したが相手がブチ切れ自分に拳銃を向けてきたー
ー気がつくと側にあった拳銃で撃っていたー

すごいでしょ。死人にクチナシ。相手に罪をおっ被せ、自分は【正当防衛】だって事です。

これが弁護士の脚本(彼女は操られているだけ)

こんなのがまかり通ってしまうシカゴの法廷は陪審制、真実なんてどうでもいいんです。同情を引きさえすれば無罪を勝ち取れるんですからね。

犯罪者なのにスターになれる。
日本では考えられませんね。

しかーし人気は水物。彼女よりさらに上手な犯罪者が出ると世間の興味はそっちへ移ります。(弁護士も(笑))

絶体絶命のロキシー・・ここで彼女はとんでもない【アドリブ】をかまします。

ーお腹の中に赤ちゃんが


なんつーしたたかな女でしょう。そして強すぎるロキシー。

再び彼女はスポットを浴び、裁判は異例の速さで結審を迎える・・・・
ロキシー、ヴァルマはどうなるのかは作品で確かめてください。

まあ、全体を通して明るい作品なんで面白いと思います。
ただ、マジメな人とか、正義感の強い人とかはムッとくるかも。



中盤にちょっと考えさせられるシーンがあります。
女囚の一人が刑を執行されてしまうんです。

彼女は最後まで無実を訴えるものの、異国人で財もなく(国選弁護士しかつかない)助ける人はいませんでした。(こんなのって可哀相。でも日本でもあったようです。同じような罪状でも貧富の差で天国と地獄にわかれた事が(


ロキシーとヴァルマは彼女の最後を見て怖くなって、さらにしたたかになったんでしょうね。
強くなければ生きていけない。そんな時代だったようです。

でもねー彼女達のずるさや自己中ぶりにはいらいらしました。


【悪いのはアンタでしょ!】って、何にも反省してないし、保身ばかり


ロキシーなんて自分がのし上がる事ばかり。周りにのせられ気持ちは増長していき、彼女のために誠心誠意をつくす元夫なんて眼中なしで自分の事ばかり、赤ちゃんすら自分の野心の小道具にしてしまう。

マスコミは彼女を【悲劇のヒロイン】だと持ち上げる。


そんな様子を見て事もあろうかヴァルマとママがこう嘆きます


【どこへいったの品格は?】

あんた達が言うこっちゃないでしょーっ!!!

と突っ込みたくなりましたが「他人のふりみて~」のことわざじゃないけど自分では見えなかったものが他人のする事によってみえるもんなんですね~。

以前はロキシー同じ事をしていた彼女や賄賂を受け取っていたママが言うのはちゃんちゃらおかしい。

でも、この言葉を現代の姿に置き換えると身につまされるというか・・これは舞台のオリジナルでしょうか?(歌だから映画にもある?)

ただのしたたかな女の生き様とこの時代に対する痛烈な風刺ミュージカルがこの台詞(実際は歌)でちょっと痛い、でもせつないメッセージを見た人の心に残したような・・それだけでも映画とは違う印象を持ちました。(映画は後に何も残らなかったので)

役者さんはロキシーがすごくキュートです。後、ダンナさんも味があって


まだやってますので興味のある方は是非(回し者じゃないですよん)


全く内容を知らなくても楽しめますが、ストーリーの流れや時代背景は知って行く事をお勧めします。

異国人の発音(何言ってるかわからない)で笑ってる人がいてちょっとなあ・・・彼女の境遇が分かればそこで笑うのは躊躇すると思うので。

字幕があるんでちゃんと読むと理解出来ますよ。(偉そうだな)

またこの訳が面白いんだ。(原文を忠実になぞっているかは疑問)

これから行かれる方は是非注目して下さいね
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久しぶりの都会

2007-02-24 01:55:20 | お出かけ
ミュージカルを観に東京に行って来ました。

急に決めたので席はS席しかなく、給料日前には辛い出費でしたわ

ま、内容に満足出来たので良かったですけど。

感想は後日改めて書きますね。

それにしてもブログを始めてからのアクセス数に驚く毎日です。
もう一個の個人日記の【五倍】だもんなあ。


そうそう「あちらの」から見に来て下さってる方はいらっしゃいます~?

