「ペンギン夫婦の作りかた」

2012年11月08日 00時05分00秒 | 沖縄の生活


先日、おもろまちの「シネQ」で、「ペンギン夫婦の作りかた」を観て来た。「シネQ」のSTAR THEATERS MEMBERSのスタンプが6つ溜まったので無料観賞。

石垣島にある「辺銀食堂」の石垣島ラー油誕生秘話の映画化。

映画は、辺銀夫婦が石垣島で中国人の夫が日本に帰化する面接のシーンから始まる。

東京で生活していた二人は、夫の失業した事で何の当てもない沖縄(石垣島)へ家を引き払い移住して来る。

何のあてもなく石垣島に来る人達は実に多い(彼らもそのパターンである)。しかし、この夫婦は違った。

妻がバイタリティを発揮して、「仕事を探し」「地元の人と仲良しなる」「自分達で仕事を創る」と。テンポ良く進んで行く(実はこれが移住の成功の3原則なのだ)。



映画は急展開で、この夫婦のサクセスストーリになって行く。事実、食べるラー油のブームを起こし、一時は品不足にもなり、幻の食べるラー油で、全国区になったのである。



二人の食事シーンは、実に美味しそうに食べていた。小池栄子が好感が持てる演技で、いい役者になりつつある。



劇中で、「辺銀」という夫婦の名前の理由も明かされる。

しかし、撮影が冬で短期間に撮影したのであろう、画面に夏の日差しと暑さが出ていないのが残念だ。