浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

経験

2012年08月13日 | 日常
息子が県トレセンに参加しています。

僕も毎年のようにスタッフとして参加してきましたが、さすがに我が息子がいるところに選手選考も行うスタッフとして参加するのは差し障りがあるような気がして、今回は保護者として観客席から見守っています。


息子はといえば、人見知りをするからなのか、ただ下手なのか、なかなか普段通りのプレーが出来ずにいるようです。


さて、そんなトレセンの内容ですが、基本的なスキル(ボールコントロール、オフ・ザ・ボールなど)のトレーニングを行っていくもので、例年と大きく変わるものではありません。


つまり、僕が普段からチームで行っているトレーニングとも大きくは変わりません。


そう思うと、ある本の言葉が思い出されました。

『「何を」伝えるかではなく、「どのように」伝えるかが重要なんだ。』


サッカーに限らず、普段の生活にしても指導者や大人たちは様々なことを経験していて、「勉強が必要なこと」や「努力が大切なこと」などを知っています。


でも、そのことを伝えようとした時には僕を含めて、うまく伝えられない人が多い気がします。


方法論はたくさんあるけれど、それだけ伝え方を知らない証拠だと思うし、方法だけ知っても伝えられるわけではありません。


指導者や大人からすると「何故勉強しないんだ?」「何故頑張らないんだ?」となりますが、その必要性が「どのように」伝えられているのでしょうか?


これは僕自身の反省を含めて、「どのように伝えるか」をしっかり考えていきたいと思います。