喜♪きりん

人が苦手なのに何故か販売員をしてる人の日々あれこれ

Talk as soon as you see it~⑩「高橋優 ルポルタージュ期間限定盤メイキングDVD」

2023-05-12 03:39:00 | Talk as soon as you see it
こんな時間ですけどようやく「ルポルタージュ」の限定盤DVD見てます。

レコーディング風景って面白い。

高橋優君はなんていうかオンでもオフでもエネルギーをぶつけている感じで見応えがあった。途中から春馬君が出てくるんだけどすごく楽しそうで見てるこっちまでニコニコしてしまった。

やっぱ過去の映像だからしんみりするかなって恐れていたけど全然そんな事はなくておそらく見終わった後で寂しさが襲ってくるのはわかっていて、それでも作品と同じように彼が楽しんで演技してたり歌ったりしてる間は不在を忘れさせてくれる。
これが作品の中で生きてるってことなんだろうな。

やーこのDVDを買って良かった。

あ、でもMV撮影になったらちょっとうるっときた。

このねーイントロの間に役者スイッチが入るのよ。バチっていうより暗転からピンスポットがついた感じ、上手く言えないなー。役者三浦春馬がそこにパッと存在したような感覚。

オフでは優くんとわちゃわちゃしているのに本番でガラッと変わるのがすごいよ。
これほんと手に入れられる人は見てほしい。これを見た上でMV見るとさらにゾクゾクする事間違いなし。


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Talk as soon as you see it ⑨〜ナイル〜

2022-07-29 17:11:00 | Talk as soon as you see it
春馬君が子役時代に出演した「ナイル」は今日の夜9時までです。

ほんと今ってこうやって昔の作品が簡単に見られるのだからつい有り難みが減ってしまうけど、すごいことですよね。

私も先日見ました。
が、辛かったー、話が面白くなくて、何で誘拐されたのに家族はすぐに警察に届けださないのかとか、いろいろ突っ込みどころ満載でした。

とりあえず春馬君は可愛かった、技術とか関係なしの感性の芝居が素直でいいですね。そうそう、子役って感情の演技をするのに想像するって話を前にテレビかなんかで聞いたんだけど、春馬君もそうだったんだろうか。この時もやっぱり台詞は同行者が読んで耳で覚えたんだろうか。何にせよクルクル変わる表情と大きな感情表現がいいですね。大人になると悲しい時でも笑うとか複雑な芝居を要求されるから、こうゆう相手の気持ちに呼応する演技は自然で子供や若い人の特権なのかなって思います。
今は10代で難しく演技をする人やそれが凄いって思われがちですが、そんなもん役者続けていればいずれは出来ますよ。若いうちに感性の芝居をやって周りにたくさん揉まれて成長していくんです。同じアミューズの清原佳那ちゃんとか「あさがきた」の時にまさにそのまんまで芝居してたけど、今や若手の実力派ですもんね。彼女って14歳の母の春馬君と何となく被るところがあるなあ。

まあ、それはいいとして、終盤の車の中の春馬君に渡瀬さんが言うシーン、あの振り向き方はもうヒロインでした。あの映画は春馬君がヒロインだったのだなーって私の目は捉えましたよ(え、目腐ってる?)いやいやあの映画はヒーロー渡瀬さんがお姫様春馬君を救う話ですから。(本気と書いてマジ)

疑う方もあのシーン見てください、助けに来てくれた勇者を大切に思う姫の目とあの振り向き加減、最高です。

これで小学生低学年とは、春馬、恐ろしい子!(by月影先生)


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Talk as soon as you see it ⑧~森の学校~

2022-04-02 02:38:46 | Talk as soon as you see it
四月一日から一週間地元で公開される春馬君の子役時代の作品「森の学校」を観てきました。実はこれは二回目、前回はドリパスで彼の誕生日に一日限定で観られました。地方なのに有難い。

さて「森の学校」とは何ぞやという方はこれをどうぞ

最近はシンボルでもある桜の木が話題になりましたが、スクリーンの中で子供達が昇って遊んでいるのがその木で、春馬君が少年時代に昇った木なんだなあと思うと感慨深かったです。ずっと残ることでそこの思い出も受け継がれていく、本当に治療が開始されて良かった。

