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京大和1 概要(パークハイアット京都)

写真は、翠紅館広間。

京大和(きょうやまと)は、幕末に桂小五郎、井上馨、久坂玄端らが集まり翠紅館(こうすいかん)会議を行った翠紅館という屋敷の跡地にある料亭です。
2019年10月にパークハイアット京都を敷地内に誘致し、修復も行い再開業されました。

アクセス
場所は東山で、高台寺の前のねねの道を南下します。
ねねの道が終わると左手に坂があります。
これが維新の道で、この坂の上に霊山護国神社や霊山歴史資料館などがあります。
そしてこの維新の道を少し登った右手にある立派な表門が京大和です。

京大和の食事はお昼は12,000円(お弁当)、18,000円と27,000円で、夜は27,000円、35,000円と45,000円です。

かつての京大和と比べ、京都市の保護建造物に指定されている本館中央の4部屋と奥にあったお茶室を移動し送陽亭とくっつけています。
そして表門から本館中央をコの字に囲うように、鉄筋のパークハイアットが建てられてました。

残っているのは、本館が翠紅館広間、紅葉の間、葵の間と桐の間、茶室棟が送陽亭、胡廬庵(ころあん)、翠紅庵です。
ちなみに翠紅館広間の使用料は、30,000円でした。

表門をくぐりますが、天井にはコルク層が特徴的なアベマキが使われています。
桂離宮の御成門と同じ素材です。
今回修復にあたって、岐阜から取り寄せたそうです。

正面の前庭を進みます。
左手に庭園があり、手前の石橋を渡って階段を上ると茶室棟があります。
元からこちらにあった送陽亭に移築した翠紅庵と胡廬庵、さらに本館とが新築した廊下でつながっています。

前庭をさらにまっすぐに進むと道なり左に階段がありますが、そのすぐ右手までパークハイアットが建っています。
階段を上った左手から本館に入ります。

入ってすぐ左手に細長い待合があります。
まっすぐに廊下を進んだ突き当りに、透月の池がある庭園があります。

この突き当りを左手に曲がって戻ると、翠紅館広間があります。
この突き当りを右手に曲がってすぐに紅葉の間があります。

廊下を奥に進んだ左手の奥に桐の間があり、廊下をまっすぐに進んだ1番奥に葵の間があります。




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