晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

究極のAAウオーキングー2 1/21

2018-01-22 | 寿命延ウォーキング

2018.1.21(月)雪
 2 貧乏ゆすりが軟骨を作るわけ
 一生寝たきりにならない体は「貧乏ゆすり」でつくる!と言う本を読んで(2016.2.28参照)以来貧乏ゆすりを続けている。そのおかげか膝の痛みは随分よくなった。本の中身は貧乏ゆすりを続けると軟骨が再生するというものである。確かに軟骨が再生するデータは示されているのだが、その根拠が解らない。本の中にも書かれていなくて、どうやら先生も解らないらしい。・老けない体をつくり・血行を促進し・ストレスを解消し・いつまでも健康になるというのが結論なのだが、その根拠が今回解った。骨だって軟骨だって同じような状況で増えるのだろう。骨に衝撃を与えると言うことがキーポイントだ。

 余談だが今日の週刊現代の広告に「もうED薬には頼らない、1日10分貧乏揺すりで自立した男になる」という記事を見つけた。骨の出すオステオカルシンが男性ホルモンを増やすと言うものではないだろうか。

貧乏揺すりというよりジグリングって言ってよ。
 3 相撲取りが四股をふむわけ
 元・一ノ矢氏の「すごい腰割体操」を読んでから腰割は毎日行っている。最近では脊椎と頸椎のS字カーブを作る上半身、腕の動作をミックスさせた寿命延腰割(自称)を日に30回~50回行っている。
 四股は西京都病院の中井先生に勧められて日に10回程度行っていたが、今回その効能を知り、30回に増やした。それまではなぜやるのか理解していなかったのだ。寿命延ウォーキング教室の生徒さんにも勧めていたのだが、「なんで?」と聞かれると、「う~ん、バランスをよくするためかな~」なんて答えていた。
 骨に対する衝撃と言うことを考えれば、これほど衝撃のある動作もあるまい。相撲取りは一日に何百回何千回と四股をふむそうだ。
逆に彼らがランニングをしている様子は見たことが無い。相撲取りは四股によって、骨を作り、筋肉を作り、柔軟性をつけ、バランスをよくして、倒れない強い体を作っているのではないだろうか。四股をふむとその後妙にスッキリと気分爽快になる。これは理由はわからないのだが、ストレス解消にも効果があるのでは無いだろうか。
 4 中学校での栄養調査
 中学時代(50数年前)に全校対象で某大学の栄養調査がなされた。僻地の生徒の栄養や体格、体力などを数日にわたってなされた。家での食事、弁当の中身、その他運動や生活の状態など徹底的に調査された。結果は予想通り栄養も体格も体力もよろしくなかったようだ。特にタンパク質、カルシウムなどが低く、体格もかなり低かったようだ。そしてその対策として始まったのが昼食時の牛乳と縄跳び体操である。田舎のこととて牛乳を飲んでいる家庭はほとんど無かっただろうし、地元の牧場の好意で安く提供してもらったようだ。縄跳び体操は飛び縄をつかっての徒手体操を含んだいわゆる縄跳びで、毎日朝礼の前に全校で行った。牛乳はともかくなぜ縄跳びだったのだろうか?骨にトントントンと衝撃を与えることが、骨と筋肉を作り体格体力の向上に繋がることが、その理由はともかく経験的にわかっていたのではないだろうか。

飛び縄、480円で骨、筋肉が鍛えられる。やるやらないはあなた次第。
【今日のじょん】モモちゃんだけが来じょんワンコになってきたのでカワイイ写真見したげる。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

