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2014 9/20の拝観報告6 最終(国立京都博物館 京へのいざない 前期)


写真は、平成知新館

15:20頃、タクシーで急いでまず向かったのが、方広寺。
太閤祭の一環で、龍の図を特別公開しているとの情報を得て来たのですが、まさかの拝観休止。
土曜日なのに・・・。

そうなったらもう時間がないので、京博に直行。
もちろんお目当ては、「京へのいざない」前期です。
土曜日でしたので、17:00までなんですね。
金曜日が20:00までなんだったら、土曜日も20:00までにして欲しいものですが、そこはお役所です(笑)。

閉館まで1時間30分ですので、ダッシュで見ます。

基本的に僕は「動産系は弱い」ので、サラッと見ます。
足が止まるのは、
A:国宝
B:知っているお寺の所蔵しているもの(当然、京都の寺院)
C:京都検定の勉強過程で知ったもの
ぐらいです(笑)。

Aの例は、高桐院の山水図や伝源頼朝像など。
これらはいずれも虫干しでも見たので、「お久しぶり」でした(笑)。

Bの例は、崇道神社の金銅小野毛人墓誌、万寿寺の聖一国師像、浄福寺の阿弥陀十二菩薩来迎図、大通寺の源実朝像などです。

Cの例は、雪舟の天橋立図、仁和寺の宝相華迦陵頻伽蒔絵塞冊子箱や知恩院の早来迎ですね。

また途中に禅林寺の金銅密観宝珠舎利容器がありました。
その時なんとなく「禅林寺にこんなんあるんやな」というと、あんとんさまが「ハ、イ・・・」と。
もしかしてと思い「禅林寺ってどこにあるん?」と聞くと、「えっ、どこでしたっけ・・・?」。
予想通り、分かってない(笑)。
「エ・イ・カ・ン・ド・ウ。永観堂 禅林寺!」というと、「ああっ!」と。
京都文化博物館の仇は取りました(笑)。

すべてをサラッとみて、16:40ぐらい。
その後はもう1度見たいもの、特に前期展示のものを再度みました。
前述の早来迎や天橋立図など。
瓢鮎図は、初めてみました。

それでもう17:00になってしまいました。
これで約500円ですので、非常にお得な内容ですね。

これでこの日は終了。
京阪+地下鉄で帰宅しました。

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大行寺


写真は、表門

大行寺(だいぎょうじ)は仏足跡と、本尊で快慶作 重文の阿弥陀如来像が有名です。

アクセス
地下鉄烏丸線四条駅の5番出口から出て、左へ。
すぐに仏光寺通へ左折します。
ここから洛央小学校の前を通過して、駅から約300m先の左手に大行寺があります。

通常は非公開の寺院です。
仏像の拝観も以前は受けておられたそうですが、今では拝観はお断りされているそうです。
しかし奇数月の第3土曜日には写経会、偶数月の第3土曜日には法話会をされており、これに参加すれば、御本尊にお参り出来ます。
それぞれ13:30から2時間程度で、資料作成のため参加人数の把握をされるので、事前に連絡が必要です。
参加費は1000円です。

表門を入ると正面に本堂があり、本堂の左前に仏足跡の碑があります。
仏足跡の分類が4系統あり、そのうちの1つが「大行寺型」です。
すべての足の指に卍があるのが特徴だそうです。
ちなみにこれは碑で、ホンモノの仏足跡は災火で粉砕し団石がのみ残っているそうです。

本堂の内陣正面に本尊で快慶作、重文の阿弥陀如来像がお祀りされています。
内陣左手奥の肖像画が開祖の信暁学頭、右手奥が親鸞聖人です。
2021/4/1~5/16の春の非公開文化財特別公開では、本堂の右手の間に仏足跡の団石(大行寺仏足石)や信暁学頭の書籍が展示されていました。

写経会は本堂の外陣で行います。
13:30から副住職さんが30分ほど法話をされ、次に40~50分程写経をします。
その際には写経部分の内容を易しく解説した資料を下さり、また写経は筆ではなく割り箸で行います。
この方がきれいに書こうという方向ではなく、内容そのものに意識が向きやすくなるからだそうです。
その後は皆さんとお茶をして、約2時間で終了です。
写経の後、お願いすれば中陣から本尊をお参りすることは可能です。
約1.5mの距離です。



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