5月15日は『沖縄本土返還記念日』です。

2008年05月16日 00時05分58秒 | 沖縄現地情報

▲<左「1969年ニクソン大統領と佐藤首相の共同声明」右「沖縄県初代屋良知事の式典挨拶」>
沖縄が、本土に復帰して36年目に入りました。
私が沖縄に初めて来たのが、1973年の夏でした。
その時は、パスポートもいらなかったし、車は左を走っていました。
国際通りは、ステーキ屋と米軍の払い下げ屋が目立っていた記憶がある。
当時まだ与儀にあった「奥原硝子」で、コーラ瓶で創った吹きガラスを、段ボール3箱分配送料込で1万円位買ったりした。

▲<右通行最後の交通整理>
今から思えば、復帰1年後に沖縄へ行ったのだった。
本土にいた時は、沖縄が終戦から27年後もたってから本土に復帰した事は、記憶に無い。ニュースは出ていたのだろうが、鮮烈な出来事ではなかったような気がする。

▲<銀行でのドルから円への通貨切り替え風景>
沖縄県民の、終戦後27年間はアメリカの統治下での生活が本土のニュースに取り扱われていなかったし、
昭和47年当時、日本国(本土)の繁栄が沖縄には及んでいなかった。
当時、米国統治下の沖縄では、自由の束縛を始め、生活の格差は勿論、パスポートや基本的人権差別もあったとこちらに来てから伝え聞く。

▲写真は、沖縄タイムスカレンダーより転載しました。