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2017 11/7の拝観報告1(国立京都博物館 国宝展3期)


写真は、8:45から館内で9:30まで待機中

火曜日お休みを取って、国宝展3期と非公開文化財に参ります。
京博には7:50に到着。
2期の時より列が少し長くなっています。
現地であんとんさんと合流。
8:45に開門。
今回も3列目。

9:30会場です。
まずは2階経由で3階へ。

・金印 福岡市博物館
僕は初めて観ます。
チロルチョコ大(笑)。
教科書の写真などでは拡大しているので、思っているより小さいですね。

そして1階へ。
・源氏物語絵巻 柏木 徳川美術館
・平家納経 厳島神社
絵巻物のコーナーは、まだ誰もいませんでした。
おかげでかなりじっくり拝見できました。
平家納経は印刷のように緻密に書かれていましたね。

金印もですが、こういう「近くで観ないとみえないもの」を先に見ておくのがいいですね。
特に開場から15分ぐらいは、1階ならかなりストレスなく観られます。

・薬師如来坐像 円勢・長円作 仁和寺
ここも外せません。
かなり細かい部分まで彫り込まれていて、観ていて飽きないですね。
見事です。

そして3階へ戻ります。
もうこのタイミングで3階は黒山の人だかりです。
・御堂関白記 陽明文庫
陽明文庫でも観ましたが、関白道長の直筆。
結構サボっている日が多いです(笑)。
前で観ていたおばちゃんが「道長さん、きれいな字でキッチリ書いてはるなぁ~~~」と。
いや日付とかの方は、お付きの人が書いたんでしょう・・・道長は時折書いてる雑な方・・・。
う~~~ん。
まあいいか(笑)。

3階の銅鐸のあたりはかなり人が多いのと、展示替えも少ないのでほとんどスルーです(笑)。

2階へ降ります。
・両界曼荼羅図 教王護国寺(東寺)
東寺で観たことがありますが、やはり見応えがありますね。

・不動明王像(黄不動) 曼殊院
こちらは初めて。
顔の方が薄暗く描いてあるので、お不動さんの迫力が増しますね。

・花園法皇像 豪信筆 長福寺
長福寺ですので、個人的に興味ありました。

・伝平重盛像・伝源頼朝像・伝藤原光能像 神護寺
ここは人が多かったですね。
でも画も大きいので、まだ見えます。
神護寺の虫干し以来ですね。

・雪松図屏風 円山応挙筆 三井記念美術館
冬の朝のピーンと張りつめた空気が伝わって来そうです。
白い部分、ふんわり積もった雪にしか見えないですね。

・観音猿鶴図 牧谿筆 大徳寺
こちらも大徳寺の虫干し以来。
なんというか、画に風格がありますね。

・大井戸茶碗 銘 喜左衛門 孤篷庵
東博の茶の湯展で1度観ました。
曜変天目とは違う、落ち着いた感じもいいですね。

1階へ。
・油滴天目 大阪市立東洋陶磁美術館
こちらはキラキラ系(笑)。
でもやっぱり油滴もきれいですね(笑)。

・ポルトガル国印度副王信書 妙法院
印刷なのでしょう、もう妙法院にあるレプリカとの区別が・・・(笑)。

上記の順で1度見て、さらに上で挙げたものなど気になったものともう1度見ました。

10:50頃に京博を出ましたが、3期はまだ入館待ちの列がありましたね。

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コメント ( 1 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
曼殊院の黄不動など (一部衆)
2017-11-13 19:43:28
曼殊院の黄不動は腹部の辺りにミニ黄不動の下書きが見つかったと話題になっていたので、双眼鏡で凝視して見ましたがよくわからず。裏側からの赤外線画像でわかったようなので、表からの可視光ではやはりわからないのかな。

それにしても国宝展は会場内が混みすぎてて、大部分が存在確認程度のスルー気味になってしまう。

仁和寺薬師は素晴らしいのだが、小さすぎて台座の十二神将の細部がよく見えず。(泣) トーハクでの仁和寺展の図録には、眷属の高精細拡大写真も載せて欲しいです。
 
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