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過去ドラマの旅6

2007-02-22 22:30:48 | weblog 2007~2008
【愛し君へ】 最終回です。

何はともあれ【終わりよければすべて良し】で満足だったドラマでした。
過去感想を読んで「あれっ?」と思うかもです。
実はラストシーンの解釈で大勘違いをしています。(一つは後に追記しています)

私はあの一瞬だけ奇跡が起こって【ぼやけていた俊介の眼が見えるようになった」と思ったのですが・・・

結婚式の前、右目がほとんど見えなくなってたことから考えると・・

式後→右目失明
その後左も失明と考えを改めました。
つまり左目はかろうじて見えていたのだけれど、公園で四季を見たのが最後だったと・・

後でよーく見てみると四季を見る眼は左だけだったし、階段を降りるときに一瞬止まって左足から踏み出してるし、四季が常に【右】に寄り添っていたりと、細かい演出がされていたのに気が付かなかったんですね。

私は今まで何を見ていたんだろう


さて、このラストシーン印象的な音楽に台詞無しの芝居は鳥肌が立ちました。
DVDボックスとは編集が違ってましたが断然テレビ放映時を推しますね



では最後の過去感想です。
次の日も余韻が醒めずにカラオケのお誘いを断ってしまいました。(苦笑)
リピートの嵐は今じゃあ考えられないなあ
感想はちょっとポエム入っています。(汗)


2004年六月二十八日

最終回・・・タオルを握りしめて号泣でした。
ラストの「その時」のシーンを何度も見ました。

四季に支えられながら、思い出をたどるように長崎の街を巡る俊介。

彼の目はわずかな光しか残ってなかったのでしょう。

風景を見る俊介の顔は吹っ切ったようで、とても落ち着いていました。

いつものように家の近くの公園でかすんでいる景色をみます。

奇跡がおこりました。

それは「新しい国」に旅立つ彼への最後のヒトミの力だったに違いありません。

俊介の視界が鮮やかに輝き出し、彼はそのわずかな時間を隣にいる「愛しい人」に捧げました。

この一瞬を刻みつけよう。
大好きな街と愛する君
そして・・生まれてくる僕と君の新たな命
もう怖くはない

「もうすぐだと思う」

この後二人は「解夏」への準備をはじめたのだと思います。

治療をやめ、よりいっそう絆を深めたのかもしれません。

四季の残像とともにお腹の赤ちゃんも映ったのではないか。そんな気がします。

それは二人の「未来」と「希望」

幸せな旅立ちになったことでしょう。


失明の時点で子供が宿ってたというのはあくまでも私のこうであってほしいという願望です。(四季の服がマタニティぽかったので。)
公式ページのあらすじでは、親子の写真は数年後のものらしいので、見えなくなった後で出来た子のようです。どっちにしてもいい結末だったなあ。まだ涙がでちゃうよ


2006年某月(久しぶりに鑑賞して)


最近フジッキーの前のドラマにはまってビデオを見返している。

今見ているのは「愛し君へ」

やっぱいいなあ・・

一昨年このドラマに嵌りすぎて当時の感想なんてかなりイっちゃってたけど、一番真剣に見てた気がする。

俊介の儚さや切なさに叙情的な風景が溶け合って透明感のある映像が私はとても好きだった。

このフジッキーは登場人物の誰よりも綺麗だったなあ。

目を閉じて四季と二人で歩くシーンなんて挿入歌とのタイミングがバッチリで、その姿は呼吸が止まりそうになるほど息を飲んで見入ってしまった。

ストーリー展開にはちょっと納得いかなかったけど、ラストシーンで救われた。

演出と役者の力を改めて見せ付けられた秀逸さ。

「失明」の瞬間をこれほど見事に描ききったドラマは他にない。

「その時」の心の葛藤を叫びを相手の手を強く握ることで表現した藤木直人と受け止めた菅野美穂の表情には拍手を送りたい。


愛しい人の姿を心のフィルムに焼き付ける

風景が薄れていっても君だけは鮮明なままで

強く

強く

僕の目

僕の心

僕の細胞一つ一つに

刻み付ける

君の笑顔を一生 忘れる事のないように

僕と君の「明日」は

乳白色の向こうに見えている。



また別ドラマの感想があったら掘り起こしたいと思います。
何せまともに書いたのこれだけなんでストックがない。

だらだら文にお付き合い下さりありがとうございました。





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過去ドラマの旅5

2007-02-22 00:50:40 | weblog 2007~2008
「愛し君へ」10話

最後にテレビの前でひっくり返った人も多かったのでは?

