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2015 12/1の拝観報告2(北野献茶会 社務所 奥の間)


写真は、奥の間の床の間と違い棚

明月舎の本席を終えて、次に向かったのが社務所の奥の間です。
時間は10:00。
まだ献茶祭が始まってもいないため、社務所の拝服席はまだでした。
社務所の玄関から奥に入ります。
入った広間が待合です。
待合に行くと、あいるさまが。
御無沙汰です!
いろいろお話させて頂きました。

ちょうど同じ回の席だったのですが、お知り合いがおられたのであいるさまは上座へ(笑)。

奥の間は宝物殿の左隣りぐらいに位置しており、庭園越しに宝物殿が見えました。
8畳2間の広間で炉が切ってあるものの、油絵などがかかっているので、恐らく普段は書院として使われているのでしょう。

しかしそれにしても天袋や地袋の絵は古そうでしたね。

結構横に長いお部屋でしたので、下座からは上座のお話が遠くて聞こえづらい。
逆に言うと、遠い分気楽でした(笑)。

10:25頃に終わり、次へと参りました。

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施薬寺


写真は、本堂

施薬寺は与謝野町にある真言宗の寺院で、与謝蕪村の方士求不死薬図(ほうしふしのくすりをもとむのず)屏風があります。

アクセス
京都縦貫道を進み、終点の与謝天橋立ICで降りて、国道176号線へ左折します。
約2km先の石川の交差点で左折しさらに国道176号線を進みます。
ここから7.2km先のT字路の交差点で右折し、府道701号線を進みます。
府道701号線を約1km進むと右手に神社の鳥居が見えます。
この鳥居の先、2つ目の電信柱脇に”施薬寺下”のバス停のある坂を登った上に、施薬寺があります。

飛鳥時代に麻呂子親王(聖徳太子の弟)が大江山鬼退治をしたという伝説があります。
その鬼退治後に七仏薬師如来を祀る七ヶ寺を丹後に開創し、その1つが施薬寺といわれています。
与謝蕪村の母の出生地が与謝野町であることから、蕪村は幼少期に施薬寺に逗留していたそうです。

駐車場に駐車し、坂を少し登ると正面に本堂、右手に庫裏、右手前に大師堂と鐘楼が並んでいます。
また左手の石段を登っていくと、上に薬師堂があります。
通常拝観ではここまでです。

屏風公開
11/3の9:00~16:00に与謝蕪村の方士求不死薬図屏風が公開されます。
庫裏から入り、右手の本堂に進みます。
内陣の手前に屏風2双が展示されています。
屏風が内陣の手前にあるので、内陣は見えません。

薬師大祭
9/8の午前中に薬師大祭が行われ、薬師堂にある本尊の薬師如来像が御開帳されます。
薬師堂の内陣中央のお厨子に、薬師如来立像と日光月光菩薩像がお祀りされています。
左右の脇檀のお厨子には、十二神将像がお祀りされているそうです。
12:00にはお堂を閉められるので、午前中に行くべきです。

本堂の内陣中央には愛染明王坐像のお厨子がありますが、閉められていました。
左脇檀には阿弥陀如来坐像、右脇檀には弘法大師像がお祀りされていました。

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