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2017 10/15の拝観報告1(要法寺 妙種院 京都橘大学茶道部 秋季茶会)


写真は、露地庭園と茶室

昨日は日曜日。
あいにくの雨でしたが、この日はほぼ1年越しの拝観がありました。
それに加えてお茶会も。

7:45に自宅を出て、地下鉄東西線で東山駅へ。
そこから徒歩で8:10頃に向かったのが、要法寺です。

現地であんとんさん、シヲさんと合流しました。
8:30から要法寺の塔頭 妙種院で、京都橘大学裏千家茶道部の秋季茶会がありました。
茶道部の先生のお宅がこちらのようで、毎年この時期に秋季茶会をされているそうです。
あんとんさんから教えて頂きました。

会費は薄茶2席で2000円でした。
早めに入れて頂き、待合の仏間で待ちました。

8:45頃に呼ばれました。
本席は奥の8畳間。
庭園越しに茶室も見えました。

最初は我々3人ともう1方の4名でしたが、後から数名来られました。
本席は学生さんの運営ですので、みなさんちょっと緊張気味でした(笑)。
しかし部長さんの「部員数は多いとは言えないが、今回で創部50周年。この伝統をまた後輩たちにつないでいきたい」という決意表明には頭が下がりました。
なかなか日常で着物すら着ることも少ない時代ですが、伝統を引き継ぎ守って行って欲しいですし、我々もこうやってお茶会に参加することが大事だと思いました。

30分ほどで本席が終わり、手前の16畳の間で2席目の立礼席でした。

この頃には本席の方に人がたくさん向かわれている気配がしました(笑)。
朝1番だったので1席目は少人数でしたが、2席目が終わった頃には待合もたくさんの方が待っておられました。

9:45頃にこちらを失礼し、次の予定へと向かいました。

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2017 10/12の拝観報告2 最終(心光院)


写真は、公開中の本堂

11:00前に京博を西門から出て、コインパーキングへ。
車で大和大路通→正面通→次の交差点を北上→五条通を越えて→六波羅の辺りで大和大路通に戻り北上します。
いわゆるタクシー道ですね。
三条通の1本南の若松通に突き当り、川端通からすぐに三条通を東へ。
最後に新麩屋町通に進み、すぐのコインパーキングに駐車します。

11:00過ぎにやって来たのが、心光寺です。
浄土宗特別大公開で、10/11と10/12が公開でした。

国宝展1期がこの日になったのは、このためでした。
到着すると右手のお部屋ではご住職が由緒のお話中。
前日訪問したシヲさんからの情報で、お話が長いとのことでしたので、時間に余裕がない僕はお話は失礼させて頂きました。

本堂内陣には、心光寺と法城寺の本尊がお祀りされていましたね。
境内は本堂の他は特にありませんでした。
由緒書きを頂き、本尊にお参りをして失礼しました。

そしてこの日はそのまま仕事に戻りました。

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2017 10/12の拝観報告1(京都国立博物館 国宝展1期)


写真は、開場直前の平成知新館

木曜日です。
午前中だけ休みと取って、9:25頃にやって来たのが京都国立博物館です。
皆さんご存知のように、10/3から国宝展が始まっています。

また今回は1期ですので、こちらもそれほど気合!?は入っていないので(笑)、ゆっくり登場です。
9:25頃に到着でこの辺りです。
まあこんなもんでしょうか。
でも平日なら入るのに並ぶのは開門時ぐらいで、退場した11:00ぐらいには入場列はなかったです。

まずは順路通り3階から参りましたが、まあ3階の混雑はスゴかったです。
しかし個人的には書跡や土偶、土器系統でしたので、それほどダメージはなし。
注目したのは、土佐日記の藤原為家写本(1番最初)、火焔型土器、土偶あたりでしょうか。

2階へ。
やはり京都関係が僕の興味の中心です。
・阿弥陀如来二十五菩薩来迎図(早来迎) 知恩院:疾走感が伝わります。こちらは2期もあり。
・四季山水図巻 雪舟:こちらは2期の前半までですので、個人的には1チャンス。今回は並んで1列目で全部観ました。
・天橋立図、慧可断碑図 雪舟:2回目ですが、雪舟尽くし、よかったです。
・風神雷神図 俵屋宗達 建仁寺:こちらも2回目ですが、ホンモノの迫力に圧倒されますね。