さて、内容はというと、時代背景こそ、昭和10年代の話なので、戦争は終わっていないし、私も何なら母親さえも生まれていません、そんな昔の話です。
なのに演じている子たちはおそらく平成生まれでしょう。なのに皆どこかイモ臭くて違和感がありません、しいていえば頭身くらいかな?あの時代に小学生であんなに背が高く見える子はいないかな。

春馬君演じるマト(雅雄少年)はヤンチャですが体が弱くその事に負い目を感じています。動物が好きで家にはたくさんの動物を飼っており、生き物たちがとてもかわいい。優しい家族や楽しい仲間たちに囲まれ生き生きと暮らす姿が印象的な良作です。

特に劇的な事件が起こる訳でもなく、中盤まではよくある田舎の日常なので正直自分は「まあ文部省の推薦映画だからこんなもんか」ってちょっと退屈したのですが、マト君の表情がコロコロ変わって兄弟たちのやり取りが面白くて、マト君の心情が分かってくるとどんどん引き込まれていきます。

前回は初見だったのでばーっとストーリーを追いましたが、二回目ともなるとだんだん細かい所が目についてきます。やっぱ贔屓目かもしれないけど、春馬君は輝いています。

兄弟たちと違って虚弱な自分への負い目や、蛙をパチンコで打った後の罪悪感の現れ、一つ一つの表情が強くて引き込まれる。特に終盤のお父さんとのシーンは私の涙腺を刺激して前回に続き、今回も泣いてしまいました。別シーンでもウサギを抱きしめてしょんぼりしてる姿なんて「ウサギになりたい!」ではなく「抱きしめてあげたい!」って母性が爆発します。ポンタ~(うさぎの名前)ちなみによくネットなどである春馬君がしゃがんで空を見ている写真は初めごろかな?綺麗な男の子だなーって思いますよね、あの頃からフォトジェニックだったんだなー。

ついついファン目線で春馬君びいきになってしまいますが、登場人物全員が皆愛おしくなります。もちろんムカつく子も出てくるし、近所の人の掌返しもあります。でも河合家はいつも父親が毅然としていてぶれません。一見飄々としているけど、憲兵隊長の前でも怯まない強さに「理想の父親像を」が浮かびます。ん?そう考えると母親も優しくて常に子供達を思いやる「理想の母親」
祖母は孫たちに優しい「理想のお祖母ちゃん」子供達を理解する「理想の先生」やんちゃ坊主に手を焼きながらも忘れ物は届けてくれる「理想の怖い近所の人」そっかあ「森の学校」ってこうあってほしい夢が詰まっているんだ。
それは今の私達だから思うことでもしかするとこの時代は当たり前だったことが今は「夢物語」になっているのかも。

このブログを思い出しました。

彼は彼の理想とする世界へ還っていったのかもしれないですね。

今年も観られて良かったです。
一週間の限定公開なのでお近くの方は是非観に行ってください。
コロナで殺伐としている心の中が癒されるかもしれないですよ。

追記

映画の中で「一生懸命生きた人には ありがとう、ご苦労さまでいい 」っていうセリフがあるので、これを春馬君に重ねてしまうのは分かる(私も重ねた)
でも誰かの呟きで「天寿を全うしていないから」違うみたいなのも見てはがゆくなった。こういう人達がずっとくすぶったままなんだろうなと。

私は春馬君は一生懸命生きた事それは事実だと思うよ。
だから映画を見ていて彼にこの言葉をかけたくなった。
彼の訃報に同じようにコメントした同業者は何人かいたなって思い出す。
彼の頑張りをきっと知っていたんだろうなリスペクトを感じたよ。
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Talk as soon as you see it ⑦~Nipopon学ー三浦春馬「日本製」、文化と経済~

2022-03-11 04:52:14 | Talk as soon as you see it
夜ふかしして「Nippon学」を読んだ。
森永先生(パパの方)、私には敷居が高すぎます。

