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鶴清

写真は、玄関。
鶴清(つるせ)は昭和7年に創業した料理旅館です。
五条大橋からも見える総檜造り3階建ての建物が印象的です。
アクセス
京阪電車の清水五条駅で下車し、3番出口から地上に出ます。
そのまま五条大橋を渡り、渡り切ってすぐの木屋町通へ右折します。
木屋町通を約100m北上した右手に、鶴清があります。
京阪電車の清水五条駅で下車し、3番出口から地上に出ます。
そのまま五条大橋を渡り、渡り切ってすぐの木屋町通へ右折します。
木屋町通を約100m北上した右手に、鶴清があります。
鴨川に面しているので、5月~9月は川床もあります。
玄関は唐破風の屋根になっており、中に入ると正面にロビー、右手前に2階への階段、その奥に1階に客室、左手は帳場や調理場になっています。
夏はロビーの奥に川床席が設置されます。
食事は8,000円(8品)、10,000円(9品)、13,000円(10品)、16,500円(11品)があり、
お昼はさらに5,500円(7品)、6,500円(8品)のミニ懐石のコースもあります。
食事をした際に、内部のお部屋を見せて頂けました。
ロビー横の階段で上層に登りますが、階段には擬宝珠があり五条大橋をイメージしているそうです。
まずは最上階の3階へ。
3階は200畳の大広間1室だけ。
舞台があり背後には松が描かれているので、能舞台のようです。
舞台の欄間は鶴と松の透かし掘り、天井は大きな折り上げ格天井です。
戦後の昭和26年までGHQに接収されており、その際はダンスホールとして使われていたそうです。
アメリカ人には天井が低かったので鴨居が切断された跡が今も残っています。
2階へ。
2階は中広間が5室。
北から北二ノ間、中の間、翁の間、南の間、下の間と並んでいます。
翁の間は独立していますが、北二ノ間と中の間、南の間と下の間は襖を開けるとつながります。
北二ノ間は床柱が凹凸だらけの木であるのが、
中の間は部屋の後方全体が踏込床なのが、
南の間と下の間の間の欄間が京都の風景の透かし彫りなのが
印象的でした。
1階は宿泊の部屋や個室として利用される小部屋です。
手前が雪の間、廊下の奥に月の間と花の間が並んでいます。
この廊下の天井全面が網代天井で、月の間と花の間の廊下の向井には大原女のステンドグラスがあります。
かつてはこの奥が喫茶になっていたそうです。
さらに廊下の突き当り右手奥にやや広い梅の間があります。
廊下の途中に地下への階段があります。
階段を降りた正面奥に会議室、右手に客室の賀茂と高瀬がありますが、今はほとんど使われていないそうです。
階段を降りた廊下の後方奥に、男女の浴室がありました。
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