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2015 12/13の拝観報告(粟生光明寺 月釜)


写真は、大書院の前庭と廣谷軒

さて日曜日。
第2日曜日です。
以前から候補にあがっていたところに、やっと行けます。

この日は訳あってスーツです。
8:00に車で自宅を出て、地下鉄二条城前駅であんとんさまを拾います。
そして向かったのが、粟生光明寺です。
紅葉のモードも先週で終了。
人もまばらになりました。

そんななか、今回は月釜に来ました。
8:40頃に到着。
やはり2席目でしたので、30分程待つことに。

広間のお茶室 廣谷軒で行われます。
廣谷軒は、紅葉時に粟生光明寺に行かれた方は分かりやすいと思います。
まず御影堂に入って、左手からエレベーターが脇にある階段を降りるでしょう。
すると釈迦堂とその前庭の信楽庭がありますよね。
本来はここを左に曲がって玄関から帰りますが、これを直進した先に廣谷軒があります。

先日、利休忌に行きましたが、利休忌は女性の9割が着物。
しかしこちらはほとんどが洋装でした。
9:20頃に席に入りました。
主菓子と干菓子の両方が出たのでもしやと思ったら、やはりお薄も2服でした。

10:00頃に終了。

あんとんさまはその後東京行きでしたので、京都駅にお送りしました。

そして僕の方は11:30~市内のホテルで、所属する医局の新任教授の就任祝いパーティーに参加しました。
研修医時代にお世話になった先生の凱旋教授就任でしたので、共にお世話になった先輩や後輩たちとメチャメチャ盛り上がりました。

盛り上がりながらも、なんとか18:00過ぎには帰宅。
妻にはまたまたご迷惑をおかけしました(笑)。

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和中庵2 洋館 客殿 茶室


写真は、茶室

洋館に入ります。
正面に2階への階段があり、階段下の両脇にそれぞれ部屋が1つずつあります。
今の玄関は本来主屋と連続していたので、洋館の半円の玄関ポーチは右手のお茶室側にあります。
2階に上がった左手は広いホールになっており、今は“桜ホール”と呼ばれています。
木製の床は格子模様になっており、暖炉もあります。
階段を上がった右手は客殿への渡り廊下で、船底天井になっています。

客殿に入ります。
客殿の広間は手前から10畳、10畳、12畳半の3間が並んでおり、右手前には崖に張り出すように板の間の“花見の間”があります。
そして客殿の右手から奥にかけてL字に庭園があります。
庭園の左手から右手の斜面の下へかつては小川が流れていた形跡がありますが、今は枯渇しています。
庭園への縁は1間幅と広く、鞍馬石と貴船石の長大な沓脱石があります。
また庭園の左手奥には善導寺式の大きな石灯籠があり、紅葉もきれいです。
客殿内部の付け書院にはすごく目の細かな長欄間や、床の間の天井にはスズメが描かれていました。

最後に茶室です。
10畳の広間の奥に4畳半の水屋があり、その左手の6畳の茶室から成ります。
6畳の茶室には格天井の上段があります。
右手の窓の陰にある引き戸を引くと、上段の背後の壁がスライドして空間が現れます。
そちらに現在はお茶道具が終われていましたが、当初は仏壇があったそうです。
また庭園には桜谷川にかかる1つの巨石を渡した石橋がかかり、そこから右手に洋館、さらに左手の上に客殿を見上げます。

2016年京の夏の旅で、8/1~8/23まで特別公開がありました。
まずは正面のユージニア館内の教会で概要の説明がありました。
そして左手の洋館へ。
洋館の1階は廊下から各部屋を見学。
2階のホールには入れました。
廊下伝いに客殿へ。
客殿内部を見学して、もとに戻って終了。
お茶室の見学はありませんでした。

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