goo

天龍寺4 特別拝観4 臨川寺(嵐山・嵯峨野散策10)


写真は、書院(左)と本堂(右)

天龍寺の一部で、かつては五山十刹の第2位に位置していた寺院です。

アクセス
嵐電の嵐山駅で下車します。
改札を出た正面の長辻通を左折します。
約150m進むと渡月橋北詰に来るので、ここを三条通へ左折します。
お土産物屋さんや市営駐車場を超えて、渡月橋北詰から約120m先の左手に臨川寺の表門があります。

通常は全くの非公開ですが、2016年の臨済義玄禅師の1150年遠諱、ならびに日本臨済宗中興祖である白隠慧鶴禅師の250年遠諱を記念した「春の禅寺一斉拝観」の予約ツアーで、4/16(土)、4/24(日)、4/30(土)、5/4(水祝)、5/10(火)、5/16(月)、5/22(日)に、同年5/8、11/12のそうだ 京都、行こう会員ツアーで公開がありました。

表門を入るとまっすぐにない石畳の参道があり、その突き当りに中門があります。
中門にある“三会院(さんねいん)”の扁額は、足利義満筆だそうです。

中門を入ると、正面に本堂、左手に書院、本堂の前に枯山水庭園の“龍華三会の庭”が拡がります。
庭園左手の石畳を進みます。
書院の内部は中央が10畳、左右に7.5畳の間からなり、奥中央には夢窓疎石像がお祀りされています。

本堂に入ります。
本堂の左手奥には開山堂が付属しており、手前が礼堂、奥が祠堂になっています。
本堂の須弥壇の中央には本尊の弥勒菩薩像、左手には宝冠釈迦如来像、右手には地蔵菩薩像がお祀りされています。
右手脇壇には後醍醐天皇と、その子の世良(ときなが)親王の位牌がお祀りされています。

礼堂の左手には仏光国師像と仏国国師が、右手には歴代住職位牌がお祀りされています。
そして数段高くなった祠堂の中央に、夢窓疎石像がお祀りされていました。

本堂を出て、左手から裏に回ります。
祠堂の下には蓮華石が置かれているのが覗けます。
また本堂の裏には世良親王の墓所もあります。




コメント ( 5 ) | Trackback ( )