春馬君が子役時代に出演した「ナイル」は今日の夜9時までです。
ほんと今ってこうやって昔の作品が簡単に見られるのだからつい有り難みが減ってしまうけど、すごいことですよね。
私も先日見ました。
が、辛かったー、話が面白くなくて、何で誘拐されたのに家族はすぐに警察に届けださないのかとか、いろいろ突っ込みどころ満載でした。
とりあえず春馬君は可愛かった、技術とか関係なしの感性の芝居が素直でいいですね。そうそう、子役って感情の演技をするのに想像するって話を前にテレビかなんかで聞いたんだけど、春馬君もそうだったんだろうか。この時もやっぱり台詞は同行者が読んで耳で覚えたんだろうか。何にせよクルクル変わる表情と大きな感情表現がいいですね。大人になると悲しい時でも笑うとか複雑な芝居を要求されるから、こうゆう相手の気持ちに呼応する演技は自然で子供や若い人の特権なのかなって思います。
今は10代で難しく演技をする人やそれが凄いって思われがちですが、そんなもん役者続けていればいずれは出来ますよ。若いうちに感性の芝居をやって周りにたくさん揉まれて成長していくんです。同じアミューズの清原佳那ちゃんとか「あさがきた」の時にまさにそのまんまで芝居してたけど、今や若手の実力派ですもんね。彼女って14歳の母の春馬君と何となく被るところがあるなあ。
まあ、それはいいとして、終盤の車の中の春馬君に渡瀬さんが言うシーン、あの振り向き方はもうヒロインでした。あの映画は春馬君がヒロインだったのだなーって私の目は捉えましたよ(え、目腐ってる?)いやいやあの映画はヒーロー渡瀬さんがお姫様春馬君を救う話ですから。(本気と書いてマジ)
疑う方もあのシーン見てください、助けに来てくれた勇者を大切に思う姫の目とあの振り向き加減、最高です。
これで小学生低学年とは、春馬、恐ろしい子!(by月影先生)