究極のAAウオーキング-1 1/10

2018-01-10 | 寿命延ウォーキング

2018.1.10(水)曇り

 7日のNHKスペシャルの放送を出先で見て驚いた。「人体③”骨”が出す最高の若返り物質」骨が出すオステオカルシン、オステオポンチンなどの物質が若さを司っているというものである。脳に行けば海馬を刺激して記憶力を増強する、筋肉に行けば筋力をアップさせる、精巣に行けば生殖能力をアップさせる、そして免疫力をアップさせるなど、いわゆるアンチエイジングに最も有効な作用を行っているというものである。
 また骨は常にスクラップアンドビルドされていて、3~5年で生まれ変わっているという。これもスクレロシチンという物質が関わっていて、そのバランスが崩れると異常に骨化が進んだり、骨量が極端に減ったりする。最も感動的なことは、これらの若返りの物質を分泌させたり、骨量を適度に増やす作用は「骨への衝撃」によってなされるというものである。実はこのことはうすうす気付いていたのだが、どうも根拠がわからなかったのだ。
 このことを分かり易くするために、世界的な自転車選手のコールドウエル選手の例を挙げていた。事故で一線を引いたように思っていたが、実は骨折をして再起できない、つまり20代の彼の骨は80歳代の骨だったそうだ。あれだけトレーニングを積んだ彼がなぜ、それは自転車の乗りすぎだって。彼は自転車のトップ選手目指して子供の時から自転車ばかり乗って、他の運動はしなかったそうだ。つまり彼の骨には衝撃が与えられなかったのだ。今はランニングなどのリハビリを続け、随分回復しているそうだが、いつか元のように活躍して欲しいとは思うのだがどうだろう。
 このことで今まで解らなかったことの多くが判明した。
1.わたしの骨量が多いわけ


 わたしの骨密度は20代の平均値よりもはるかに高い。喜ばしいことだがその理由は解らなかった。特別に乳製品や小魚の摂取が多いとは思わない、運動はそこそこしており日に当たることも多い、でも遺伝的要素があるのかなあと思っていた。今はっきりしたことは、骨に衝撃を与え続けてきたことである。子供時代は田舎のこととて歩き回ることは現代の子供以上かと思う、中学はバスケット部でこれは衝撃が大きい。高校時代は何も運動してないが、大学から登山を始め、働き始めてからは登山、マラソン、トライアスロンとまあ衝撃だらけである。最近は登山とウオーキング、水泳をやっている。水泳は衝撃はないが田舎生活そのものが骨には衝撃を与えている。骨への衝撃は足に限らないだろうから、薪割りなんぞは腕に衝撃がかなりあるはずだ。これじゃあ骨量が多いはずだ。

今年に入って左のスパンを割った、何回斧を振るっているだろう。
つづく

【今日のじょん】毎日ごろごろ寝てると、老化すんだよ。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

四ツ尾山 12/7

2017-12-07 | 寿命延ウォーキング

2017.12.7(木)快晴
 寿命延ウォーキング教室第二期の卒業ウオーキングとして、四ツ尾山山行を開催する。
参加者:小原、西村、山田、吉田、小川(ゲスト)
タイム:南ヶ丘公園出発    10:25
    分岐         10:40
    体力コース経由四ツ尾山11:20  発 11:45
    健康コース経由寺山  12:25  発 13:05
    南ヶ丘公園着     13:30

 この時期にしては最高の天気となった。気温は低いが快晴の空、尾根上は少し風があったが、苦にならない。
グンゼ創始者の波多野鶴吉翁の像の横を登っていく。弁当以外の装備品は予告していないがそれなりに準備してきているようだ。ウオーキングシューズでは滑りやすそうで少し不安、やはりトレッキングシューズが必要かと思う。住宅地が近く、手頃なこのコースなら毎日登山をしている人もいるだろうなあと思っていたら、下りてきた年配の方が、「40年間毎日登ってるで」とおっしゃっていた。やっぱり

 分岐までの登り道
 15分で寺山とのコルに出る。寺山方面から数人のグループがやってくる。元気そうなので先に行ってもらう。なにしろ山歩き初めてというメンバーがいるのでゆっくり行く。でもこのメンバーなら健康づくりコースより体力づくりコースがいいかなと思って体力づくりコースに行く。山登りは登りより下りが大変なので、下りを安全にという考え方だ。
 途中休みを入れながら稜線まで上り、それ以降も木の名前など勉強しながらゆっくり歩く。やがて四ツ尾山山頂に着く。持参したコーヒーを楽しみながら、綾部の市内展望を楽しみ、下山にかかる。

