浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

出会いの感動

2015年10月01日 | 福祉
仕事柄、認知症の人とお話をする機会が多くありますが、とても素敵なお話を聞かせて頂くことがあります。
先日は、認知症のためにもの忘れをしてしまう女性からこんなお話を聞かせて貰いました。

「私はね、よくもの忘れをするの。ごめんなさいね、あなたの顔を覚えていなくて。
でもね、あなたの顔を見るのは初めての気がするけど、笑顔が素敵だなぁと思うわ。
きっと、また忘れてしまうと思うけど、また出会った時に笑顔が素敵だなぁと思えるから嬉しいですね。」

いやいや、こちらこそ、ありがとうございます。

忘れることは悲しいことだと思っていたけれど、
新しい出会いの連続なんですね。

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4 コメント

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Unknown (金庫番)
2015-10-02 07:25:28
はまとこさんの記事を読むと、心のお洗濯になります…( ;∀;)

ステキなおばあさまですね。
私も年取ったらそんな人になりたいです~
ちょっとしたシアワセに気づくかどうか、なのでしょうか。。

ふだん不満ばかりいっていることを反省しますm(_ _)m笑
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Unknown (ピンク)
2015-10-02 21:35:24
凄く 凄くいい話ですね
認知の怖さも有りますが こうして 周りの理解や 強力もあれば これからの高齢化社会も 乗り越えていけるのでは ないでしょうか?
いつもが 初めてかぁ~ 深いなぁ
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金庫番さんへ (はまとこ)
2015-10-03 08:06:44
僕の記事が良いんじゃなくて、その話をしてくれた人が素晴らしいだけですけどね(苦笑)

物事の捉え方って、少し角度を変えると全く違って見えるんだと教えてくれました。
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ピンクさんへ (はまとこ)
2015-10-03 08:11:06
いつも初めての体験なんですよ。
だから、それは不安で緊張するモノだと思います。
そこで嬉しい気持ちになってほしいなぁと思うわけです。
もし、僕の言葉一つ、表情一つ、しぐさ一つでその人の感情を左右してしまうなら、悲しい気持ちではなく、嬉しい気持ちになってほしいですね。
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