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2014 9/20の拝観報告2(大徳寺 龍翔寺 総供養大施餓鬼)


写真は、寿塔(三渓園にある寿塔覆堂(重文)が覆っていた)

さて本坊、法堂を出て10:00過ぎ。

次は大徳寺の境内を西へ進み、やって来たのが龍翔寺です。
9/20は秋の総供養大施餓鬼です。
僕は春に続いて2回目ですので、要領が分かっています(笑)。
それぞれの詳細は、下記本編を参照してください。
総供養大施餓鬼
龍翔寺 内部

法要が11:00からですので、まずは計画通りお茶室に直行。
最初のお席に入ります。
前回はスーメテさまの”保護者”でしたが、今回はあんとん師範の”被保護者”ですので安心。
さすがの信長も信玄との直接対決は避けたいので、家康を楯にします(笑)!

今回は露地庭園側の障子を開放されたので、前回よりは明るかったです。

10:30頃にお茶席が終わると、すぐに本堂にお参りへ。
ここを先に行かないと法要が始まってしまいます。

さらに次は境内の探索です。
上の寿塔が1番の見どころでしょうか。
三渓園の寿塔覆堂は見たことがないですが、先に寿塔を見た変わり者です(笑)。

そしてちょうど前庭に戻ってきた時に、masaさまがいらっしゃいました。

11:00前に本堂に戻り、お斎を頂きました。
ここでは”くろ”さまと遭遇しました。
お斎ですが、味の濃いものと薄いものがハッキリしています。
中間のものが・・・ない(笑)。
まあ禅寺のお斎ですので、そういう視点で評価するものではそもそもないんですが・・・。

11:00に法要が始まったのを尻目に、我々は次へと参りました。

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車僧影堂


写真は、車僧影堂

車僧影堂(くるまぞうえいどう)は太秦にある海正寺址で、車僧こと深山正虎の像と位牌がお祀りされています。

アクセス
嵐電の太秦広隆寺駅で下車し、広隆寺の表門の正面の道へと左折します。
約200m先の左の角に“むろ歯科医院”があるので、ここを左折して緩やかな坂を登ります。
すぐにT字路に突き当たりますが、この右手前方に人しか通れないような細い道があります。
その入口の下に“車僧影堂”の小さな石碑があるので、この道を進みます。
この細道を約40m進んだ左手に車僧影堂があります。

謡曲に”車僧(くるまぞう)”というのがあります。
いつも破れ車を乗り回しているので車僧と呼ばれている僧がいました。
嵯峨野の雪景色を眺めていると、一人の山伏が禅問答を仕掛けてきます。
ところが車僧に軽くあしらわれて勝負にならず、山伏は「愛宕山の太郎坊」と名乗って黒雲に乗って立ち去ります。
しばらくすると天狗となって現れ、技比べを挑んできます。
しかし車僧が払子一振りで牛も人も引かない車を自在に駆使する法力に、天狗は驚き、恐れ入って退散する。
という内容です。

畑の真ん中にお堂があり、その左手に駒札、中央下には“海生寺址 開山堂”と書かれた石碑があります。
普段お堂は閉まっており、内部を窺い知ることは出来ません。

車僧盆会
9月の第1日曜日は車僧盆会で、1年に1回堂内が公開されます。
9:00~16:00ぐらいまでだそうです。
お堂の前にはテントが張られ保存会の方がおられますが、一般でも歓迎ムードです。
お堂内の中央に深山正虎像と位牌がお祀りされています。

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