1階へ。
・玳玻天目 相国寺:いいとされている茶碗は一応しっかり見ておきます(笑)。こちらは1期のみ。
・墨蹟 月林 長福寺:今回長福寺の国宝2つが順に出ます。その第1段。こちらは1期のみ。梅津の長福寺、公開してくれないでしょうか(笑)。
・宝相華迦陵頻伽蒔絵冊子𡑮箱 仁和寺:こちらも2回目。2期も出ますね。

取りあえず、全部をサッと1回は見て、上記のもの辺りは1回で長めに見ました。
この日は午前中しか休みがなかったこともあり、11:00前には京博を出ました。

しかし1期の平日でもこれぐらいですので、2期や3期がコワいですね。

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2017 10/9の拝観報告3 最終(蔵林寺)


写真は、本堂裏の宇治市名木百選に選ばれているムクノキ

萬福寺 紫雲院を13:00前に出て、行くところはもう1つでしょう(笑)。
浄土宗特別大公開で13:00~公開の蔵林寺です。

自宅で確認したら、由緒書きを以前は頂いてないんですね。
今回はあるかもと思っていたら、やっぱりありました(笑)。

内部の公開は前回個人的に訪問した際と特に変わりありませんでした。
そこだけは確認して、13:08頃にこちらを出ました。

というのも、京都行きのJR奈良線は毎時、03、12、33、42なんですよ。
13:12の次は13:33。
間隔21分は・・・ツライですからね(笑)。

無事13:12の京都行きに乗り、14:00頃に帰宅しました。

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2017 10/9の拝観報告2(萬福寺 紫雲院 檗画院展)


写真は、紫雲院 玄関前

山茶花社を出て、地下鉄烏丸線の丸太町駅へ。
12:04発の電車で、京都駅に12:12着。
JR奈良線12:19発のに乗り、黄檗駅に12:42着。
奈良線はダイヤの間隔が結構空くことがあるので、事前に調べておくことが多いです。

黄檗駅から徒歩で向かったのが、萬福寺塔頭の紫雲院です。
10/7に泉涌寺まで車で送ったシヲさんが、あの後にこちら方面に来られてこの件を発見し、教えて下さいました。

10/7~10/9の10:00~16:00で、ご住職のお話では5年ぶりの開催だったそうです。
無料でした。
入ってすぐのお部屋の右手に仏間がありそうでしたが、襖が閉まっていました。
また炉が切ってあったので、お茶も出来るんですね。

隣の広間と合わせて、壁にはきれいな絵の作品がたくさん展示されていました。

またさらに隣の前庭を望むお部屋で、お薄と生菓子まで出して下さいました。

見学に来ただけでそこまでして頂き、恐縮でした。

13:00にこちらを出ました。

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2017 10/9の拝観報告1(山茶花社 重陽節会 茶会 書華展)


写真は、山茶花社のある西島家住宅

体育の日の月曜日。
快晴です。

この日は朝から長男くんの模試直しなどに付き合っていました。
そして11:00に徒歩で自宅を出ました。

11:15頃に到着したのが、山茶花社のある西島家住宅。
お宅は登録有形文化財です。
場所は京都新聞本社の真裏です。
この日はこちらで重陽節句 歌会・茶会・書画展が開催されました。

昨年は京博の堪庵で開催されたのに、frippertronicsさんが参加されていました。
そして今年はホームであるこちらで開催されるのが、9/30の京都新聞に掲載されていました。

歌会+茶会+書画展なら2200円、茶会+書画展なら1500円でした。
まあ短歌俳句は嗜みゼロですので(笑)、茶会と書画展だけにしました。

10:00開始で、最初は混むであろうとのころでしたので、11:00頃に伺うことにしていました。

玄関を入るとまずは2階へ。
2階は美術館になっており、西島家ゆかりの品々が展示されていました。
15分もすると、「お茶席へどうぞ」ということでしたので、1階奥の3畳の小間へ入りました。
お客は3名でしたが、雰囲気的に明らかにまだ僕がお茶を知ってる方、そして男性ということで、僭越ながらお正客をさせて頂きました。
それ程堅苦しくはない感じで、皆さんともお話させて頂き、楽しい1席でした。

さらに奥のお部屋は歌会会場の設えで、奥庭も見せて頂きました。
通り庭には、菊の着綿があり、お茶席でのお菓子も菊の着綿でしたね(笑)。

そして一旦建物を出て、向かって右手の小口から入ると、書画展の会場です。
書はいつもここでお稽古されているそうです。

とても楽しいひとときでした。
12:00頃にこちらを出ました。

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2017 10/7の拝観報告3 最終(念仏寺)