プロデューサーの視聴率稼ぎに使われたようでしたが・・呆れました。

そういや私、この人の作ったドラマ嫌いだったんだよなあ。

感想も二転三転し、この話に頭も心も振り回された様子が分かりますねえ。
ちょっと不適切な文章もありますがまあ、いい年したおばさんですんで大目に見てください。


2004年六月某日(15禁)うそ


10話見ました。
いやーどうなるか知ってはいたんですよ。でも女医の言葉にびっくり。
そーかー「衝撃」ってサブタイトルは視聴者がってことだったのね。(違います)
実は予想はしてたんですよね。ただ一番なってほしくない展開だったので複雑です。

四季はまんま聖母マリア様だったのか~。

やっぱ・・予行練習の日かなあ。あの日の四季ちゃんはやけに綺麗だったし・・俊介さんキスだけじゃあムラムラが抑えられなくてそのまま・・以下自粛(笑)

まあ、気持ちが盛り上がっちゃうと仕方ないのかも。俊介さん何も用意してなさそうだし。(おいおい)

たった一回のあやまちがぴったりはまってしまったというわけですね(なんつー表現・・すいません)

それにしても純情そのものの四季ちゃんが・・ねえ。少しは躊躇しなかったんでしょうか。だって彼は病人ですよ。彼女も衝動を抑えられなかったの?(おいおい)
納得させる画面もなく家族愛ばっかり描いてたのにいきなりこれじゃあ困ります。(朝チュンでもこの二人なら許せたのに~)



う~ん10話は三回ほどリピートしたのですが、感想がまとまらず(汗)
予告も見てきたのですが、すっきりしない。

前にも書いたんだけど、俊介の味方っていないんでしょうかねえ。

10話のお母さんもどこかそっけなかったし。手紙の書き出しなんか俊介にはグサッと突き刺さる内容だったような。

彼女は急にキャラクターが変わってしまったような感じがしたのは私だけかなあ。

なんか息子の事で人様に迷惑をかけてはいけないって気持ちが見えるような急な上京だしね。
もちろん心配だし不憫だからっていう母親の気持ちは大きいはず。俊介の嘘にも友川家にわざわざ挨拶にいって協力してるしね。

だけど、どこか腑に落ちないって顔してる。(ように見える)

もしかすると息子の行動は間違っていると思ってるからなのかなあ。
この嘘に母親自身戸惑ってるからかあとも考えられるんですけど。
それなら俊介に対しての冷たい(?)態度も納得できます。

このドラマって大事な事を台詞で全部説明しちゃうのと、視聴者に行間を読ませて想像させるのと極端な二つで構成されてて疲れちゃうとこがあるんですよね。

四季側の人達が(父さん以外)俊介を責めてるのも辛かったですよ。

だけどいくら呼び出して本音を聞き出そうとしたって言うわけないじゃないですか。亜衣なら分かると思うんだけどなあ。
もし俊介の嘘を本能的に感じた上の行動だとしても、そうするくらいなら四季に「あなたの好きな人を信じなよ」くらい言ってほしかった。(新吾は無理だろう(笑))

結局、俊介の事を一番考えてるのは諒子さんなのかなあ。
彼女びいきなのはやっぱ自分が俊介寄りだから?(その通り)

なんか愚痴になってしまったなー
裏を読めば読むほど・・・はあ~頭ハゲそう


次回で感想の旅はひとまず終わりにします。

だらだらと長い文章ですがお付き合い下さいませ。






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過去ドラマの旅4

2007-02-20 23:28:23 | weblog 2007~2008
8話あたりからでしょうか。脚本に「?」マークがつき始めたのは。
家族話は今見ても唐突に感じます。展開に不安がよぎったのもこの辺からだったような・・・

2004年六月某日、八話、九話


今日は俊介さんの出番は少なめ、友川親子のホームドラマって感じでした。
でも四季ちゃんが主役なんだから当たり前っていえば当たり前かな。

それにしても満雄クン熱いです。いくら味方になるっていってもあそこまで親父サマに立ち向かうなんて若いからといってもやりすぎ。まあよーしゃなく吹っ飛ばす鉄雄パパはもっと熱いですが(笑)

