hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

練習の壁

2007-09-06 22:29:32 | sax関係
今日は洗足レッスン。

尚美と同様に、夏休み中も真剣に練習していたようで、意気揚々と挑む学生。
台風の影響で電車が止まってしまい、来られなくなってしまった学生。
夏休み中、一度も楽器ケースを開けず、マウスピースにカビが生えてしまった副科の学生など様々。

サックス初心者の副科学生にとって、練習を進めて最初にぶつかる壁はタンギングのようだ。
理屈ではわかっているようだが、感覚的に音を息で止めてしまい、舌を効果的に使えないようだ。

舌をリードに触る、いわゆる舌突きは音の処理をつかさどり、舌を放すことによってアタックが得られる。
また舌のスピード、角度、方向でタンギングによる様々な音色が得られる。