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2017 10/24の拝観報告(京都国立博物館 国宝展2期)


写真は、開門前に外から撮影

平日、火曜日です。
この日も午前中だけお休みを取って、朝1番で京博へ。
お待ちかね、国宝展の2期です。

8:00、車で京博の駐車場に到着。
まだ4台目でした。

駐車して門の前に並びます。
8:00で約15番目でした。

8:45に門が開きます。
一部前売りを持ってない方は、チケットを買いに戦列!?を離れられたので、少し順番が上がりました。
せっかく早く行くなら、前売り持参は必須ですね。

平成知新館の内に4人1列で並びます。
3列目に並びました。

そしていよいよ9:30のオープン。
僕は一直線に1階奥の曜変天目へ。
意外にも僕の前の方々は3階へのエレベーターに乗られたので、僕がこの日の曜変天目の1番目でした(笑)!

曜変天目 龍光院 
ゆっくり1まわり。
終わってもまだ10人ぐらいの列。
2回目を観ます。
それが終わってもまだ10人ぐらいの列。
3回目、観ました。

僕は藤田のは観たことがありますが、静嘉堂の(稲葉天目)は観たことがありません。
曜変天目はいわゆる「黒と青に斑文」の世界ですが、龍光院のは螺鈿のようなシルバーの斑文が特徴的ですね。
斑文の一部は肉球のようにも見えて(笑)。

リアルでみた藤田のは、落ち着いた黒と青。
写真でみる静嘉堂のは黒と青に斑文の周囲が白くなっていますが、
「どちらも模様が均質」な感じがしますね。
そういう点では龍光院のは、螺鈿のようなシルバーの斑文が均質感をいい意味で崩しており、より多様な模様に見えた気がしました。
しかし藤田のも、龍光院のも、無限の宇宙を感じさせ、引き込まれていきそうなところは共通していますね。
感動しました。

墨蹟 竺仙梵僊筆 龍光院
金剛経 蘭渓道隆筆 龍光院。
引き続き同じ部屋で、龍光院の国宝。
最後にまた戻ってきて、都合3回観ました。
あと龍光院の国宝は、密庵関係ですね。

絵因果経 上品蓮台寺
やっと上品蓮台寺の絵因果経が見られました。
修復されているからでしょう、鮮やかでした。

餓鬼草紙、信貴山縁起絵巻(尼公巻)も、じっくりみました。

あと1階のすべてをサラッと観て階段で3階へ。

聾瞽指帰 上巻 空海筆 金剛峯寺
「あれっ?京都の寺院じゃないのに。」と思われたかもしれません。
でもまあお気づきでしょう。
いつも観ているブラタモリに出てきたからです(笑)。
24歳の空海の力強い文字でしたね。

後宇多天皇宸翰御手印遺告 大覚寺
後宇多天皇の手形も印象的でした。

2階へ。
山水図 李唐筆 高桐院
以前虫干しにて現地で観て以来です。

1期に続いての雪舟の作品群、風神雷神図なども圧巻です。

花鳥図 狩野永徳 聚光院
瓢鯰図 如拙 退蔵院
これらは2回目ですが、印象に残りますね。

1階へ戻ります。
釈迦如来立像 釈迦如来立像納入品 清凉寺
現地のご開帳でお参りしたことはありますが、現地ではお厨子までが遠い。
この距離で観るのは全然違います。
左右対称な衣紋のひだの1つ1つが、非常にきれいでした。

ここの段階で曜変天目の列は、仏像エリアの中央辺りまで伸びていました。

再度気になったものを3階から見直し、図録を購入して、11:00頃にこちらを出て仕事に参りました。

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