日本製の対談は繰り返しネットのを読んでいたから何とか理解出来たけど、他の対談はねえ・・歴史も経済学も苦手な自分には難しすぎる。経済用語の意味を調べる所から始めないと。

ただ面白いのは直感と感性で演技をしてる春馬君を経済学者が語るってとこですかねえ。これは私の想像に過ぎないんだけど、彼って経済とかそういう物事にはあまり関心がなかったように感じるんですよね。そういう役を演じるのならきっと彼の事だから猛烈に勉強したと思うけど、なかったしなあ。

直感って主観じゃないですか。
データーを通して客観的に考えたり表したりする経済学者とは真逆。
田中先生は芸能に精通していても、春馬君に対する考え方は今のファンの動向一つとってもすごく俯瞰して語っているから、こういう人を惹き付ける春馬君の魅力ってどこにあるんだろうとそっちに興味が湧きました。

後、ネット優勢の時代から見る売れる売れないの話が面白かった。
極端な方が支持されるけど本当に必要なのはその間にある中庸な考えじゃないかって話、そうだよなあって。ハッキリしたものって人でも何でも潔いというか格好いい印象がある。どっちもとかどっちつかずっていうのはどうも頼りなく日和見というか冴えない感じ。

でも春馬君てどちらかというと中庸な人だったように思う。

日本が好きだけど他の国も好きで外国に知り合いや友人がいて、呟きなんかも極端な考え方はなかったと思う。例のツイートだって「国力」って単語に左の人達が過剰反応しただけで、書いてあることはごく真っ当で何でこれが批判されなきゃならないんだって思った。あの頃やたら叩いていたネット民は自分の事を言われたようで悔しかったんだろう。人間は真理を付かれると反発したくなるものよね。

五代さんも中庸な人だったから評価されずらかったって話を読むと春馬君はそこに自分を重ねたりしたのかなあって何となく思ってしまう。

うーんやっぱり人間三浦春馬は奥深い。
田中先生は彼のパーソナリティな部分は触れずに作品を通して語っていきたいと言ってるけど、あの演技が彼の精神から出来ているものならもっと知りたくなってしまう。

「日本製」をもっと深く読み込んでみよう。
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Talk as soon as you see it⑥~おカネの切れ目が恋のはじまりスピンオフ~

2021-10-08 04:21:24 | Talk as soon as you see it

注意2023.12.6

(長いけど追記まで読んで下さい。)


10月6日って「カネ恋」の最終回の日なんだ。

春馬君の最後の作品で4話とはいえ、よくここまでまとめてくれたなって感謝しかない。

個人的にはこのドラマのスピンオフがとても好きだ。なので本編より先にこちらを語りたいと思う。

主役は板垣君なので彼の周りの人たちで展開される物語。
でも、よくドラマである主役以外のキャラにスポットを当てるだけという話ではない、そこが秀逸。

春馬君ファンはスピンオフを見ない人もいると思う、でもこれは見ないと損だ。特にスピンオフの最終回は必見、本編とこれを見て物語が完結すると言えよう。(もちろん4話以降もドラマの世界では登場人物たちの世界は続いていく)

さて、このスピンオフは板垣君が恋愛で悩み中にその時たまたま歌を配信したことで人気が出てお金に繋がる話。本編で出てきた公務員の彼女のやり取りも掘り下げられていて、他にも令嬢とのデートの話とか、いつも見ている人気配信者の正体があの子だったとか実に上手く繋がっている。
これだけ書くとなーんだガッキーファンしか面白くないじゃんって思いがちだがところがどっこい違うんだなあ。

スピンオフって大抵どれも主人公達が出てこなくて、名前だけが会話の中で語られるくらいなんだけど、この作品はちゃんと本編の映像が出てくる。
ガッキーが玲子さんに惚れていく過程とか、お金持ちの比較で慶太が出てきたりとかちゃんと存在してるから他ドラマにありがちな脇役スポットドラマに見えないし面白い。たまに別ドラマ?って思わせるスピンオフってあるからなあ。