人生が二度あるなら・・一度目は誰かのために生きればいい。
二度目は自分のために生きればいいのだから。
だけど人生は一度しかない。
その一度しかない人生を誰かのために使ってしまったら・・10年後20年後のある日、君は絶対後悔すると・・・

「そん時よぉ、あいつは彼を恨むだろうよ・・あいつによぉそんな寂しい人生送らせるわけにはいかねぇよ・・悔しいよ・・ほん・・っと悔しいよ俺は・・」

親は子供の未来をも守ろうとしている。
よほどの事がない限り自分より先に逝きはしないのだから、
残していく者が幸せになることを確信しないと安心できない。
不幸になるとわかっている相手には大事な娘をやれない。たとえどんなにいい奴でも・・

娘は何十年後の事まで考えて好きにはならない。
この人の側にいたい。
この人と一緒になる事で自分が不幸になるなんて思わない。
親は何故わかってくれないのか。

親と子の気持ちっていつもズレているんですね。
このドラマって「ズレ」が奥底のテーマにあるような気がします。

恋人の間。友人間、そして親と子

どこにでもあるからこのドラマには入り込んでしまうんでしょうね。

もしかすると自分にも起こりうるかもしれないから深く考えてしまうのでしょう。

来週は俊介母が再び登場するようですが、鉄雄と対面して何を話すのでしょうか。

今回は元カノが出てきましたが、彼女についてはまた後で語りたいと思います。



愛君」もラストに近ずいてきましたね。
なんかねぇドラマに入りすぎて、どうすれば俊介が幸せになれるかそればっか考えてます。(俊介だけかいっ!)

可哀想すぎるんですよ。
そりゃあ確かに四季に甘えてるかもしれません。けど真っ暗な状態が三時間以上続いて一人っきりでは途方にくれるでしょう。
じっとしてると一分でも長く感じるのに、もし自分だったら怖くて怖くて泣き出すと思います。

腕時計のアラーム音(一時間ごとに鳴るのってあるよね?)が静寂な空間に響くたびに、(想像です。念のため )いつ終わるか分からない恐怖と絶望感が脳裏に浮かんで・・ようやく違う音(携帯音)に救いを求めたら来たのは四季じゃなくて・・最後のシーンで混乱してましたね俊介。

でも、誰かすぐ分かったと思うんですよ。匂いとか、以前は本気で愛してた人でしたから。でも「何で・・?」って気持ちでしょうね。

俊介が諒子と四季の間で揺れ動く事はないと思う。
四季への気持ちに嘘はないし、諒子は過去の人。
彼が揺れてるのは、四季の気持ちがわからないからだと思います。

彼女は本当に自分を愛しているのだろうか?
もしかすると医者として同情してるだけじゃないのか?
自分は重荷になるんじゃないだろうか。

四季は・・前も言ったけど言った事とかその場の状況をそのまんま受け止める人で、長崎へ行った時は少しは変わったかなと感心したんだけど、あんまり変化はなかった・・(苦笑)
まあ俊介もさらりと言いすぎだから彼女も深刻にならないようにしてるのかなって気がするんですけどね。ちょ~っと楽天的かなあって、お茶の間で彼の話題してるしね。

いい方向に行く(病気が治る)と希望を持つのも大切だけど、俊介は何よりも四季に側にいて欲しかった。我侭かもしれない。でも誰だって自分を一番に思って欲しい。弱い時はなおさら。

だから俊介の事だけ考えてすぐに駆けつけた諒子の方が想いが深い。タイミングもあるけど、やっぱ四季の俊介への気持ちは淡いのだなと感じました。

諒子のやり方は好きじゃないけど、彼女なりに父親を説得してきたのでしょう。彼に逢いたくて、側にいたくて、その情熱が四季に見られないのがはがゆいです。

今の時点だと四季とくっつかなくてもいいやとさえ思ってますが、これも俊介贔屓なので・・四季ファンはどうなんでしょうね



う~ん・・・・・なんなんでしょうこの展開は
鉄雄パパの態度の急変とか、ついこないだまではあれだけ反対してたのにね。俊介母の気持ちはわかるんですけどね。

話は終盤にきて四季側に力が入ってきてる気がするんですけど、今までちゃんと描いてこなかったせいかすべてが唐突に感じます。
だいたい俊介側にほとんど人がいないのに最初の方は彼にストーリーの軸をまかせて四季の家族にはホームドラマよろしくスパイス的役割しかさせなかったのに、急に父の気持ち、家族愛、四季の葛藤(私には感じられない)をたたみかけるように見せられても困ります。

