恒例の「今年の世相を表す漢字」は、なんと「税」。なんだかミもフタもないですね。。。もうちょっと色々な角度から読み取れるものはなかったのかと思ってしまいます。まあ家計がそれだけ切実だからなのでしょう。それは勿論私も同じです。
まだまだ今年のお仕事もたんまりと残っておりますし、来年について思いを馳せるのはやや気が早い気もしますが、来年は是非、明るい文字で終われる一年にしたいものです。
本日の山響定期は、久々にヴァイオリニスト二村英仁氏の登場。そのヴィルティオーゾの名にふさわしい歌に、オーケストラも含めた全会場の人々が魅了されました。チャイコフスキーの協奏曲を、あんなに室内楽のようにオケとコミュニケーションをとりながら演奏する人は稀だと思います。終演後は、お客様も楽団員も指揮者も、そして二村さんも、皆笑顔、笑顔。音楽って素敵だなあ、楽しいなあと素直に思える演奏でした。来年は是非、こんな「楽」の文字のような年にしたいものです。明日は定期二日目、聞き逃した方は是非!