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2017 11/4の拝観報告(顔見世興行チケット予約と神泉苑 念仏狂言)


写真は、神泉苑の特設狂言観覧席

3連休の中日です。
この日は10:00から顔見世興行のチケット発売でした。
一般発売は11/5からですが、松竹歌舞伎会員などは1日前からでした。

今回は中村芝翫(橋之助)さんの襲名披露ですが、南座が耐震工事中のため京都ロームシアターが会場です。
1階が1等席、2階が2等席、3階が3等席でした。
1階は舞台に向かって右、中央、左と3ブロックあり、前後も前方、中段、後方と、全部で9ブロックありました。
この9ブロックはどこでも1等席で2万円ですので、そりゃ「中央前方」のブロックがいいですよね。

10:00と同時にチケットweb松竹へ。
意外にすんなりつながりました。
前述の中央前方のブロックは全部で約150席ありますが、その時点で残っているのが15席ほど(平日夜の部)。
恐らくタニマチさんとかに先にいってるのでしょうね。
急いでチケットを確保し、終わってからまた見てみると、中央前方のブロックはsold outでした。
なので一般発売を待っていては、やはり中央前方のブロックは買えないんですね。

また夕方に見てみると、3階などはほとんどなくなっていませんでした。
これも歌舞伎会に入るようなコアな方は、やはり1階で臨場感を楽しみたい方が多いのでしょうね。

逆に11/5の一般発売後は、土日の3階からなくなっていました。

さて顔見世興行のチケットを確保して、午後からヒマな(笑)次男とお出かけに。

14:30頃に自転車で自宅を出て、やって来たのが神泉苑
11/3の夜から11/5まで、神泉苑念仏狂言が開催されていました。

次男はかつて神泉苑念仏狂言に来ていますし、清凉寺や千本ゑんま堂にも行っているので、年の割にはベテランです(笑)。

14:45に着いた時には、大黒狩が終わりかけ。
これ終わりで空き席を見つけて座りました。

15:00~15:30 土蜘蛛。
頼光、綱、保昌と土蜘蛛。
糸がパッと出るのに次男も大喜び(笑)。

15:40~16:30 山端とろろ。
こちらは山ばな 平八茶屋が舞台といわれているところ。
この演目は初めて観ました。

16:45~17:35 羅生門
これが始まる前に次男に「もう帰る?」と聞いたのですが、「観るっ!」と即答でした(笑)。
こちらも頼光、綱、保昌が出てきて、綱と茨木の鬼がメイン。
土蜘蛛と登場人物が被るので、次男にも分かりやすかったみたいでした。

この神泉苑狂言ですが、もう11月になると結構寒くなります。
しかも座りっぱなしで観るので、必要以上に暖かくして聞かれた方がいいですよ。

18:00前に帰宅しました。

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コメント ( 1 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
おや (なおすけ)
2017-11-11 14:36:27
この書きぶりだと、入会されましたか。てっきりあんとんさまにお願いされるのかと思ってました。今年は事前予約のお弁当が花盛りですが、アマさんはどこのを選ばれるやら。

こちらの顔見世は歌舞伎座での襲名興行より(原則)高いのもあるので、正直3階のきっぷが取れて助かりました(見るつもりはなかったのですが、ちょうど上洛するので買いました。どうせ途中で出るつもりなので、1等席では勿体ないのもあります)。南座であれば、3階ももっと売れていたのではないでしょうか。

上方のチケットは東京系と違い、会員のランク付けによる購入開始日の違いが無くて、全会員一斉なので大変ですよ(松竹歌舞伎会は元々関西と東京で別れていたので、統合した後も以前の“仕来り”がずっと残ってます)。

尚、通はむしろ3階を選択されます(「〇〇屋」と声を掛ける“大向こう”は、本来3階が生息域。最近は1・2階でも見かけられますが、それは本来マナー違反です。まして、女性がやるのは声質・声域の関係もあり止めていただきたいです)。南座じゃないせいかな。

ご贔屓筋は、週刊誌に書かれた方に頼れなくなったので、奥様(三田寛子)が奮闘されて捌かれた筈です。彼女はああ見えてもあの世代(芝翫丈が属する世代)の奥様連ではダントツの実力者。今に梨園一の実力者になるそうですよ。ご本人を見かけることができたら良いですね。

来年は南座での顔見世が復活する筈ですから、お楽しみに。大播磨が出るようなら行く予定です。また、3年後の2020年は13代目の團十郎の襲名興行になる筈(襲名自体は決まっていると聞きました)なので、予定を空けておいてくださいねー。
 
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