hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

キャラクター

2008-01-27 23:07:24 | 日常
昨日は卒業試験の後、チューバの橋本さんの演奏会を聴きに水道橋へ。

橋本さんとのつながりについては、以前書いた記事をご参照いただきたい。

ライブハウスのようなビルの一角で、全て現代音楽の演奏会だった。
最後には出演者皆で即興演奏し幕を閉じた。
トークの中で語っていたが、チューバという楽器はキャラクター性が強く、吹奏楽での役割があまりにもハッキリしていて、見た目の存在感も大きい。
例えば、マウリシオ・カーゲルの「ミルム」では、本来は能動的に吹くべきチューバが、そのキャラクターの強さからなのか、徐々に奏者がチューバによって吹かされているという、受動的な役回りになる。

私も現代音楽をみずみずしく、いきいきと演奏したいものだ。