もし私が途中から見たのであれば、鉄雄パパのわびさびのある演技に感動したでしょう。だけど最初からこのドラマに惹きつけられ、俊介の苦悩や諒子とのせつない別れ、そして四季と俊介がはじめて気持ちを通じ会えた長崎のシーンを見た者にとってはその後の展開に興ざめです。

文也君の話も一話で伏線(重い病気だと上司が四季に言っていた)は張られてたけど、俊介とそんなかかわってなかったのに、いきなりクローズアップ、こういっちゃなんんだけど製作側の意図(泣かせよう)が見え見えで、視聴率は上がったけど初回からの視聴者を置いてきぼりにしている。そんな気がしてなりません。

もっと四季と俊介をきっちり描いてほしかった。
脇のエピソードは本筋をしっかり書いてからこそ隠し味として成り立つものでしょう。
肝心の味付けがなってないのにいくら俊介が母親に四季の良さを伝えても、説明的にしか聞こえない。彼が言ったシーンはほとんどなかったし・・自分で足りない部分は想像で補えるけど、そうさせてしまう脚本や演出ってどうなんでしょう?役者さんたちが頑張ってるだけに本当に残念です。

今回は辛口になってしまいました。あと二回、どうなるのか最後まで見届けますが、テレビの前の発狂は避けられない・・・気がします(汗)



次はいよいよ衝撃!の十話です。

ファンが怒ったあの【いわくつき】のストーリーですよ
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過去ドラマの旅3

2007-02-20 00:36:27 | weblog 2007~2008
俊介が故郷に戻り、ドラマの舞台は長崎に移ると思いきや、すぐに帰ってきちゃいましたね~。
もう少し町並みをじっくり見たかったです。


「愛し君へ」六話、七話(2004年五月某日)

今回は長崎の風景てんこもりでしたね。静かでどこか強さを感じる街並みがストーリーにうまく重なり合って良かったです。
すごくゆっくりと時間が流れていたけど、余計なものがそぎ落とされていたせいか東京の画面に戻っても気が散らずに集中できました。

四季の方には今までに比べてセリフに違和感は感じなかったです。

彼女って相手のココロを読もうとせずに自分の思った事ダイレクトに伝えますよね。だからこそ相手の言ってる事をまっすぐ受け止めてしまう。

俊介は逆に本当の気持ちをオブラードにつつんで話す人。顔で笑って心で泣いて・・って言うけどまさにそのままの人。相手の気持ちを先に汲み取ってしまうから本音を吐き出せない。この違いがしっくりとこなかった原因かなって思ってたんですが、五話から変わりはじめましたね。

俊介が最後に撮った写真を見て四季は初めて彼の内面の孤独を感じ上司にこう言います。

「私のしようとしていた事はただのおせっかいだったんでしょうか」
彼女は気付いたのでしょう。自分と俊介の思いのズレに。

語る言葉はその人の思いであると素直にまっすぐ受け止めていた。
誰かが「嬉しい」といえば「ああうれしいんだ」と思った
考えもしなかった

 ”なぜその人が「嬉しい」といったのか”

俊介に対しても彼の表面に出たものを受け止めていただけ、彼の内側にある葛藤を知ろうともしなかったのだと四季は落ち込みます。

彼女に降谷先生は休暇を取ることを勧めますがこの人は全部わかってたんででしょうね。四季にとって俊介は成長の鍵になると。四季は俊介を救える存在であると。そう思えば俊介を不自然なくらい気にかけていたのもわかります。

空港に降り立った四季は一皮むけた女性になってました。

俊介のすべてを支えたいと願う大人の女性にです。

そして六話で彼の心の中に近付こうと健気な彼女に初めて共感できました。

空港で四季を抱きしめた俊介は「好き」という気持ちではまだなかったかもしれない。でも表情はとても安らいでいて涙が止まりませんでした。

彼は四季の中に聖母マリアを見つけたのでしょうか。そんな気がしてなりません。

何度も見れば見るほど・・・・いいドラマです。

俊介は花のように笑うんですね。守りたいその笑顔を。



俊介さんは目をとじても美しいわ(うっとり・・)