スピンオフで大好きなのが4話、まあ本編の最終回との繋がりね。

玲子が父親に再会した時、一緒に連れてきた猿彦さんを「ご紹介が遅れました。こちらさるわた・・いえ猿彦さんです」って言ったときにガッキーはああ彼女の好きな人は彼なんだなって自覚して配信で言うんだよね「彼女に必要なのはお金に対する価値観が同じ僕ではなく彼だった」ってね。「僕は彼と彼女を見守ります」っていう言葉でああ、慶太はあの朝帰ってきたんだな,これから玲子と新しい関係を築いていくんだなって思った。

悲しい現実があって本編の最終回も内容より彼の不在が苦しいものだったけど、制作陣やキャストはちゃんと物語を作っていたんだよって言いたい。
本編4話とスピンオフ4話を見てカネ恋の世界は完成するんだ。

スピンオフの4話は彼がいなくなった後で収録されただろうし、その経緯を思うと切なさがこみ上げる、でも全員で最後まで愛情深く作り上げたと信じている。

もしこの作品の特典ディスクが辛いよっていう人もスピンオフだけは見て欲しい。ここに答えがあるから。

ちなみに特典映像のメニュー画面は経理部での慶太のデスクだ。
ココに春馬君が座っていたんだよ、パソコンの画面に特典映像の文字があって慶太がクリックしたら映像が開ける気がする、心憎い演出じゃないか。

憶測や加工画像に惑わされないで慶太と一緒にこのディスクを見よう。

余談だが特典映像の玲子と慶太の~を見たらやはり春馬君の最後の撮影はあの青いパジャマ姿だったんだなと分かった。玲子の髪切りシーンの感想を話しているし衣装チェンジしているからね。記事に載っていたあの写真がそうなのかな?どうして使わなかったんだろう。想像させてしまうから?でも春馬君の最後の演技を私は見たかったよでもここまで書いて気が付いた。

私は以前青いパジャマの写真のシーンを差し替えた?時に勘違いして例の苦しんでいるシーンが最後の撮影だったからと書いたけど、実際あの服は二話の私服でパジャマではない。しかも髪切りシーンの後と考えるとどうも合わない。
青いパジャマはやはり【5話の眠りの浅い慶太のシーン】であり、おそらく17日の最後に撮影されたシーンだと考えると、制作側は彼の不在を想像させてしまうシーンをあえてお蔵入りにしたのかなとも思う。それを明確にしてしまうとどうしても視聴者は慶太と彼の最後の演技を繋げてしまうからだ。

慶太は物語の中で生きている

それを考慮したらああいう形になったんではと思った。
彼の不在をみせたくなかったのかな? 私の考えとは真逆だったのかもしれない。彼の最後の演技を出さなかった事が制作陣の優しさであり役者三浦春馬へのリスペクトではないだろうか。

猿渡慶太の時間は止まっていないんだよ。

そう言われた気がした。

追記

2023年現在、改めて読むと決めつけて断言してる自分良くないなあと思った。今更なんだけど書いてることはあくまでも私の憶測です。妄想と言ってもいい。

共演者の女優さんが撮影についてエッセイみたいなのを書いていて(今は削除)それによると17日は春馬君と松岡さんと三人の撮影の後、彼一人の撮影が残って帰りに挨拶する時に「次に会うのは何日だね」と言って別れたのが最後だったそう。なのでその話を踏まえて私が勝手に思ったことです。
もし誤解をよんでたらすいません。ちなみに雷のシーンがその日だったとも書いてありませんでした。もしかすると4話以降のシーンだったかもしれませんね。あのエッセイもう読めないのかなあ。
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Talk as soon as you see it ⑥~スーパーハンサムライブ JUMP↑with YOU

2021-08-20 15:24:13 | Talk as soon as you see it
アミューズオーディションの話をツイッターで見かけて、ようやくハンサム2020のブルーレイを見た。

ずっと開けることも出来なかったから自分はこのタイミングを待っていたのかもしれない。

彼の姿にどうしても違う思いは入ってしまうけれど、歌っている時の気持ちなんて本人以外には分からないから、自分の想像で語るのは止めようと思う。

笑顔と仲間を見つめる優しい目と歌声だけを受け止めた。

出られて本当に嬉しそうだ。
振りがおぼろげな所とかちょっと滑稽な踊りとか彼はハンサムが好きなんだなと心から思った。

新しい世代へ繋がっていることを喜んでいて欲しいなと心から思う。
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Talk as soon as you see it ➄~Forever in Our Hearts, Haruma Miura~(後編)