写真は、保育園 講堂にある阿弥陀如来像

大徳寺を出て、北大路通→堀川通→十条通→河原町通と進み、12:55頃にやって来たのが念佛寺です。
浄土宗特別大公開での公開が、この日の13:00~15:00でした。

一昨年の初公開では行ったのですが、昨年は行きませんでした。
すると昨年行かれたアマ会のmasaさんから「由緒書き出来ていました」と。

後日前を通った際にお声掛けするも反応なし・・・。
ということで1年越しで参上です!
我ながらこういうとこ「しつこい」ですよね(笑)。

本堂内に入ると、既にシヲさんがおられました。
内陣の前に由緒書き、ありました(笑)。
お賽銭を少々して、頂きました。
その他、本堂内は特に変わりなし。

そして昨年は保育園の方の阿弥陀如来像も公開があったと聞いていたので、お寺の方に伺うとわざわざ開けて下さいました。

13:15頃にこちらを失礼したのですが、シヲさんに次どうするのか伺うと「泉涌寺の舎利殿の公開に行きます」と。
どうやって行くのかも聞くと、「歩いて行こうかな・・・」と。
雨も降っていたので、車で泉涌寺の中門前まで送らせて頂きました。
アマ会もこういうところ便利ですね(笑)。

そして途中で国宝展が開催中の京都国立博物館の前を通過して、帰宅しました。

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2017 10/7の拝観報告2(大徳寺 総見院)


写真は、寿安席

西寿寺を出て、きぬかけの道を進みます。
西大路通に出て、道なりに北大路通へ。
そして12:00頃に到着したのが、大徳寺です。

今回は大徳寺内の総見院です。
秋の特別公開がこの日からでした。

総見院にはかなり初期の頃に行ったきりで、当時はお茶室もちゃんと見ていなかったので今回再訪しました。
総見院では毎時00分と30分から、本堂で15分程度の解説があります。
到着時ちょうど12:00~の解説が始まるところでしたが、これを聞いてみなさんと一緒に行動すると人がいない写真を撮りづらくなるので敢えてスルー(笑)。
お茶室のある本堂裏に直行です!

ほぼ誰もいない状況で、香雲軒、龐庵(ほうあん)と寿安席をじっくり拝見しました。
ここでお茶を頂くなら、4月の利休忌ですかね。

墓地の方にも行きましたが、以前よりきれいになったような気が・・・。
最後に本堂に参りました。
由緒書きも含めて、その他大きな変化はなかったですね。

12:30頃にこちらを出ました。

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2017 10/7の拝観報告1(西寿寺)


写真は、本堂と庫裏の間の庭園

3連休の初日の土曜日です。
もう浄土宗特別大公開が始まっています。

この日は少しだけの拝観予定。
11:00に車で自宅を出ます。
丸太町通→天神川通を進み、福王子の交差点をさらに北上します。
11:30に到着したのが、西寿寺です。
3月の涅槃会などで本堂にお参りは出来ますが、水琴窟のある書院の方は予約しないといけません。
西寿寺さんは、浄土宗特別大公開には今回初参加。
そしてその案内に「水琴窟」とあったので、書院の方も入れると踏みました(笑)。
拝観は10/2~10/7まで。
この日が最終日でした。

今回は庫裏から入り、拝観料300円を収めました。
そしてそのまま水琴窟のある書院へ。
予想通りでした(笑)。
書院を回って、本堂へ。
ここまではお寺の方が案内して下さいましたが、その後はご自由にという感じです。

僕が訪問した際には2人おられました。
しかし2人とも間もなく帰られたので、ゆっくり拝見で出来ました。

由緒書きも以前のものと変わりなかったです。
書院の方にももう1度行きたかったので、今回はいい機会でした。

11:45頃にこちらを出ました。

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明智光秀の塚


写真は、地蔵堂と塚(電柱の右)

知恩院の門前を流れる白川の畔に、明智光秀の塚があります。

アクセス
地下鉄東西線の東山駅で下車し、2番出口から地上に出ます。
地上に出て右折し、三条通を約200m進み、白川の橋を渡って右折します。
約120m進み、餅寅さんの角を左折して小路に入ります。
約30m進んだ左手に、明智光秀の塚(石塔)と小さな地蔵堂があります。

明智光秀は山崎の戦いで豊臣秀吉に敗れ、小栗栖の竹薮で農民に襲われて亡くなります。
家来が光秀の首を落とし持って逃れますが、知恩院の近くで夜が明けたため、この地に首を埋めたと伝えられています。