あそこの演出良かったです。四季が手を握って足を踏み出す辺りから涙がじわぁ~っと。

でも、階段の真ん中で予行練習はいけません。美○さんに「もっと端っこ歩きなさいョ。フン!」って怒られますよ(古・・)

他にも
満雄君の風呂敷「唐草模様」って・・四季は色違い?とか
満雄君のシリアス顔は悪人チック(おい!)とか
鉄雄パパのコント風味な演技はあり?とか
突っ込み所満載の七話でしたね。

ただ話が急に進んでしまった気がします。今までゆっくり時間が流れていただけに少し残念。
メリハリは必要だけど今回は周りがせわしないというか、亜衣の子供の病気は何のためにあるのか分からなかったです。
鉄雄が俊介に好感を持つためのエピソードにするには弱い感じがするし、そこまでしなくても彼の人柄は伝わるんじゃないかなあ。

「誰も悪くないのにみんなが悲しむんです」

このセリフはつらいですね~
でも満雄君ったら一番言ってはいけない人に・・(涙)やっぱ若いというかやみくもに突っ走って、お姉さんとお父さんが心配なんでしょうね。
四季もはっきりと言わないし、何ででしょうね。
俊介に対しては意志をはっきり見せてるのに家族にいえない。
彼女の葛藤はわかるけど、じゃあ俊介はどうなるの?って言いたくなります。
一人の人間を支えると決めたのに彼女自身に揺らぎがあると相手は不安になるんじゃないでしょうか。
四季の周りは彼女を思って行動してるけど、それによって俊介を追い詰めている。なのに四季ははっきりしない。逆に俊介に気を使わせてしまっている。

お父さんが悲しむ
弟が悲しむ

一番悲しいのは?一番つらいのは?一番大切な人は?

ドラマの中に入って四季に問いたい。そのぐらいもどかしかったです。

けど来週はもっと二人を追い詰める出来事があるようで・・・・もうこのドラマをみてると頬がこけそう(オーバーな)

俊介は強く生きようと必死であがいてる。
土台がしっかりしてなきゃ倒れてしまうよ。
すいません あくまでも俊介さん至上主義の女です。



四季に手を握られ、眼を閉じる俊介は本当に美しい
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過去ドラマの旅2

2007-02-19 00:37:21 | weblog 2007~2008
婚約者の諒子さんはお嬢だったけど、俊介を本気で愛していたんですね~。
割と好きでした。

2004年五月某日(二話連続感想です)

[愛し君へ」第四話ようやく見終わりました。今回も泣いたわ。

諒子さんていい人だったのね~印象変わったわ。(変わりすぎ?)
俊介も口では「恋愛半分、仕事半分」なんていいながらも彼女の事はすごく愛してるのが分かった回だったので余計にせつなかった。エピソードもあったし、二人似合ってましたよね。

四季は少しずつ俊介に心を傾けていってるみたいでこれまた切ない。何かねえ思うんですよ。

俊介と四季は遠いなーって。

二人の事は北極と南極なんて言ってた私ですが、どうもね今日の見て路線のまったく違う電車というか、俊介が脱線して偶然出会った感じがしました。
彼が順調に走ってたら交わる事はないんだろうなって・・・

四季がこれから俊介にどんな影響を与えるのかわからないけど、二人は恋人同士になるのか疑問です。諒子もひっかかる。

彼女はたぶん俊介を忘れられない。でも光を失うという彼の運命をいっしょに背負う事も出来ない。そのジレンマが自身を苦しめる。

四季も愛なのか同情なのか分からない。けれど俊介が気になる。一日中彼の事を考える。はっきりしないままココロのカタチは変わっていく。
二人の女と一人の男

もしかしてこのドラマのヒロインって俊介?(おい)
アップも多いし、泣くドラマに不幸なヒロインってセットみたいなもんだしね。

いやーアラ多いけど(他人に俊介の病名いうなよ!(笑))奥が深いです。このドラマ。来週も楽しみだー♪



さてさて「愛君」第五話なんですが、相変わらず四季に感情移入出来ないですねー。どうしても俊介の方ばかり気になってしまいます。それは藤木ファンという事を差し引いても不思議だったんですが、最近分かりました。

