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水尾2 円覚寺、清和天皇社


写真は、円覚寺

さらに府道50号線を少し進むと水尾の分岐があるので、この分岐の右手の坂を登ります。
やがて右手に水尾小学校がみえるので、小学校の校門に入り真っ直ぐに進んだ左手に円覚寺があります。

清和天皇は譲位した後、水尾山寺に入られました。
里人が天皇のために新しい仏堂を建てるために、院は栖霞観(嵯峨釈迦堂)に移られました。
しかしすぐに発病され、最後は粟田山荘にあった円覚寺で亡くなられたそうです。
その円覚寺も1420年に焼失し水尾山寺に併合された後に、円覚寺の寺号だけが残ったそうです。

円覚寺は浄土宗寺院です。
本堂の前に宝篋印塔などがあります。
留守の事も多いので、本堂にお参りをされるのなら、事前に連絡した方がいいです。
ご不在でも留守電にメッセージを残しておくと、後程コールバックして来て下さいました。
また2015年は10/3(土)と10/4(日)のAMに浄土宗特別大公開で公開がありました。

本堂内陣中央には本尊で清和天皇の持仏といわれる薬師如来像のお厨子が、右手には阿弥陀如来立像、左手には地蔵菩薩像が、そして内陣左手の神棚に清和天皇坐像のお厨子がお祀りされていました。
しかし薬師如来像は秘仏で、50年に1度の御開帳です。
ちなみに前回の御開帳が2002年でしたので、次回は2052年です。

円覚寺の前を通過して、さらに進んだ先の左手に清和天皇社の鳥居があります。
石段を登ると、途中の右手に摂社の稲荷社。
そして神明社、十羅社、大国社、春日社と大神宮の五社を1つに祀るお社と、
八幡社、山神社、蛭子社と上神社の四社を1つに祀るお社が順にあります。
石段を登り切った右手に本殿があります。

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