 四ツ尾山山頂、山頂からの景色、下りにかかる。
 下山は健康づくりルートをたどり、寺山に足を伸ばす。寺山山頂でトイレと昼食をとり景色を楽しむ。寺山からの展望は、上林、山家方面、弥仙山、頭巾山、三その後峠山など一望で楽しい。ゆっくり休んで下山にかかる。下りは実に楽に速く歩ける。あっという間に南ヶ丘公園に着く。その後綾部ホテルに戻り温泉に浸かって疲れを癒やす。

寺山山頂の景色、下山してほっこり。
     

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウオーキングソックス 9/11

2017-09-11 | 寿命延ウォーキング

2017.9.11(火)曇り

 いくらいい靴を履いても靴下がだめでは意味が無い。今のところ最もお勧めはランニング用の靴下で、なにがいいかって、靴の中で足が滑らないことである。形は同じで、有名ブランドのロゴも入っているが3足なんぼなんて怪しげなものも売っており、ついつい手を出してしまうがこれは駄目。靴の中で足が踊ってしまい、余計なところに力が入り、ウオーキングの効果どころか体を痛めてしまう。普段履きにならいいだろうと思いがちだが、よくよく考えればウオーキングよりそれ以外の方がよく歩いているのである。靴と同様靴下にも気を遣って欲しい。特に腰が悪い、姿勢が悪い等という方はなおさらである。
 ところが地方ではこのランニング用の靴下が手に入りにくい、安易にネット販売に頼りたくないのでスポーツ店を覗くのだが、ランニング専用ショップなどないので気に入ったものが見つからないのだ。先日、安くて品数の多いダイコーに立ち寄ると、ウオーキング専用靴下コーナーがやあった。ミズノが開発したという専用靴下が最も高値の499円で売っていた。
 売りの特徴は、口ゴム部分がゆったりで締め付け感がない、足底にフィットサポートがありずれにくい、指先や母指捄部分がクッションパイルとなっており着地の衝撃を緩めるというものであった。デザインはイマイチだがこれは効果がありそうだと期待し、さっそく歩いてみた。
 結果は不合格、サイズは合ってるのにかかと部分にしわが出る、最もいけないのは暑くて仕方がない。生地がパイル編みで厚手なので、靴の中で動くと言うことはないのだが、それは靴がフィットするからであって、大きめの靴だとかなり動くのではないだろうか。売りの三つの特徴はそれといって何を感じるでもない。
 この暑さの原因はどうやらポリエステルの配合によるものと考え、製造元の岡本に問い合わせる。ほとんどの靴下がそうであるように、綿とポリエステルの混紡だがポリエステルが主で6,70パーセントだそうだ。
 パイル編みにして、フィット感を出そうとすればそうなるのだろうが、そのために保温性がよくなって、ウオーキングには適さないという矛盾が出ている。冬のウオーキングにはいいかもしれないが、それには足首の短さとゆったり口ゴムがネックとなる。期待しただけに残念な結果だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二期生募集中 9/9

2017-09-09 | 寿命延ウォーキング

2017.9.9(土)晴れ

  寿命延ウォーキング第二期生募集中!
今回は個人の目標を重視して、個人指導を重点的に行います。理論よりも実践を主にして、3ヶ月で個人の目標に近づけるよう指導します。
腰痛、ひざ痛、肩こりなどで悩んでいる方、高血圧やメタボを何とかしたいと思う方、姿勢をよくしたいとか、ウォーキングを楽しみたい、スタイルよく歩きたいなどいろんな願望があるでしょうが、一緒に考え、一緒に歩くことで目標を目指しましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大トチ探訪 6/20

2017-06-20 | 寿命延ウォーキング

2017.6.20(火)晴れ

 3ヶ月、5回に渡って開催してきた寿命延ウォーキング教室の修了行事として、君尾山の大トチを訪ねる。当初二王門駐車場から歩く予定だったが、体力的に個人差があるのでキャンプ場まで車で行くこととする。
 メンバー:小原、大槻、川北夫妻、引原、清水の6名と国方、阪田は先行
 

 キャンプ場出発 10:10
 林道分岐点   10:30
 作業道終点着  10:40、10分休憩
 大トチ着    11:00、40分昼食
 キャンプ場着  12:25

