浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

施設見学

2006年11月13日 | 福祉

6月から僕と一緒に仕事をしていた仲間(先輩ですが・・・)が、この度新しくオープンする施設の相談員として、今週から勤務し始めました。

元々、この新しい施設の生活相談員として働くために、僕と一緒に施設の相談員の仕事を経験していたのですが、約半年も一緒に仕事をしていると、二人で仕事をすることが当たり前のようになっていて、今日職場に行ったら隣の席にいないことに違和感を感じてしまいました。

とりあえず12月から新しく入所受け入れをして、オープンする予定ですが、準備のために今日から新しい施設で働き始めているので、施設見学を兼ねて様子を覗きにいきました。

玄関を入ると、まるでホテルのロビーのような施設です。まだ施設の中で働いているのは、3人ほどですから、静かで、時間もゆったり流れているように感じました。事務所や相談室、厨房、居室、浴室など、色々な場所を見学させてもらいましたが、一人でワクワクしていました。

思えば、僕が大学を卒業して初めて勤めた施設(老人保健施設)も新設でした。4月に入社して、約一ヶ月間はみっちりと介護の基本や社会常識などを研修して、ゴールデンウィーク明けの5月6日からオープンしたのを覚えています。

一つ一つの施設の業務の流れやルールなども自分たちで話し合いながら作り上げていったものです。全ての出来事が初めての経験で、大変なこともあったけれど、新しい施設を初めから創りあげていったという自信や誇りは今でも忘れられません。

今日、施設見学をさせてもらって、その時の気持ちを思い出しました。新しい施設を創りあげていこうとしている仲間を羨ましくも思いましたが、自分自身が積み重ねてきた月日にも誇りを感じました。また仕事に疲れた時には、施設見学をさせてもらって、初心を思い出してみようと思います。


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