2021-07-26 15:54:51 | Talk as soon as you see it
追悼サイトがなくなった。
まさかあんなに綺麗になくなるなんてね
動画はともかく彼の写真とそこに添えられた説明くらいは残されるかと思ったけど。先にメッセージを送っといて良かった。

文句もあったけど一週間あれだけの映像を見せてくれて、たぶんファンは個人で保存するだろうと予想もしてただろうし、ある意味目を粒ってくれたのに堂々と開き直って画像転載する人はこの一年彼の周りの人がどれだけ苦しんだか想像も出来ないんだろう。「たかが映像媒体の切り貼り」という人もいた。けどそのたかがの向こうには彼が確かにその時間生きていてその思い出もあるんだよ。
亡き人との過去を振り返る作業がどれほど辛いか考えもしない人達が悲しい。

あの作業はスタッフにとって亡き家族の遺品整理と同じなのだと思う。
本当の家族ではなくても10代の頃からずっと一緒に切磋琢磨してきてたくさんの宝物を残して、彼らも一緒に心の整理をしたかったんじゃないだろうか。
16年の間、マネージャーが変わったりしてもこの追悼サイトはその当時の担当者が選んだとしたら、いやそうであってほしいと思うのは私の傲慢な願いかもしれない。でも私はどうしても彼に対して愛がなかったなんて思えないんだよ。

あのサイトはファンに向けて作られただけじゃない。
スタッフたちの個人的感情の賜物だ。あるハンサムファンの人が時々使う言葉に「クソデカ感情」というのがあるがまさしく三浦春馬のスタッフのクソデカ感情だ。

だってそうではないかこの作品群、彼の功績を延々と見せ付けられるものばかりだ。あの「独白」を流すためにどれだけ権利関係に骨を折ったか想像が付く。

「どうだ私達(俺たちの)春馬はすごいでしょ!」と言わんばかりのマウント取り、もしこれがファンに寄り添ってないと感じたのだとしたらスタッフの個人的感情が勝ったからかもしれない。

この一週間はスタッフに取っても追悼の一週間だったと思う。
あっさりと消えていったのも彼らの心に春馬君は居続ける。前向きに生きて行こうそんな決意にも感じた。

前置きが長くなったが感想に戻ろう。

SNSは見ていないので飛ばす。
受賞歴・・おいおいここも「私達の春馬の輝かしい実績を見ろ」ということなの?悔しいので飛ばす。

最後は写真集のまとめ
10代は瑞々しくまさにキラキラしてる。だけど時折あるアンニュイな横顔が彼の揺らぎを感じさせるな―。そして最も高額で取引されている(怒)「ふれる」の写真は思ったより笑顔もあって、私は実際読んでないけど苦しかった時期を乗り越えての写真だと思う。一部のファンが言うような悲しい本ではないよきっとね、いつか読んで見たい。

そして「日本製」
役者三浦春馬であり一人の男性の三浦春馬の集大成。

たぶん春馬君の綺麗な姿形を愛している人は最後の写真に疑問を持つだろう。
最初私も思った。最後は笑顔が良かったなーって。何でこんな写真なんだろう。
でも数秒見つめていたら涙が出てきた。誰を見ていたのか?誰が撮ったのか?それは分からないけれど、役者でもなく取材してる仕事中でもなく誰の目を気にすることもない春馬君がそこにいた。プライベートの写真でも笑顔が多かった彼の一部分、彼自身のインスタで見られない顔、ファンが絶対対峙できない顔なんだろうなあって思った。ああやっぱりずるい最後までスタッフにマウントを取られた「私達はこんな彼も見てきたんだよ」って見せ付けられた(考えすぎ)
何だよこのサイト最初から最後まで「愛のかたまり」じゃん

