フィードバックは、評価を伝えるだけのものではない。

2016年05月02日 12時00分00秒 | 沖縄の生活

▲<今年、沖縄の「ゴールデンウィーク」は、晴れた日が続いている(我が家の南側ベランダから望む空)>

5月2日、会社は出勤中だが、私が毎週月曜8時40分から参加する「Mgr会議」と、9時から参加する「全社朝礼」が無かったので自宅でブログを書いている。


▲<散歩して見かけた「ハイビスカス」>

連休前の4月28日、顧問先の「Mgr人財員会」で、連休明けから行う下半期査定(2015.10~2016.3)「フィードバック」に対して、Mgr向けに話す機会があった。

私自身、課長時代や部長時代に行った「査定のフィードバック」(以下FB)は、何度も行ったが毎回上手く行えた感覚が少なかった。

特に、課長になりたての数年間は、日々のメンバー指導延長線上にあり、メンバーのやる気をUPさせれるようなものではなく、「叱咤激励FB」だった。課の運営に、失敗を重ねながら学んで行った・・・。


▲<もう最盛期を過ぎたが、鮮やかに咲く「カエンカズラ」>

当時の、私自身の反省を込めて、現在メンバー育成に頑張ってくれている30代前半のMgr達に、約10分くらい話をした(以下要約)。

「フードバックの注意点とその意義」

(1) 評価は、公平なものでない!
「人事考課に完全無欠・公平な評価は無い」。そこに、Mgrは悩むのです。Mgrになれば解る事なのだが、メンバー時代には解りようもないから、部下から反発は必ず起こる。だがら、イケてるMgrは、日頃から「パートナーとの信頼関係に」心を砕く。あなたが言うのなら仕方がないと言わせる=【日頃の信頼(信用)残高が重要】。

(2) 評価よりも、FBは難しい
評価は、Mgrが一人で悩む難しい作業だ。でも、それは自分の葛藤範囲だ。しかし、FBは目の前に生身の人間がいる分ややこしい。だから、イケてるMgrは、「FB」に臨む前に、時間を掛けて一人ひとりの面談のストリーを真剣に考えるのだ=【Mgrである前に、一人の人間として、相手の立場をどう理解するか?】


▲<道路脇の「マキバブラシノキ」>

(3)FB面談は、評価を伝える場ではない
●本人が立てた目標を、半年後の結果で、半年間を評価し、結果を伝える【データーで数値化された客観評価】=評価は他人がするのだ
●パートナー自身が、自分自身で立てた目標の結果を判断し、自分自身の課題を発見する機会と自覚させる【自ら行う方向性確認が、さらなる成長を促す】=Mgrは、アドバイスするだけ。
●パートナー自身が、これから先の人生の事を自分で考え成長する時間と自覚させよ!【自分の人生は、自分で切り開き、永遠に自己成長する】=志を立てさせる習慣創り


▲<バッティングセンターの脇で、咲き誇る「月桃」(葉の上にうまく花房が乗っている)>

※『FBが、上手く行けば、パートナーは、自ら考えて仕事をするようになり、結果、グループは活性し、会社は、おのずと好業績になる!』

Mgrは、そのための「FB」と心得よう!