「p.s. I Lave you」を観て来ました。

2008年10月30日 00時05分20秒 | 沖縄現地情報

突然、最愛の夫が死んだ。
生きる気力を無くして、引きこもっていた主人公に、死んでしまった夫から、ある日、突然10通のラブレターが届き始める。
ラブレターには、亡き夫からの指示が書かれていた。
彼女は、それに動かされて行動し始める。
誰が出しているのか?なぜ?という感じで、どんどん観客は引きずり込まれて行く。

原作の「p.s. I Lave You」は、アイルランドのセシリア・アハーンが21歳の時に書いた作品。
世界で500万部以上のベストセラーになったこの作品を、「プラダを着た悪魔」の制作陣と「マディソン郡の橋」の脚本家が映画化した。
主役は、ヒラリー・スワンク(「ボーイズ・ドン・クライ」と「ミリオンダラー・ベイビー」で2度のアカデミー主演女優賞を受賞)で、母親役がキャシー・ベイツ(「ミザリ」でアカデミー賞とゴールデングローブ賞を受賞)という事で、面白くないはずがない。

最初、ヒラリー・スワンク演じる主人公の気の強さと、気丈夫さに気持ちが引いてしまったが、だんだん可愛くなってくるから不思議だ。
周囲の人たちの応援を含めて、生きる事の素晴らしさを、じわーと感じさせられる等身大の、人間ドラマの秀品でした。