goo

2013 5/24の拝観報告(石村亭)


写真は、表門

この日は午前中仕事をして、12:00~16:00まで休みを取って参加したのが、京都嵯峨芸術大学の生涯学習講座「谷崎潤一郎と京都」です。
この講座にて13:00から石村亭(せきそんてい)を参観しました。
石村亭はかの文豪、谷崎潤一郎が62歳から7年間この地に住んでいました。
場所は下鴨神社の東隣りです(下の地図参照)。

まあ個人的には以前からこの邸宅の数寄屋建築と庭園が気になっていました。

基本的には谷崎の住んでいた当時のまま保存されています。

詳細は今後の本編で述べるので当日の流れと感想だけ。

13:00に石村亭の前に集合。
参加者は全部で9名。
こじんまりしていて、これぐらいの方がいいです。

最初に母屋内へ。
ここでイントロダクションの講義。
内部を一通りみて、茶室と庭園の観賞。
その後に別棟の書斎へ。
最後は庭園の自由散策です。

ここは庭園の池が一段低くなっていて、この池の上に母屋と茶室が迫り出す感じ・・・そう廣誠院のような感じです。
ただ母屋と茶室は、廣誠院のように連続していません。
誰が作庭したのかは不明なのですが、植治系であるのは作庭法からも滲み出ています。

個人的にはわざわざ入会してまで参観した甲斐がありました。

そうでもしないとムリなところですからね。

さて終了後です。
帰ろうかと思っていると、あるご婦人がこちらへ向かって来られます。
最近はこういうシチュエーションに慣れてきました。
やはりでした。
名刺を出されて「いつもみています。keiです」と。
いつもコメントを頂いているkeiさまでした。
そもそも参加者が全部で9名、うち男性が2名。
もうお1人方は明らかに僕よりずっと年上ですから、僕を特定するのは非常に容易だったでしょう(笑)。

そして2人で少しお話していると、また別の方が「もしかしてブログされていますか?」と。
「”amadeusの京都のおすすめ”というのをしています」というと、
「私はそのブログを見て、この講座に参加したんです!Amadeusさんなんですか!」と驚かれていました。
まだコメントをされたことはないそうです。

最近はちょっとコアなところに行くと、もう逃れられないようです(笑)。

参観もですが、こういう新たな出会いも楽しいですね。

アンケートを実施しています。
左サイドバーにあります。
携帯の方はココ


「京都のおすすめ」の総合索引へ

コメント ( 19 ) | Trackback ( )

神應寺(八幡散策7)


写真は、本堂

八幡市、石清水八幡宮のある男山の一角にあります。
アクセス
石清水八幡宮の一宮の前の右手に登り坂があります。
ここに入り、坂を登って行きます。
すると正面に表門が現れます。
この表門の左手には、石清水八幡宮の大きな法輪塔(重文)があります(簡易地図)。

通常拝観
石段を登ると右手に前庭、正面奥に本堂が見えます。
さらに直進して奥に進むと、不動堂に着きます。
杉山谷不動尊と云われ、厄除けの御利益があるそうです。
不動堂の左手奥には十一面観音菩薩をお祀りするお堂もあります。

伽藍内部を拝観するには、
・事前にTELして予約する
・11月最終週末の“紅葉まつり”に行く
・特別拝観に行く(2013年春にあり)
方法があります。

特別拝観
本堂の右手から中に入ります。
さらに右手は書院への廊下ですが、これは後述します。
須弥壇には本尊の薬師如来像がお祀りしてあります。
本堂左手にはと豊臣秀吉の木像と、重文の行教律師像がお祀りされています。
本堂の奥に接続する形で開山堂があり、僧形像などがお祀りされていました。
本堂の左手には狩野山雪の障壁画などが展示されていました。
本堂右手から書院へ向かいます。
途中に500円で呈茶の席もあります。

さらに廊下を進むと書院です。
縁から八幡市駅前から背割堤が一望できます。
書院には江戸時代の書状や普賢菩薩像の掛け軸などが展示してありました。

八幡散策8へ

洛南の索引へ

「京都のおすすめ」の総合索引へ

コメント ( 0 ) | Trackback ( )