浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

代表人気

2008年10月09日 | スポーツ

サッカー日本代表の集客力が以前に比べて落ちています。3~4年くらい前なら、どんな相手であっても、どんな日程であってもスタジアムが満員になっていましたが、今はチケットが売れ残ることもあるそうです。

日本サッカー協会は、代表の試合の収益を当てにしていたものだから代表人気を取り戻そうと色んな手で宣伝をしていますが、その効果がどのように現れているのかは分かりません。

さて、翻ってナビスコカップでは決勝のカードが大分トリニータ対清水エスパルスという組み合わせになりました。それぞれに金崎夢生選手(大分)、森島康仁選手(大分)、岡崎慎司選手(清水)など日本代表に選ばれるような選手がいますが、どちらかというと地味なチーム同士の対戦となりました。

それにも関わらず、チケットの売れ行きが好調だそうです。ナビスコカップの決勝は国立陸上競技場で行なわれるので、どちらのホームでも無いのですが、指定席は全席売り切れ、あとは自由席が何枚か残っているだけという状況らしいです。

僕は、これで良いんじゃないかと思うのです。Jリーグがずっと目指してきた地域密着型チームが15年経って形作られてきたんじゃないかと思うのです。まず我が地元チームを応援し、そこから代表チームというものに繋がるんじゃないかと。

今まさにサッカーというスポーツが、野球と同じように日本人の生活の一部として根付こうとしているのだと感じます。