結論「~Forever in Our Hearts, Haruma Miura~」は【愛のかたまり】

彼は愛されているよ過去形にはしない。
愛され続けるそれは必然だ。

両刃で行くぜ 気を付けな 言うなりゃ愛のかたまりさ(byスタッフ)←想像

BGM「ワインディングロード」(エレカシ)

追記

この次の曲が「東京からまんまで宇宙」で今は「大地のシンフォニー」って出来すぎている。皆の想いが春馬君の所まで届くといいな。

表に出れば光と風、見上げれば青い空♪
今日もいい天気
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Talk as soon as you see it ➄~Forever in Our Hearts, Haruma Miura~(中編)

2021-07-25 11:54:30 | Talk as soon as you see it
さて次はSTAGE

おそらく彼が生涯をかけて一番没頭したであろう舞台仕事、集中力のある彼には何時間も一つの役で生きられることが本当に嬉しかったと思う。コロナさえ‥とはつい思ってしまうけど、彼の本心はもう誰にも分からない。

この映像に関しては「独白」の歌唱シーンにつきる。
フルで見たかったのが本音だが贅沢は言うまい(言ってるだろ!)先にオリジナル版を聞いたからちょっと物たりなさはあったが、まだ成長の途中というのが良くわかる。回数を重ねて行ったらもっともっと完成されていたんだろうなと思うハー切ない。

演劇人って大きく分けて「北島マヤ」タイプか「姫川亜弓」タイプのどちらかと私は割と考えるのだが、世間的には春馬君は「後者」だと言われることが多い。確かに努力家だし出てきたころはそのルックスの方に注目が集まっていた。それに近年の役作りの徹底ぶりは亜弓さんとヘレン役オーディションで出あった脇役(文献や映像を見て研究を重ねる役作り)のハイブリットのようだ。

しかしどうも違和感がある。10代~20代の周囲の演技に関する彼のエピソードを見ると「感性の人」というイメージが残るからだ。

役に入った時とそうじゃないときのギャップや集中力の話、特に10代の頃のバラエティーではポやっとしていてこの子大丈夫かなと何度も思った。
現場での居住まいは子役の子特有の空気読みをしていたけど、芝居は疎く瑞々しい感性の演技だと思った。自分の演技に没頭するあまり周囲をあまり見ていないのかなとも感じた。頭ではいろいろ考えててもいざ本番が始まると感情に任せて演技をする。そんな風に感じた。だからかなー評価の高い「僕生き」の演技自分には「拓人になることに一途になってる」って思ってしまう。
なり切ることは素晴らしいけど、そのために体重減らしてボロボロになるまで追い込んでってガラスの仮面の北島マヤかよって思った。

ヘレン役が決まった後の準備で亜弓さんは聾啞学校に役作りに行って同じような子と生活、マヤは自ら目と耳を封じて生活するんだけど、春馬君は後者だよなって思った。トモの役も子供時代のイメージをそのまま大人にシフトできるように演じたんだよね.それってやっぱ感性ではないかな。

頭で絵が描けても実際は技量がないと駄目なように、こういう演技をしたいとかパフォーマンスしたいって考えても技術がないと出来ない、だから練習する訓練する。でもそれ以上にないと困るのが、描いたものを出せる表現力、それはやっぱり持って生まれたものだと思う。演技が上手い人はいくらでもいるけど、演技で魅せる人は少ない。春馬君はその表現力を持って生まれた根っからの役者だと思っている。

だから近年の演技に対する勉強ぶりは従来の彼の個性とは別の方向に行ってしまってそれに葛藤していたかもしれない。

メソッド演技を取り入れて動物の動きを研究して、ゴリラだったりヘビだったり((アイネはペンギン?ともいわれているね)あるメンタリストさんに役の参考になる本を聞いたり(例のメンタリストさん動画で彼の事語ってたけど、自意識過剰な気がする、本当に役の事だけ相談に行っただけだと思うよ)田中先生が言う言語過剰がさらに増していったんじゃないかな。それが良かったのか悪かったのかは素人である私には判断が出来ないけど、最近の彼の演技を見ると「姫川亜弓になろうとした北島マヤ」という感じがした。(漫画の話で主観なんでおかしいと思ったらスルーして下さい。)ガラかめ脳なのですいません。いまちょうどライン漫画でマヤが一人芝居で再起してるとこなんだけど、春馬君の一人芝居見たかったなー。共演者とかいないで自由に解き放たれている演技ってどんなのだっただろうつくづく惜しい。パントマイムとかやったら嵌っただろうなあ、今ならきっと亜弓さんばりに訓練するのが目に見えるけど、根っこは感性で再現する方だろうと思う。

