東の散歩道

B型ヴァイオリニストのマイペースライフ

病院の風景

2017年04月05日 22時45分33秒 | 雑記
久々の休日です。というわけで、最初に何をしたかと言えば、実は先日健康診断で引っかかっていた項目の再検査でした。

ネットで調べた結果、ここが良さそうだと目星をつけて予約したのが県立中央病院。そりゃドクターズヘリまである所です、設備は何をか言わんや。自分が何番目なのか(あと何人待ちなのか)電光で表示されるし、何とお会計をセルフで出来る機械まであります。時間帯にもよるのかもしれませんが、お陰様で、想像していたよりずっと短時間で済みました。
大きい、きれい、そして受付に至るまであらゆるスタッフが親切丁寧。大病院の事務的なイメージではなく、ちょっと感動してしまいました。

そしてもう一つ驚いたのは…病院内にスターバックスがある!!(笑)。再検査が済み、まず問題なしと言われ(当日わかると思いませんでした)、記念にスタバで祝杯をあげてきました。
レジに行くと、三人の男の子を連れたお母様が、名前はよくわかりませんが、生クリームとチョコレートがたっぷりかかったドリンクを三つオーダーしていました。せっかくの春休み、病院に来なければならなかった子どもたちへの労いでしょうか。疲れた顔をしていた男の子たちの顔がパッと輝いたのが、何とも微笑ましい。新しい病院の風景でした。
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技術と表現

2017年04月03日 23時02分13秒 | 時事

 先日行われたフィギュアスケートでは、羽生結弦選手が見事逆転優勝、宇野昌磨選手も2位の大健闘で、日本人選手の活躍が目をひきました。羽生選手はショートプログラムで5位と大きく出遅れていたものの、フリーで世界最高得点を更新するという快挙。驚異的な精神力です。

 それにしてもこのフィギュア(特に男子)、技術の進化が凄まじいですね。前々回のバンクーバー五輪で優勝したライサチェクは、4回転を飛ばずに優勝して話題になりましたが、今後どれほど美しい演技をしても、この競技で4回転を飛ばずに金はあり得ないことでしょう。体操などもそうですが、人間って一体どこまで出来るのかと思ってしまいます。

 しかし音楽のように、芸術における技術は、それとは異なります。スポーツはやはり勝負の世界ですから、一人での演技であっても全て数字がつき、それが結果の全てです。芸術の技術は、あくまでも表現の手段であり、それが前面に出ているものは、むしろ邪魔とさえ言えます。「凄いことをしている」と思わせてはいけないのです。聴衆が向き合っているのは演奏家ではなく音楽。それが理想の形です。スポーツの難しさ、芸術の難しさについて、改めて考えさせられました。

 

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新年度スタート

2017年04月01日 23時22分17秒 | 山形交響楽団

 2017年度が始まりました。その記念すべき最初のブログを、休暇中のロンドンよりお送りします。

 勿論ウソです。せっかくエイプリルフールなので、なにか言いたくて書いてみました。面白いものが思いつかずスミマセン。。。ただの願望ですね。

 さて、最初のお仕事はオーディション審査でした。本日はヴィオラ首席。これから少しずつメンバーが入れ替わり、また新しい音楽が生まれていくことになります。ある意味、新年度最初に相応しいお仕事と言えましょう。こうして新しいご縁を紡いでいけるのはありがたいことです。そして準備万端調え、はるばる遠方まで来て演奏して下さった全ての受験者に、心から感謝申し上げます。

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