 歩数 約5600歩

 熱中症、ダニ対策等のお話の後歩き始める。ダートの緩やかな登りで、全員快調に歩く。途中弥仙山から改心の道が望める絶好のポイントがある。改心の道を歩くイベントは熊出没のため昨年中止されたが今年はどうなんだろう。自然とインターバルウォーキングができる絶好のコースだけに是非開催してもらいたい。

やがて大トチへの作業道と君尾山林道の分岐点に着く。大トチの案内もあって間違うことはないが、左下の林道が気になる。広葉樹のなかなかよさげな道である。地理院地図の睦志に降りる道だろうか、いつか歩いてみたい。大トチへの道はやがて尾根上の作業道を歩く、そしてその作業道の終点で休憩する。
 ここから山道を下っていくが、急なところはロープが張ってある。ここにきてほとんどのメンバーは足下が怪しくなってくる。ズック靴やウォーキングシューズの人はグリップ力の問題もあるが、それ以前のバランスの取り方に問題がありそうだ。本人は年齢による筋力の衰えと思っているだろうが、わたしは筋力の使い方の問題だと考える。不安定な足場でバランスを保つのは慣れが必要である。舗装された平坦な道を歩いて筋力体力をつけたとしても山道は歩けないのではないだろうか。今後の指導におおきな教訓となった。

 這々の体で大トチに到着する。先行の阪田さんらが待っている。噂に違わず立派な栃である。中が空洞になっており、大きさを表すために中に何人か入ってもらう。大槻さん持参のカメラで記念写真を撮ってもらい、昼食とする。

 「冥土の土産ができたなー」なんて言葉が出るのは歳のせいか。やがて大トチに別れを告げて帰路につく。急登を登り終えるとホッとする。だらだらと世間話をしながら駐車場にたどり着く、綾部温泉に入湯して解散、みんな満足な様子だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

靴の話-1 2/22

2017-02-22 | 寿命延ウォーキング

2017.2.22(水)晴れ

 ウォーキングの効果を最大限出すには、人類が二足歩行を始めてから今日まで最も長い期間歩いていた方法で歩くのが道理だと思う。それは裸足である。
 人類は最初から二足歩行しているわけで、二足歩行が始まったのは人類の祖先である猿人に始まっているということだから、300万年から400万年前には歩いていたわけだ。その間二足歩行に関する進化を続けてきたわけだが、そのほとんどというかすべてが裸足であったといっていい。
アルプスで発見されたミイラのアイスマンは靴を履いており、5,300年前には靴が存在したということになる。昨年ルーブル美術館展があって、6世紀から8世紀頃の庶民の生活が描かれていたのだが、わたしは彼らの足下ばかり見ていた。聖職者、有力者などはサンダル、まれに靴を履いているが庶民はみんな裸足である。日本だってわらじは相当古くから有ったようだが、靴は庶民の間では百年の歴史もないだろう。いずれにしても人類の二足歩行の歴史のうち靴が登場するのはほんの一瞬である。
 裸足で歩くことで最高のパフォーマンスを得られると思うのだが、その一瞬の靴履きの習慣のために現代人は裸足で野外を歩くことができなくなった。裸足と言えば1964年の東京オリンピックを思い出す。マラソン優勝者のアベベ・ビキラは裸足のマラソンランナーと言われていたが、実は東京オリンピックでは靴を履いていたのである。その前のローマオリンピックでは裸足で走り、見事に優勝している。では1960年頃のエチオピアでは裸足が常であったのだろうか。否、彼は「歴史を作るために」裸足で走ったそうである。マラソンの起源は紀元前450年頃といわれている。当時はおそらく裸足であっただろう、アベベが裸足で走ったのはきっとそのあたりを意識していたのだろう。それにしても裸足で優勝するとはなんとも強靱な足である。

    ぼくらはいつも裸足やで、ウムそれもそうだ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪かきくけこ’17 2/13