地蔵盆
地蔵盆の時だけ光秀の木像と地蔵像が御開帳されます。
管理している餅寅さんの定休日が水曜日なので、大抵は8月の最終水曜日だそうです。
しかし都合で移動することもあるので、日程は餅寅さんに直接確認するのが間違いないです。
当日は8:30から準備を始められるので、8:40頃から御開帳されています。
地蔵堂内の左手に地蔵菩薩像が、右手には明智光秀公像がお祀りされています。
11:30から法要をされ、午前中で閉めてしまわれるそうです。

洛東マイナー散策の索引

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慶昌院 向日市


写真は、本堂

慶昌院(けいしょういん)は向日市にある曹洞宗寺院で、田植え地蔵尊として信仰されています。

アクセス
阪急電車の東向日駅で下車します。
東出口から出て右へ線路沿いに約80m直進し、西国街道に出ます。
右折して踏み切りを渡ります。
真っ直ぐに向日市商店街を進みます。
約100mでY字路になるので、これを右手へ。
約340m進むと中垣内の交差点で、これを直進。
さらに約200m進んだら、慶昌院の看板が見えます。
表門はこの左手約30m先にあります。

石段を登り表門をくぐると、正面に本堂、左手に庫裏、右手奥にかなえ地蔵尊などがお祀りされています。

毎年1/8に新春大般若祈祷会・新春寄席が、8/8に盂蘭盆大法要が盛大に行われます。

新春大般若祈祷会・新春寄席
13:00~本堂で行われます。
庫裏から入り受付をします。
当日受け付けもされており、祈祷料は5000円でした。
庫裏に入り右手をまわり本堂へ。
本堂には内陣に向かって左手から入ります。
中央奥に内陣、その前に中陣、その周囲をコの字に外陣が囲います。
内陣中央には本尊の田植え地蔵尊が本来お祀りされていますが、この日はお厨子が閉まっており、その前に十六大善神図が掛けられていました。
内陣左手奥には達磨大師像、右手奥には大権修理菩薩像がお祀りされています。
左の脇壇には聖観音菩薩像や田植え地蔵尊オの縁起絵巻が拡げられていました。
右の脇壇は最初は幕で仕切られており、寄席の演者さんの待機場所でした。
法要時には開けられ、絹本著色曇開和尚像(岸駒筆ですが、恐らくレプリカ)が掛けられていました。

内陣に向かって右手の外陣に仮設舞台があり、中陣外陣に座ってまずは寄席を1時間楽しみます。
檀家さんが来られますが、100名ぐらい来られるため本堂はいっぱいで、一部は庫裏の座敷まで溢れるほどです。
14:00に終わり、中陣を開けて法要の準備。
14:15頃から大般若祈祷会が始まります。
マイクで法要で今何をしているかの解説があります。
散華を巻いて、転読が行われます。
そして順に中陣でお参り、内陣でお焼香をします。
15:30頃に終わります。

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蓮光院


写真は、本堂

蓮光院は(れんこういん)は神泉苑の南側にある真言宗寺院で、北向不動明王と呼ばれています。

アクセス
地下鉄東西線の二条城前駅で下車し、出入口3から地上に出ます。
地上に出て左へ。2つ目の信号があり、角に小さな公園のある交差点を左折します。
途中で御池通を渡り、次の交差点(姉小路通)を右折します。
約70m先の左手に蓮光院があります。

弘法大師・空海の甥・真然(しんねん)が創建したとも云われています。
真然は空海に師事し、空海の没後には葬儀を指揮したという説もあります。
また鎌倉時代には、一遍がこちらに立ち寄っているそうです。

境内の中央奥に本堂があります。
本堂の手前左手に玉吉大明神、太郎大明神があります。

毎月28日の14:00~本堂で大護摩供修行があります。
13:40頃に到着すると、既に本堂内で信者の方が西国33か所霊場などの御詠歌を唱えておられました。
本堂の右手に路地を進み本堂の裏に回ると木戸があるので、そこから入ります。
声を掛けると一般でもお参りさせて頂けます。
裏から本堂に入ります。
14:00からご住職が来られ、本堂で護摩供が始まります。
本堂の内陣中央には本尊の不動明王像、右の脇壇には弘法大師像がお祀りされています。
護摩供は30分ほどで終わり、その後は本堂裏の庫裏で少しお茶をして解散です。

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本久寺


写真は、鐘楼(左)と本堂(中央)