そう言えば本人は自分の事「感覚人間」だって言ってたし分かっていたのに思考と技術に偏って行ってしまったのは「天才」が「秀才」になる感じかもね。
いろんな作品やたくさんの役者さん達を見て演技の技術巧者に憧れたのかもしれないな。

おそらく自分の表現に足りないものは技術と経験だと早くから気付いてそこを磨くのに一生懸命努力した。技術に自信がないから鍛錬に余念がなかった。
そこがたぶん「不器用な努力型」と言われるんだろうな。

私は「天才」だと思っている。
感性で演技していた「ファイト」の輝きは本物にしか出せない。
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Talk as soon as you see it ➄ ~Forever in Our Hearts, Haruma Miura~(前編)

2021-07-25 09:52:24 | Talk as soon as you see it
Forever in Our Hearts, Haruma Miura 

【三浦春馬は私達の心の中で永遠に】

いい言葉だなあ

ようやく最後まで見ました。(泣きながら)
自分用ににスクショしたり録画したり、では簡単な感想を

DRAMA1

やはり「ファイト」だよねえ、私が春馬君を見て一目ぼれした作品、可愛いよおかべー。それから功名が辻これってファイトより後だったの?綺麗な美坊主にビックリ、そしてヤンクミがお母さんな事に二度びっくり、ところでこんな綺麗な男の子当時話題にならなかったのかな?美少年好きなら飛びつくよね。一人の少年の成長度合いを感じさせて最後がラストシンデレラなのが憎い。

DRAMA2

役の振り幅が物凄い中、自分がやっぱ目を引くのは「わた離」のトモだなー。もちろん拓人もチェリート君も猿君もいい、でも「自分が何者でもない」って現実を全く受け止めていないトモが切ないし純粋さが際立っている。私の中で一番好きな役だし演技だなって思った。後、カネ恋は最後にあのシーンを残してくれて良かった。大好きなんだよこの二人が。

MOVIE1、2

今の若手は割と際どい作品や新進気鋭の監督と組んだりしてるけど、この頃の作品ってイケメンや可愛い女優さんは恋愛ものを多くやってた気がする。春馬君も例外ではなくて、でも綺麗な頃を綺麗な作品で残すっていうのは演技とか考えずにそのころの純粋な若さゆえの美しさを切り取ったものだ。
だからトンデモ原作(だと思っている)「恋空」は二人が格別に輝いていて魅力的なのだ。

でも春馬君映像美としては「チルドレン」だなー。この子の映像の魅力って静寂にあると思っている。
誰かを見つめているとき、思いに更けているとき、そこのわずかな感情の動きが揺らいでこちらにも届く。
2の話になってしまうけど「東京公園」で姉が終盤で部屋に行った後一人残された弟のシーンはそれの集大成かなって思うくらい素晴らしい。表情を動かないで気持ちの揺らぎを届けられる。映像での三浦春馬の良さってそこだと思うのだ。

映画ってどうしてもアップになってしまうから舞台演技は大げさになってしまうし長回しだと目力とか必要なんだと思うけど、静かに人の心の中に入り込んで印象付ける存在感って稀有だと思うし、「東京公園」は抒情的で特に変化がないから一回観た時は退屈だなーって感じたけど、何度も見るとその静かな映像美の中で流れる時間と心の揺らぎが溶け込んだ傑作だと思う。

それを経た上で近年の「バナナ」とか「アイネ」は好きだな。もちろん「天外者」や「ブレイブ」の迫力や佇まいは幾つもの舞台経験を生かした素晴らしさがあるけど、そこに何気なくいる普通の青年の存在感って彼ならではだと感じた。
彼の不在による悲しみや寂しさって熱狂的ファンでなくても見かけたけど、「気が付けばいつもいる」っていう安心感やその普遍性の喪失ではないかと思う。あれだけの美貌と才能の持ち主なのに身近に感じさせるって彼の特異性であったと、そしてその存在を失ったときにはじめてその価値を思い知ったから今もなお不在に悲しむ人が多いのだろう。