2017-02-13 | 寿命延ウォーキング

2017.2.13(月)曇り

 予想以上に降雪が続き、雪かきも3日目となった。ほとんどがバラス敷の庭なもんで機械を導入するのは難しい。やむなく雪ハネ一丁で三日間雪かきくけことなった。ご当地でも雪も少なくなり、機械力に頼るケースが増えてきて雪かきに慣れていない様子だ。多くの人が腰が痛い、肩が痛いという現状である。温度が高いため雪が重くなっているのも一因かもしれないが、やはり効率のよい雪かきができていないのではないだろうか。無駄な動作で筋肉を痛め、疲労しているようだ。

やったど~
 雪ハネというのは実によくできた道具だと思う。昔のように分厚い板でできているのは大変だと思うが、今のは軽くて楽である。その分雪が重いので、無理は禁物である。かいてハネる回数が無限なので、いかに筋肉を使わないで疲労をためないかである。肘を曲げないで腰の回転でハネる、骨盤を立てて背筋を伸ばして作業すれば腰痛になることもない。そして何よりも、じょんのびバンドが絶好のアイテムである。

雪かきの後は温泉が一番、昨晩はこんなサービスもしていたぞ。(綾部温泉)

【今日のじょん】屋根からの雪がにょ~んと下りてきた。これがどさっと落ちると妙に驚くのである。

うへ~




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寿命延ウォーキング 2/12

2017-02-12 | 寿命延ウォーキング

2017.2.12(日)雪

 寿命延ウォーキング 第一期生募集開始

【今日のじょん】いやはやまいったぜ、五年ぶりの大雪となった。何がまいったかって、おしっこうんPが大変なのよ。この日のために家の中で済ます訓練しているのに、、、。



車は半月ぶりに車庫に納まったのに、またしても立ち往生。

 



  

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「からだが変わる体幹ウォーキング」その2 1/24

2017-01-24 | 寿命延ウォーキング

2017.1.24(火)雪

 今回の雪、今日で3日間降り続いている。断続的で湿雪のためか積雪量は少なく、昨日20cm、本日25cmだ。触っていないところで40cmってところか。
 
今日の雪景色、これからここを雪掻きくけこ    

 「からだが変わる体幹ウォーキング」を読むーその2
  正しく
歩くための準備として正しく立つ3つのポイント①丹田②肩甲骨③骨盤とはどういうことか。丹田は立つとき、歩くときの重心の位置となる。丹田に意識を集中すると最も身体が安定して、無理の無い歩行ができると言うわけだ。本書では丹田、重心の位置を探すためにやや複雑な運動をして見つけるようされている。寿命延ウォークではベルトの結び目がちょうど丹田の位置にあり、探さなくても勝手に意識でき、歩行中でも常に丹田が意識できる優れものだ。

 これは前面、結び目が丹田の上に来て常に意識できる。

②肩甲骨は腕振りのところで書いたとおりだが、肩甲骨を動かすエクササイズ、肩甲骨を寄せるとっておきの方法などが書かれている。とっておきの方法は写真のように傘などの棒状のものを背中に回して両肘で支えるというものだが、これも寿命延ベルトの背中に回した上の部分が同様の効果があることがわかる。
  こうすると肩甲骨は寄せることができるが、このまま歩くわけにいかない。

 
 写真がわかりにくいが、背面はベルトが上下平行にはしる、上の部分が胸を張って肩甲骨を寄せる効果がある。

③骨盤についてはデューク更家氏も長尾先生もとにかくウォーキングの本では誰でもが言っている、「骨盤を立てる(前傾させる)」が基本中の基本である。ところがどの先生も骨盤を立てる方法については千差万別であって、どれとて同じものは無い。どの先生の方法でも骨盤を立てることはできる、でも歩き始めるとつい元に戻ってしまうのだ。歩き始めた頃は、途中で止まって体操をやり直すというようなことがあったが、これも寿命延ベルトを締めることによって常に骨盤を立てることができるのだ。
我田引水自画自賛のようになってしまったが、わたし自身はっきりと自覚していなかった寿命延ベルトの効用を実に見事に証明してくれた本である。
 本書は医学的というよりスポーツの方面からウォーキングを追求されており、ためになるエクササイズなども多く紹介されている。正しい歩き方というのはほぼ確立されている感がある。あとはどうアプローチするか、どう習慣づけるかということを考えさせられた一冊である。おわり