「男」と「女」ではなく「支えられる側」と「支えるであろう側」で二人を見てたのだと。

当然「俊介」と「四季」になるのですが、今の段階では後者がはっきりしていない「  」のままなんです。

「自分がもし俊介のようになったら」
「自分の大切な人が俊介のようになってしまったら」

まったく逆の立場なのに俊介を通して両方考えてしまう。
四話だったら後者を「諒子」にすることは出来ます。彼女との別れで感情移入出来たのはまさに「諒子」がその立場だったからに違いありません。

ただの我侭なお嬢様かと思っていた彼女は真剣に俊介を愛していて、でも自分では彼を支えきれないと、悩んだ末に去っていきました。
雨に打たれ「あなたと幸せになりたかった」と俊介にとって最も残酷な言葉を残して・・だってこれって「自分には諒子を幸せにする事は出来ないんだ」と思い知らされた訳ですからね。

で当然俊介を支えるのは「四季」になる。私は彼女の存在意義ってこのナレーションにあると思います

「明日 大好きな人の目が見えなくなるとしたら・・その目に何をうつしてあげられるだろう・・」

この「・・ら・・してあげられるだろう」と考えられる人。愛しい人を支えるだけでなく出口へ導いてあげられる人。

ポスターにもエンディングにも彼女のパーソナリティははっきり出ているのに肝心のストーリーでぼやけてしまっているのが本当に残念ですが,六話予告ではどうやら動き出す模様?これで「俊介」と「四季」の物語になっていくのでしょうか。

まあ、話はまだ中盤だしこの作品はドラマティックな展開というより、ゆっくり時間も人の気持ちも動いてる感じなので、変に変えないでいってほしいですね。
何回も見るとセリフのひとつひとつに新しい発見があって、何度もいいますが奥の深いドラマなので期待してます。

その後六話を見て五話の良さに気が付きました。四季は成長してますね。


ながら見ではこのドラマの良さは伝わりません
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過去ドラマの旅1

2007-02-18 01:05:03 | weblog 2007~2008
「愛し君へ」のハマリ具合はひどかった。

それもこれも「俊介」さんが儚げすぎたからなのよね。


2004年五月某日

さて、なんだかんだいって毎週観てる「愛君」ですが、前回の日記にも書いてるようにどうしても納得のいかない所があります。それは・・

   四季が小児科の研修医だって事です。

何で眼科じゃだめなのかなあ。時任三郎に眼医者は似合わないから?(オイ)
そもそも病院の守秘義務はどうなってるんでしょう。
個人の患者情報を複数(科も違う)の人間が知ってるなんて信じられない。カルテは勝手に渡ってるし、時任先生病名言っちゃうし、怖いですこの病院・・・「若葉会総合病院」(医療ミス&看護士による追突、落下事故多数(笑)とは別の意味で。全くどうなってるの近頃の病院は!(ドラマだって)
・・脱線してしまいました。気をとりなおして。

 だいたい小児科をクローズアップしすぎ。子供達だけでドラマが出来るくらい存在を大きくしすぎて浮いてしまっている。四季は受けの立場で問題提起はいつも子供。

なのに物語の核は俊介が担っていますよね。これがしっくりこない

彼は子供達を通して過去の自分や弟を見てる。子供達は彼にとって「未来を描くもの」すなわち「夢」「希望」それをとりたい。(と思う)
ところが子供と俊介の橋になる四季が動かない。結局彼の方からアクションを起こす。ここに無理が生じてる。あれっ?のめり込めない。

四季が眼科勤務なら病名を知る可能性はあるだろうし、担当医に問い詰めても違和感ないと思うんですよ。病気の事もわかった上で俊介を支えていける。この方が無理がないんじゃないかな

おそらく彼は長崎に帰るでしょう。四季は何もかも捨てて彼を追いかける事が出来るのでしょうか?
病院を辞めたら子供達がいきなりフェイドアウト、なんて事になったりするのでは・・(不安)
いろんなストーリーを張り巡らせたよーでも最後は収集つかなかったーなんてのは却下ですよフジさん。
最近ドラマで泣きのアイテム化してる子供達ですが、私はひねくれているので彼らのシーンでは泣けませんでした。
でも最後の俊介にはポロっときました~。(ファンだからか(汗))
いやいやキャストはいいんですよー。皆さん上手いわ~

あーだこーだいえるのもこのドラマが気にいってる証拠?こうなったら最後まで観ますとも~


設定には未だに納得してません
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