その特異性が続いていれば私達は幸せであったし、またその価値に気付けないままだったもしれない。視野の狭い私は恐らく後者だっただろう。
それが分かるからずっと複雑なのである。

もし誰かが「三浦春馬の出演作品」を初めて見るならドラマは「私を離さないで」、映画は「東京公園」「こんな夜更けにバナナかよ」と「アイネクライネナハトムジーク」は絶対見て欲しい。
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Talk as soon as you see it ④~東京公園~

2021-06-07 02:30:32 | Talk as soon as you see it
昨日はTBSチャンネルで春馬君三昧でした。前の日は「わたはな」だったし堪能しましたよ。

で、その中で今回の感想は「東京公園」です。
この作品、去年の激ハマり時期に見たのですが、その時は単調に感じて途中で視聴を止めました。なので全編見たのは初めて。


面白かったです!

特に劇的な事は起こらないし登場人物たちもごく普通のひとたち、一人だけ現実味のない人もいますが、そこまで掘り下げて描かれていないし映画の中に溶け込んでいて悪目立ちしません。全体的にほんわかした映画です。設定とかは一歩深く進むとどろどろになりそうなのに、映像が何とも清々しいので見ていてストレスを感じない秀作でした。

東京が舞台なのに緑が多く、主人公の家は昭和レトロな外観と内装で彼の部屋に貼ってある白黒ポスターやたくさんのカメラは何か懐かく感じました。
2011年の作品なので春馬君は21歳?なのかなラスシンの二年前でまだあそこまで色気はないけれどどこか不思議な雰囲気を持った青年でした。

主要人物は主にこの6人

主人公
主人公の幼馴染で親友の元カノ
主人公の姉(血のつながり無し)
主人公に依頼する男
その妻(主人公の亡き母に瓜二つ)
主人公の親友

最初に書いた一歩踏み込むとドロドロは幼馴染と姉です。
劇中で姉は主人公を好きなのが明かされますが、それを指摘するのが幼馴染なんですよ。でもね原作は読んでないのではっきりしてないけど、彼女も主人公に好意を持ってると私には見えました。この二人のやり取りがなんともいい温度で掛け合いが楽しかった。主人公のぽやーっとした受け答えが言語過剰の彼女をサクっと切るのがたまりません。あー興味のない人ってこういう受け答えするよね。実際の春馬君は逆だったみたいなのにすごく嵌っていて本人もこういう人なんじゃないかと思わせられます。彼の気持ちのこもってない「へー」が大好きだ(Mか私は)二人が会話するのがこたつの中で食べながらが多いので見ていて大福と肉まんとおでんとケーキが食べたくなります。この二人が軸と言うわけではないけど、あんまり書くとネタバレになるのでこれ以上は止めときます。

小ネタとしては若い頃の白鳥課長が出てきますよ。スペアさんが喜びそうだ。

春馬君の演技は終始一定の熱量で保っていて感情の起伏はあまりないです。
けど表情がいいんですよ。一か所これはすごいって感心した場面があってと言うか驚いたというか、大事なシーンの後なんだけど、この数秒で「この子すごいわー」って思いました。表情は変わらないのに何で感情のの動きを感じられるんだろう。それはどのシーンなのか興味のある人は確かめてください。もしかすると私のただの思い込みかも(こらこら)

この映画に出てくる海の近くの公園がいいですね、行ってみたい。

追記

例のシーンを凝視したらほんの少しだけ口角の部分を動かしているようなそうでないような、ピアノの音しかなくて春馬君が一人になるシーンなんですが、あまりにも引き付けられて私の中の黒沼先生(byガラスの仮面)が何度も巻き戻しさせてしまう。春馬!恐ろしい子!(by月影先生)そういえばラスシンのレース後のお姫様抱っこの笑顔はもろアルディス王女だよな。

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