本久寺(ほんきゅうじ)は千本上立売にある法華宗寺院です。

アクセス
最寄りのバス停は千本上立売ですが、千本今出川で下車して千本通を北上してもバス停1つ分です。
今出川通から2筋目が上立売通で、ここを東へ進みます。
上立売通に入って約30m先の左手に本久寺の表門があります。

本久寺は1564年の創建以来、1730年の大火である西陣焼けや天明の大火などの類焼を免れており、焼けずの寺として有名だそうです。

表門を入ると正面奥に本堂、左手に鐘楼、右手奥に庫裏があります。
庫裏に声をかけると、御朱印が頂けます。

平和の鐘をつく会
毎年8/6の12:20~13:00頃まで、平和の鐘をつく会を行われています。
本堂に入ります。
本堂の内陣中央には日蓮上人像、上に釈迦如来像と多宝如来像がお祀りされており、脇侍は通常の法華宗の様式です。
左脇檀には開山の日屼(にちこつ)上人像、右脇檀には鬼子母神像、本堂右手には大黒天像がお祀りされていました。

12:20から10分程度法要。
12:30~御住職の法話。
12:50頃から外の鐘楼の鐘を順に撞いて、13:00頃には終わります。

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與杼神社 淀城址


写真は、與杼神社の本殿(左)と拝殿(右 重文)

京阪電車の淀駅の前に淀城跡公園があり、それに隣接して與杼神社(よどじんじゃ)があります。

アクセス
京阪電車の淀駅で下車します。中央改札を経て、5番出口から出ます。出て右手前方のバスプールを線路の高架下沿いに歩きます。
約150m歩くと右手にコンビニのミニストップが見えます。
これをさらに超えた右手に與杼神社の鳥居が、左手に淀城跡公園があります。

與杼神社
鳥居の正面奥に社務所があります。
社務所の前を左折すると境内です。
正面に重文の拝殿があり、拝殿の左手に摂社が手前から川上社、豊丸社、長姫社と並びます。
拝殿の背後に本殿があります。本殿も以前は重文でしたが昭和50年の失火で焼失し、昭和55年に再建されました。
本殿の右手には日大臣社、左手には江戸時代の豪商 大坂淀屋寄進の高灯籠があります。

淀城址
ここをさらに左手に進む時と境内から出て、淀城跡公園になります。
淀城はあの有名な淀君が居たものではなく、江戸初期に将軍警護のために松平定綱が現地に築きました。
後に春日局ゆかりの稲葉正知が入り、以降幕末まで稲葉氏の居城でした。
その名残でしょう、公園には稲葉神社が残っています。
また公園の南側には本丸石垣・内濠の一部が残っています。
なお淀君がいた淀城は、ここから北に約500mの納所(のうそ)にあったそうです。

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瑞雲庵


写真は、外観

瑞雲庵(ずいうんあん)はもともと両替商の邸宅でしたが、今は公益財団法人 西枝財団がギャラリーとして貸し出しをされています。

アクセス
上賀茂神社の門前を右手の道(府道103号線)へ進みます。
約100mで右手に明神川の流れる社家町になります。
社家町を約200m進んだ左手にハンコ屋さんのある道(2つ目の右折路)を右折します。
さらに約200m進んだら右手にコインパーキングが見えます。
この先の左T字路を左折します。
約40m先の右手に瑞雲庵があります。

通常は開いていませんが、展示会の会場としては入れる時があります。
展示会の開催については公益財団法人 西枝財団のHPを参照してください。

木造2階建てのもと両替商の邸宅で、主屋の左脇の駐車場の奥には蔵もあり、こちらも展示会場となっていました。
主屋の玄関から入ります。
正面は土間で、右手に8畳間が2つ並んでいます。
いわゆる店でしょう。
土間で下足し、正面から部屋に入ります。
入ってすぐの部屋はもとは通り庭だったのでしょうけれど、今はきれいなカウンターキッチンになっています。
さらに奥はテーブルのあるフローリングの部屋。この部屋の奥の廊下の先にはトイレがあります。
この辺りはきれいにリノベーションされています。

この右手は手前の8畳間から続いて、4畳の間と6畳の間がならびます。
4畳の間のさらに右手は廊下を経て中庭、6畳間の右手は4畳半の茶室になっています。

6畳間と4畳半の間に面して、庭園があります。
中央に白砂の池があり、石の八つ橋が掛かります。
苔のきれいな露地庭園です。

また階段の上には2階もあり、梁がむき出しの“いわゆる町屋の2階”そのものでした。

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