それぞれに

お昼にジェロームから電話が来た。
昨日は下倉楽器の公開レッスンが上手く行き、楽しかったこと。
また、今は成田空港にいて、12時45分の便で帰るとのことだった。
CD録音も無事に済んで、満足している様子だった。

そう言えば、フランスのコピー用紙にはB4サイズが存在しないそうで、このB4の大きさに楽譜を拡大コピーし、とても喜んでいるとのことだった。
そもそもA4,A3等の「A」は国際規格であるのに対し、B4,B5等の「B」は日本独自の規格なのだそうだ。

現代曲等の、細かい音の多い楽譜はA4では小さぎて、かといってA3では大きすぎてしまう。
私もよくそうするのだが、小さくて見づらい楽譜はB4サイズに拡大すると譜読みしやすくなる。

話は変わり、明後日から第二回ジャン=マリー・ロンデックス国際コンクールが始まる。
本日、ほとんどの日本人参加者がバンコクへ向けて旅立ったそうだ。
壮行会でもしたいと思っていたが、忙しさに感けて何もできなかった。

コンクールは結果だけではなく、難しい課題曲と向き合う姿勢やコンクールに挑んでいく過程も重要だ。
全ての参加者には、十分に実力を発揮できることを祈る次第だ。