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2025 6/28のランチ報告2(京都八百忠)

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写真は、松風の間。
乙訓寺を出ましたが、僕の体力は限界。
運転をもっちんさんに変わって戴き、僕は後部座席でダウンしていました。
長岡京IC→久御山JCT→八幡京田辺JCT→城陽ICと進んだ模様(僕は寝ていたのでw)。
11:50頃にやってきたのが、京都八百忠です。
こちらには明治期の建物があり、そこに増築されているようです。
その明治期の建物に葵の間があり、そちらでのお食事をお願いしていました。
しかし他の予約との兼ね合いで(恐らく人数の問題)で、残念ながら松風の間になりました。
50分ほど車内で横になれたので、ここでかなり体調が戻ったのが救いでした。

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写真は、6,000円の懐石コース ドリンク、サービス料込みで14,278円。
写真1は松風の間の庭園。
松風の間は戦後の数寄屋建築かな。
床の間の中に柱(百日紅か)があるのが変わっています。
お食事は写真2以下。
ある程度体調が復活したので、もっちんさんとお話ししながらお食事出来ました。
僕は通常非常に饒舌ですが、体調レベルに従って無口になりますw
13:30頃にこちらを出て、この日のメインの予定に向かいます。
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SACRAビル

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写真は、外観。
SACRAビル(さくらびる)は大正4年に建築された旧不動貯金銀行京都支店で、現在はテナントビルとして活用されています。
国の登録有形文化財です。
アクセス
地下鉄東西線の京都市役所前駅で下車し、改札を左へ。
ゼスト御池の地下道を突き当りまで進み、左手から地上に出ます。
地上に出てすぐ前の麩屋町通を2町分、約230m進んだ交差点で三条通へ右折。
さらに約100m、1町分進んだ先の右手にSACRAビルがあります。
外観は1階は煉瓦造、2・3階は木骨煉瓦造で、円や四角の意匠を凝らしたセセッションスタイルです。
正面の玄関を入ると左右にお店があり、こちらは元銀行の窓口で天井にその雰囲気が残っています。
正面の階段は1階の踊り場までは石仕上げですが、そこから上はオリジナルの木の階段です。
階段登ると2階も3階も中央のフロアから左右正面にお店が並んでいます。
2024年の京都モダン建築祭のガイドツアーで、西側の1階と地下にあるバーの雪月花にお邪魔しました。
正面左手の入口から細い廊下を進みます。
右手に1階の客室への入口があります。
正面奥にはカウンター席が、右手に進むと広いフロアにアンティークのソファー席があります。
この辺りの壁面がレンガであったり、天井が白い漆喰の長方形の階段状、中央の電灯の根元が八角形の意匠だったりするのが銀行時の遺構でしょう。
細い階段の正面を進んで右手の階段を降りると、地下のカウンター席です。
今は長い樫の木のカウンターに、壁面は和紙を張り、無数のLEDで変化するライティングの演出をされています。
ここは元金庫室だったそうです。
レンガ造りのままなので、天井がレンガ積みの波状のままになっています。
また奥の和室の個室は、この間に本来は厚い金庫扉があったそうです。
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