「竹久夢二展」

2012年11月06日 00時05分00秒 | 沖縄の生活


11月4日に、浦添市美術館で行われている「竹久夢二展」を観に行った。

10月5日~11月18日の開催で、沖縄では珍しい大量の作品数の展覧会。

肉筆30点を含む計200点を展示されていた。











作風も、目が垂れて腰が折れた、女性しか知らなかったが、目がパッチリとした大正時代の人気モデル絵があった事も知った。関東大震災の時に、絵と文章で人間探求のような報道記者をしていたのも知らなかった。3人の女性が作風に影響を与えた事も今回の展覧会で時系列に学んだ。

晩年は、アメリカに渡ったりヨーロッパに渡ったが、戦争時期に遭遇して失意の帰国だった事も初めて知った。

視聴コーナーでは、NHKの「歴史のトリビア」の竹久夢二を上映していて、ご本人を理解する事が出来、凄く参考になった。

明治~大正時代、美人画を描くのは、日本画家しかいなかったのを、大正時代に竹久夢二が絵画の世界に大きな革命を行った事は、もっと評価して良いと思った。極端に言えば、現代日本のアニメに代表される「クールビューティ」の先駆者であると言い切れるくらいの後世に影響を与えた人だった。