【今日のじょん】「雪の中で遊ばんようになったなあ」とかみさんが寂しそう。若いときは雪中ポンポコポンやラッセルラッセルなんて言葉が飛び交っていたのに。まあ人間も歳いったら、スキーもスケートもせんようになるもんね。

 おしっこうんPすんだら、さっさと帰ってくる。
 



 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「からだが変わる体幹ウォーキング」その1 1/22

2017-01-22 | 寿命延ウォーキング

2017.1.22(日)曇り 「からだが変わる体幹ウォーキング」を読むーその1

 従来、健康カテゴリーで扱ってきた寿命延ウォーキングだが、「寿命延ウォーキングガイドブック」も完成しつつあり、いよいよ公開の講習会も始めようという段階なので、新しく「寿命延ウォーキング」のカテゴリーを設けることにした。本日以前の記事については健康カテゴリーを見てもらえばよろしいかと思う。

 「からだが変わる体幹ウォーキング」金哲彦 平凡社新書2009.5初版 古書

 正しい歩き方を追究する中で、腕の振り方について100%納得いくものが無かった。長尾先生の著書の中でこの本を紹介されていたので早速読んでみる。正しい歩き方というのは無理のない、自然な歩き方とされている。無駄に力を使わずに効率的で、得られる効果も大きい。だからケガや故障を起こすことも少ない。逆に悪い歩き方をしていると、ウォーキングの効果が得られないばかりか、故障や身体に悪影響が出る事になる。これらはウォーキングのどの本でも言われていることである。本書のいう正しい歩き方がいわゆる体幹ウォーキングで、体幹とは上半身、胴体といったら解りやすいと思う。
 金氏は元々ランニングの指導者で、優秀なランナーを育ててこられた。多くのウォーキングの本とやや指向が異なる気もする。それはより効率的に無理なく前に身体を進めるというポリシーがうかがえる。
 正しく歩くためには正しく立つ、ということで立つことから始まっている。正しく立つための三つのポイントが①丹田②肩甲骨③骨盤なのだが丹田を意識し肩甲骨を引き寄せる、そして骨盤を前傾させるということになる。このためのトレーニングがあるのだが、実にわたしの使っている寿命延バンドがその三つを見事に満たしていることに気付く。
さて、期待の腕振りの話だが、実に丁寧に分かり易く説明がしてある。長尾先生の話では、正しい腕振りは肩甲骨を動かすと書かれているのみで、なんで肩甲骨を動かす必要があるのかがわからなかった。
①(肘を後ろに引くことによって)肩甲骨を後ろに引く。
②後ろに引いた肩甲骨の側の骨盤が後ろに回旋するので、反対側の骨盤が前に出る。
③前に出た骨盤に促されて、同じ側の脚が前に出る。
④着地
 一応なるほどと言うことなのだが、実際に歩いてみてこのようになっているのか確かめてみるのだが、いまひとつ骨盤の回旋というのがよくわからない。金先生も「肩甲骨で始まった動きが下半身を動かすということを、意外に思う人も多いかもしれません」と言っておられる。わたし自身も肩甲骨と下半身の関係がなんとも不可解であった。しかし先生は、四足歩行の哺乳類も同様な動きをしていて、とても自然なものであると書いておられる。講習会でも四つん這い歩きをしてそのことを教えておられるそうである。これは先ほどの丹田、肩甲骨、骨盤の話同様、わたしの犬の歩行の話(2017.1.7参照)と全く視点が同じで驚いた。寿命延ウォーキングが正しい歩き方であると証明してくれるこの本がすっかり気に入ってしまった。つづく

【今日のじょん】今回の雪、京丹波や南丹などのいつもそう降らない地域でもしっかり積もったようである。
逆にいつもは我が家の倍くらい積もる奥上林でもそう変わらない様相だ。20日の綾部温泉、意外と少なかったので驚いている。

さて今日のじょんだが、かみさんがペットシートでおしっこができるよう躾けている。シニア対策の一環なのだが、連日お風呂で頑張り、その後はシートを持ってその上におしっこさせようとしているがなかなか大変みたい。いつかこの努力が実ればいいのだが。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする