屯田物語

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金子みすゞ の世界

2011年08月03日 | 日常


チングルマの綿毛・・
風にゆらぐようすは繊細で美しい。



「フォレスタ日本の歌」でAC広告をみるまでは 詩人 金子みすゞ のことは知らなかった。
やさしい言葉で綴った詩は始めから終いまでやさしい響きに満ちている。
金子みすゞさんが亡くなってから八十年ということだ。

 おてんと様とお使いが
 そろって空をたちました。
 みちで出会ったみなみ風、
 (何しに、どこへ。)とききました。
 
 ひとりは答えていいました。
 (この「明るさ」を地にまくの、
 みんながお仕事できるよう。)
 
 ひとりはさもさもうれしそう。
 (わたしはお花をさかせるの、
 世界をたのしくするために。)
 
 ひとりはやさしく、おとなしく、
 (わたしはきよいたましいの、
 のぼるそり橋かけるのよ。)
 
 のこったひとりはさみしそう。
 (わたしは「かげ」をつくるため、
 やっぱり一しょにまいります。)


↓の写真・・
うえ1/4あたりにうすぼんやりと見えるのは汚れではなくて、
鴨(たぶん)が水面を泳いでいる姿です。
もう少しはっきり写っていればよかったのですが・・
  

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